【銀座新聞ニュース=2026年6月11日】国内百貨店業界2位の流通グループ、J.フロントリテイリング(中央区八重洲2-1-1)傘下の大丸松坂屋百貨店(江東区木場2-18-11)が運営するアートギャラリー「Artglorieux GALLERY OF TOKYO」(中央区銀座6-10-1、GINZA SIX、03-3572-8886)は6月11日から17日まで「eyes」展を開く。

大丸松坂屋百貨店の「Artglorieux GALLERY OF TOKYO(アールグロリュー ギャラリーオブトーキョー)」で6月11日から17日まで開かれる「eyes」展のフライヤー。左上は、100年さんの「未開封」(キャンバスに油彩)、左下は下村悠天さんの「##43」(パネルに綿布、アクリル)、右上はげこるさんの作品、右下はさめほしさんの「いますぐうまれかわるから」(キャンバスにアクリル)。
今回は、アーティストのげこるさん、さめほしさん、下村悠天(しもむら・ゆたか)さん、100年さんという4人が「描く」という行為を通じて見出した「視線の在り処」を問う試みとしている。
画廊によると、4人のアーティストが「世界をどう凝視し、その眼差しをいかにして筆致へと変換したかという、切実な認識の集積」であり、アーティストが「画面に穿(うが)った瞳は、画家の視点を代弁し、静かに、しかし強く、鑑賞者の存在を射抜く」としている。
また、画廊では「アーティストの『眼』が定着した絵画と、私たちの『眼』が交差する瞬間、平面であったはずの画面は奥行きを持ち、予期せぬ感情や記憶を揺さぶり始めます。この視線の交錯こそが、本展の主題であり、そこには言葉を介さない純粋な交流の場が立ち上がります。四者四様の『eyes』が交わるこの空間で、視ること、そして視られることの快楽と違和のあわいに、何が浮かび上がるのか」、その手触りをぜひ会場で確かめてほしいとしている。
げこるさんは2020年から制作をはじめ、2021年から個展を開いている。画廊によると、油絵具や漆喰、デジタルプリントなどにより曖昧さと境界をテーマに作品を制作している。油彩では厚塗りのテクスチャーで境界が不明瞭で曖昧な対象を描く。絵の具を塗り重ねながら探す過程が、厚塗りのテクスチャとして表面に現れている。筆跡や色彩を目で追いながら認識される対象は、その時、その人によりずれが生じ、ゆらいでいる。
さめほしさんは1997年京都府生まれ、2020年に武蔵野美術大学油絵科油絵専攻を卒業、2018年から個展を開いており、2023年には台湾で個展を開催、2024年には銀座の蔦屋書店で個展を開いている。
下村悠天さんは1999年滋賀県生まれ、2022年に京都市立芸術大学美術学部美術科油画専攻を卒業、2024年に同大学大学院美術研究科絵画専攻を修了、同年に京都市立芸術大学作品展で奨励賞を受賞している。2023年から個展を開いている。
100年さんはデジタルイラストで小説装画、ゲームキャラクターデザインなどを手掛け、油彩画で制作している。2024年に台湾で個展を開いている。
開場時間は10時30分から20時30分(最終日は18時)まで。