【銀座新聞ニュース=2026年7月9日】国内百貨店業界2位の流通グループ、J.フロントリテイリング(中央区八重洲2-1-1)傘下の大丸松坂屋百貨店(江東区木場2-18-11)が運営するアートギャラリー「Artglorieux GALLERY OF TOKYO」(中央区銀座6-10-1、GINZA SIX、03-3572-8886)は7月9日から15日まで小原晩さんのキュレーションによる「言葉のみつからない午後も」を開く。

大丸松坂屋百貨店の「Artglorieux GALLERY OF TOKYO(アールグロリュー ギャラリーオブトーキョー)」で7月9日から15日まで開かれる小原晩さんのキュレーションによる「言葉のみつからない午後も」に出品されるオカヤマナナミさんの「object(オブジェクト)」(Mixed-media、2026年)。
エッセイスト、作家、俳人の小原晩(おはら・ばん)さんのキュレーション(企画)で、アーティストのオカヤマナナミさん、写真家の服部恭平さん、アーティストの古川諒子さん、画家のbegas(ベガス)さんの4人が作品を展示する。
小原晩さんは「私はどうしてエッセイや詩や小説を書くのだろう、と考えてみると、言葉が見つからないからかもしれない。うれしいとか、ほんとうとか、すきとか、たいせつとか、ありがとうとか、許せないとか。そういう言葉に近そうで遠そうでまるで違うような気持ちのとき、私たちはぼんやりするほかないのだろうか。いいえ。方法はひとの数ほどあるらしい。」としている。
キュレーターの小原晩さんは1996年東京都八王子市生まれ、高校卒業後に美容師として働き、2022年に自費出版したエッセイ集「ここで唐揚げ弁当を食べないでください」が話題となり、異例の1万部を突破し、2024年11月に実業之日本社から出版化される。
2023年9月に「これが生活なのかしらん」(大和書房)で作家としてデビューし、2026年3月に小説集「風を飼う方法」(河出書房新社)を刊行している。2026年に雑誌「スピン/spin」(河出書房新社)の第16号(2026年6月29日発行)に小説「看板」が掲載されている。
オカヤマナナミさんは1999年東京都生まれ、2022年に武蔵野美術大学造形学部空間演出デザイン学科を卒業、日々の生活のなかで不要になった日用品の断片や、訪れた場所で拾ったものや購入したもの、人から譲り受けたものを材料に、写真作品やオブジェ作品を発表している。
服部恭平さんは1991年大阪府茨木市生まれ、2018年にファッションモデルとして活動する傍ら写真を始め、2025年に「服部恭平写真事務所」を設立している。 2020年から個展に開いている。
古川諒子さんは1994年兵庫県生まれ、2020年に広島市立大学芸術学部油絵専攻を卒業、2022年に同大学大学院芸術学研究科博士前期課程油絵研究を修了、第25回広島市立大学卒業・修了作品展で油絵専攻賞を受賞している。2020年に公益財団法人「佐藤国際文化育英財団」の第30回奨学生に選ばれ、2026年に「Tokyo Artist Accelerator Program (TAAP、トウキョウ・アーティスト・アクセラレーター・プログラム) 支援アーティストに選ばれている。2019年から個展を開いている。イメージと言葉、絵画とタイトルの関係、名前や語順といった言語の構造を主題とする。近年ではインスタレーション、パッチワークキルト、映像、アートブックなどに取り組んでいる。
begasさんは1982年沖縄県生まれ、平日は建設関連会社の会社員として見積作成などの仕事をし、週末の早朝に家族が寝ている時間に制作している。コロナ禍の中、SNSで偶然見つけ参加した、坂口恭平さんのワークショップをきっかけに絵を描き始め、2021年から2023年にかけて水野健一郎さんの「マイファイ絵画実験室」に参加して、作品を制作している。2025年から個展を開いている。。
開場時間は10時30分から20時30分(最終日は18時)まで。
