デジカメ3月出荷額6%増、国内向け好調、対中向けプラスに

【銀座新聞ニュース=2026年5月4日】キヤノン、ニコン、ソニー、富士フイルムなど13社で構成されているカメラ映像機器工業会(CIPA=Camera&Imaging Products Association、港区芝浦3-8-10、MA芝浦ビル、03-5276-3800)はこのほど、3月のデジタルカメラ生産出荷実績を発表した。

パナソニックは5月21日に有効約2010万画素の1型イメージセンサーと光学15倍ズームレンズを搭載したポケットサイズのコンパクトデジタルカメラ「LUMIX DC-TX3」(画像)を発売する。高感度な1型裏面照射型(BSI)CMOSイメージセンサーを採用し、2090万画素数(有効約2010万画素)の解像感と、夜景などの低照度環境におけるノイズ抑制の両立を図ったのが特徴。レンズにはライカの品質基準を満たした「LEICA DC VARIO-ELMAR」を搭載し、35mm判換算で広角24mmから望遠360mmまでの焦点距離をカバーする。W端時において被写体に3cmまで接近可能なAFマクロ機能を備えている。背面には3型の液晶モニターを装備し、静電容量方式のタッチパネルによる直感的な操作に対応する。本体サイズは幅111.2mm×高さ66.4mm×奥行45.2mm、重量は約337g(バッテリー、メモリーカード含む)。価格.comによると、価格は12万8700円前後。

それによると、3月のデジタルカメラの生産は台数で前年同月比16.9%増の76万7717台と10カ月続けてプラス、金額で同8.2%増の453億8430万円で9カ月続けてプラスだった。

一方、出荷は台数が同9.4%増の71万4498台で2カ月ぶりのプラス、金額が同6.0%増の605億9804万円と2カ月ぶりのプラスだった。うち、日本国内向けの出荷台数が同16.4%増の9万7379台、金額が同3.6%増の60億2546万円、輸出(日本向け以外の出荷)は台数が同8.4%増の61万7119台、金額が同6.3%増の545億7257万円だった。

デジタルカメラの輸出の地域別では、中国向けが台数で同9.8%減の13万6400台、金額で同12.4%増の158億1595万円とプラスに転じ、日本・中国以外のアジア向けが台数で同16.8%増の9万0916台、金額で同20.6%増の93億8952万円、ヨーロッパ向けが台数で同11.1%増の15万1049台、金額で同15.0%増の124億4548万円、アメリカ(米州)向けが台数で同18.8%増の21万7759台、金額で同9.3%減の148億3102万円、その他地域向けが台数で同1.0%減の2万0995台、金額で同9.2%減の20億9059万円だった。

タイプ別でみると、レンズ一体型は生産が台数で同40.3%増の23万6746台、金額で同8.8増の86億4954万円、出荷が台数で同19.5%増の21万5430台、金額が同1.7%増の116億6777万円だった。うち、日本国内向けの出荷台数が同34.6%増の5万8348台、金額が同4.6%増の22億8705万円、輸出(日本向け以外の出荷)は台数が同14.7%増の15万7082台、金額が同1.0%増の93億8071万円だった。

輸出の地域別ではレンズ一体型は中国向けが台数で同2.7%増の2万4060台、金額で同3.4%減の18億2436万円、日本・中国以外のアジア向けが台数で同23.6%増の2万4792台、金額で同8.4%増の15億7683万円、ヨーロッパ向けが台数で同20.6%増の4万1065台、金額で同18.0%増の24億4338万円、アメリカ(米州)向けが台数で同15.9%増の6万0072台、金額で同8.5%減の31億1530万円、その他地域向けが台数で同5.6%減の7093台、金額で同9.9%減の4億2085万円だった。

SAEDA(東京事務所・中央区日本橋人形町2-24-4、JP-BASE NINGYOCHO、03-6231-0503)は5月7日に自社の「BECKS(ベックスス)」ブランドのカメラシリーズ「B-Quest(クエスト)」より、前後にレンズを備えたコンパクトデジタルカメラ「B-Quest BQ1」(画像)を発売する。1/2.9型800万画素CMOSセンサーを採用し、最大補間解像度7200万画素で記録する。レンズの焦点距離は3.68mm(35mm判換算で約25mm相当)で、最短撮影距離が約20cm。最大10倍のデジタルズームを利用できる。自撮り撮影に対応するため、本体背面に1/3.2型500万画素CMOSセンサー(最大補間解像度7200万画素)のインカメラを搭載している。動画撮影ではMP4記録に対応。本体サイズは幅117mm×高さ69mm×奥行32mmで、重量は約182g(microSDメモリーカード含む)。市場想定価格は1万8800円前後。

一方、レンズ交換式は生産が台数で同8.9%増の53万09710台、金額で同8.1%増の367億3476万円、出荷が台数で同5.5%増の49万9068台、金額で同7.1%増の489億3027万円だった。日本国内向け出荷が台数で同3.2%減の3万9031台、金額で同3.0%増の37億3841万円、輸出(日本向け以外の出荷)が台数で同6.4%増の46万0037台、金額で同7.5%増の451億9186万円だった。

レンズ交換式のうち、一眼レフの生産が台数で同23.9%減の5万2991台、金額で同41.5%減の14億8095万円、出荷の台数が同19.6%減の5万4688台、金額が同37.6%減の20億1135万円だった。日本国内向け出荷が台数で同22.2%減の1180台、金額で同24.1%減の8494万円、輸出(日本向け以外の出荷)が台数で同19.6%減の5万3508台、金額で同38.0%減の19億2641万円だった。

一眼レフの輸出は中国向けが台数で同68.3%減の1705台、金額で同32.5%減の1億9924万円、日本・中国以外のアジア向けが台数で同37.1%減の2341台、金額で同48.5%減の1億2812万円、ヨーロッパ向けが台数で同77.3%減の6160台、金額で同77.5%減の2億5786万円、
アメリカ(米州)向けが台数で同39.3%増の4万2135台、金額で同8.4%減の12億9650万円、その他地域が台数で同6042.1%増の1167台、金額で同1359.5%増の4469万円だった。

レンズ交換式のうち、ミラーレスは生産が台数で同14.3%増の47万7980台、金額が同12.1%増の352億5382万円、出荷の台数が同9.8%増の44万4380台、金額が同10.5%増の469億1892万円だった。日本国内向け出荷が台数で同2.5%減の3万7851台、金額で同3.8%増の36億5347万円、輸出(日本向け以外の出荷)が台数で同11.1%増の40万6529台、金額で同11.1%増の432億6545万円だった。

ミラーレスの輸出は中国向けが台数で同9.6%減の11万0635台、金額が同16.0%増の137億9236万円、日本・中国以外のアジア向けが台数で同18.0%増の6万3783台、金額で同26.3%増の76億8457万円、ヨーロッパ向けが台数で同39.0%増の10万3824台、金額で同28.2%増の97億4424万円、アメリカ(米州)向けが台数で同14.2%増の11万5552台、金額で同9.6%減の104億1923万円、その他地域が台数で同6.8%減の1万2735台、金額で同11.3%減の16億2506万円だった。

センサーサイズでは、レンズ交換式のうち35ミリ以上の生産が同4.8%減の16万5103台、金額が同0.8%増の191億8541万円、出荷が台数が同12.9%減の14万4704台、金額が同4.1%減の257億2636万円だった。日本国内向け出荷が台数で同18.6%増の1万3719台、金額で同20.6%増の20億9591万円、輸出(日本向け以外の出荷)が台数で同15.3%減の13万0985台、金額で同5.8%減の236億2045万円だった。

35ミリ未満の生産が台数で同16.4%増の36万5868台、金額で同17.3%増の175億4936万円、出荷が台数で同15.5%増の35万4364台、金額で同23.2%増の232億0391万円だった。日本国内向け出荷が台数で同12.0%減の2万5312台、金額で同13.2%減の16億4250万円、輸出(日本向け以外の出荷)が台数で同18.4%増の32万9052台、金額で同27.2%増の215億6141万円だった。