ヴァニラで阿賀直己、お吉川京子「鬼と天国」展、複製原画も

【銀座新聞ニュース=2026年6月19日】ヴァニラ画廊(中央区銀座8-10-7、東成ビル、03-5568-1233)は6月20日から7月12日まで阿賀直己さんとお吉川京子さんによる「鬼と天国展」を開く。

ヴァニラ画廊で6月20日から7月12日まで開かれる阿賀直己さんとお吉川京子さんによる「鬼と天国展」のフライヤー((C)お吉川京子・阿賀直己/竹書房)。

「鬼と天国」は阿賀直己(あが・なおみ)さんが原作、お吉川京子(およしかわ・きょうこ)さんが作画を担当し、2018年から不定期に「QPA」(竹書房)で連載がはじまり、2018年11月に「鬼と天国 上」と「鬼と天国 下」が同時に「バンブーコミックス Qpaコレクション」から刊行された。その後、2021年11月に「鬼と天国 再」が、2026年5月に「鬼と天国 及(およぶ)」が刊行され、完結を迎えた。

画廊では「長い時間をかけて紡がれてきたこの物語は、一見すると対照的に見える青鬼(高校教師)と天獄(保健医)の二人の関係性の変化を軸に、人と人とが向き合い、愛し、理解し、寄り添いながら生きることの喜びと痛みを描いた作品です。視線や沈黙といった独自の“間”の表現を通じて、大人のエロティシズムを内包し、また二人を取り巻く登場人物それぞれの生き方にも光を当て、骨太な作画、緻密な心理描写によってリアリティを持って描き出し、多くの読者の心を捉えてきました」としている。

今回は、竹書房Qpa編集部の協力を得て、作品内で印象的な場面を精選し、展示する。心の機微を映し出す画面構成を通して、「鬼と天国」の物語を再考するとともに、作品世界のインスタレーションやフォトスポットを展示する。また、展覧会オリジナルグッズや複製原画も販売する。

阿賀直己さんは1987年兵庫県生まれ。2011年よりweb小説の形態で執筆を開始し、2013年に「神さまはこの恋をわらう」でデビューした。

お吉川京子さんは2018年に保健医×教師の恋愛模様を描く「鬼と天国」でデビューし、人物の心情や絶妙な空気感の描写が巧みで、「一筋縄ではいかない不器用な大人ならではの恋をより繊細で心に刺さる物語に仕上げている」という。

開場時間は12時から19時(土・日曜日、祝日、最終日17時)。入場料は1000円。