【銀座新聞ニュース=2026年6月10日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・日本橋店(中央区日本橋2-3-10、03-6214-2001)は6月10日から16日まで3階ギャラリースパインスペースで日本ガラス工芸協会会員による「初夏のガラス展」を開く。
1972年に設立された「日本ガラス工芸協会(JGAA)」(練馬区中村北4-14-4、03-3577-0908)の会員7人による「初夏のガラス展」を開く。
今回、出品するのは大浦容紫子(よしこ)さん、理事の小西晃さん、ソウザ・ムリロ(Murilo Souza)さん、副理事長の田邉玲子さん、長谷川秀樹さん、監事の吉井こころさん、理事の力石直子さんの7人。
日本ガラス工芸協会は1972年にガラスを共通の素材として創作活動をしている作家、クラフトマン、デザイナーたちが呼びかけ、正会員56人で設立され、岩田久利(1925-1994)が初代理事長に就任し、1974年に最初の「日本のガラス展」を開き、1978年に2回目を開き、以降、3年ごとに協会展、毎年として企画展を開いており、現在の会員数は約100人。理事長は神田正之さん。
大浦容紫子さんは1968年生まれ、1992年にイタリアのイタリア国立美術学校ガラス科にてマエストロのToso Martino(トーソー・マルティノ)さんに吹きガラスを師事、Manetti Renzo(マネッティ・レンゾー)さんにステンドグラス・絵付けを師事、Barontini Marcello(バロティーニー・マルチェロ)さんにサンドブラスト鏡装飾を師事し、1994年にガラス工房「Girasole(ジラソール)」を設立、2015年に一般社団法人「CSGA」を設立した。
2013年に「第39回i.m.a.展」で東京都知事賞(2003年から2023年まで毎年出品し、努力賞1回、奨励賞5回 、優秀賞2回、2018年に松田記念賞)などを受賞している。日本ガラス工芸学会会員、JLCA認定ライティングコーディネーター。
小西晃さんは1955年福岡県生まれ、1979年にガラス工芸家の舩木倭帆(ふなき・しずほ、1936-2013)の吹きガラスアシスタントを務め、1981年に「グラスランナースタジオ」を設立し、1987年から「日本のガラス展」に出展し(以降、毎回)、1988年に西部伝統工芸展に出展(1998年、1999年、2001年、2016年、2017年、2022年にも出展、朝日新聞社賞3回、朝日新聞厚生文化事業団賞、ガラスアート展奨励賞)、1991年に第1回ガラスアート展に出品し、1993年に金沢工芸大賞(1999年にも金沢工芸大賞)、1998年にガラス溶解炉を移築し、2001年にガラスアート2001(銀座和光)に出品している。
ソウザ・ムリロさんは1981年千葉県生まれ、1998年にブラジルなどで塑像、立体造形の仕事を始め、2001年にブラジルなどで美術の教育に携わり、2017年に千葉県鴨川市にて「ガラス工房アルコス」を開設、ガラス作品の製作、販売、ガラス工芸体験の提供、教室を始め、2018年に「2018 日本のガラス展」で入選、2020年に大本山小湊誕生寺にて行事に用いられる耐熱ガラス製の青い蓮と鯛を奉納している。
田邉玲子さんは1952年東京都生まれ、1972年に女子美術大学造形科グラフィックデザインを卒業、同年に三越に入社、グラフィックデザイナーとして勤務し、1977年に三越を退社、2000年に東京商工会議所よりカラーコーディネイター1級を取得、2004年にJABA日本ブラストアート協会展で入賞(2006年まで3年連続で入賞)、2005年に個展、2006年に手工芸展で入選、「第61回新匠工芸会東京展」で新人賞、日本手工芸美術展で入選(2007年に新人金賞、2009年に金賞)している。
2007年に伝統工芸諸工芸部会展で入選、新匠工芸会で入選(2009年に努力賞)、2008年に日本ガラス工芸協会に入会、2009年に「第5回雪のデザイン賞」で奨励賞などを受賞、2018年に台湾にて展示会を開いている。
長谷川秀樹さんは1962年神奈川県生まれ、1999年に「クラフト全国公募’99」でグランプリ、2001年に「第3回現代ガラスの美In薩摩」で鹿児島県知事賞、「第1回現代ガラス展Inおのだ」で審査委員賞、2003年に平山郁夫(1930-2009)原画によるクリスタル・グラヴィール紋花器「オリエントの曙」を制作(東京藝術大学美術館蔵)、2012年から2017年まで資生堂の現代詩花椿賞のトロフィー(香水ボトル)を制作している。
吉井こころさんは1973年東京都生まれ、1998年に多摩美術大学大学院ガラスコース修士課程を修了、2018年に東京藝術大学大学院美術研究科工芸専攻ガラス造形を修了した。2008年に第44回神奈川県美術展で大賞、第1回大一美術館現代ガラス大賞展で入選、第4回黄金崎クリスタルパークの「器のかたち・現代ガラス展」で入選、2009年に山陽小野田の現代ガラス展で入選、2012年に「第5回現代ガラス展in山陽小野田」で隈審査員賞を受賞している。
力石直子さんは1976年生まれ、1999年に女子美術大学芸術学部工芸科ガラスコースを卒業、同年に「’99日本のガラス展」公募部門で入選(以降毎回出品)、2001年に同大学大学院(領域・陶造形)を修了した。
開場時間は9時30分から20時30分(最終日は15時)まで。
