【銀座新聞ニュース=2026年6月4日】国内百貨店業界2位の流通グループ、J.フロントリテイリング(中央区八重洲2-1-1)傘下の大丸松坂屋百貨店(江東区木場2-18-11)が運営するアートギャラリー「Artglorieux GALLERY OF TOKYO」(中央区銀座6-10-1、GINZA SIX、03-3572-8886)は6月4日から10日まで蟹江杏さんによる新作展「ANZ KANIE New Works EXHIBITION 2026」を開く。

大丸松坂屋百貨店の「Artglorieux GALLERY OF TOKYO(アールグロリュー ギャラリーオブトーキョー)」で6月4日から10日まで開かれる蟹江杏さんの新作展「ANZ KANIE New Works EXHIBITION 2026」のフライヤー。
NPO法人「3.11こども文庫」理事長で、版画家の蟹江杏(かにえ・あんず)さんが新作を中心に約60点を展示販売する。蟹江杏さんが「Artglorieux GALLERY OF TOKYO(アールグロリュー ギャラリー オブ トーキョー)」で個展を開くのは2018年から9年連続となる。
蟹江杏さんは「昼と夜、光と影、現実と夢」など「相反するものを抱えながら、そのあわいに生まれる感情や景色を、絵と言葉によって描いて」きた。今回は「日々の揺らぎのなかにある気配を見つめ、探究を重ねるなかで生まれた最新の絵画作品」を発表する。
蟹江杏さんは1978年東京都生まれ、1997年に埼玉県飯能市の「自由の森学園」を卒業、2001年に英国ロンドンのモーレッジカレッジで銅版画を学び、2002年に東京版画研究所で学び、2001年から個展を開き、2008年には小説「夜ごと消えるお姫さま」を刊行、2017年に「あんずとないしょ話」、2019年に「あんずのあいうえお」などを刊行している。
また、舞台美術、衣装デザイン、雑誌の表紙、ポスター広告なども手掛けている。2021年に雑誌「pen(ペン)」のクリエーターアワード2021「日本と世界を変えていく、2021年最も輝いた7組」として審査員特別賞を受賞、2022年にトヨタの「MIRAI」(長野トヨタ)のラッピングカーのために作品を提供、BMWジャパンのエコカー「i3」のラッピングや、JTA(日本トランスオーシャン航空)のイリオモテヤマネコ・デカール機、洋菓子舖ウエストなど企業とのコラボも手がけている。
2011年の東日本大震災以降は、被災地の子どもたちに絵本・画材を届ける活動や、福島県相馬市に絵本専門の文庫「にじ文庫」を設立している。2023年に絵本「ハナはへびがすき」(福音館書店)で「第14回ようちえん絵本大賞」、2025年に「あの空の色がほしい」(2024年、河出書房新社)で第74回小学館児童出版文化賞を受賞している。現在、日本ペンクラブ会員。
開場時間は10時30分から20時30分(最終日は18時)まで。
