フード協、外食6月3%増、FFが堅調、FR横ばい、居酒屋微減

(店舗数の前年同月比は過去の数値と整合性がとれないため、カッコ内に修正した「実質前年比」を記載しています。ただし、協会側は「ファーストフード、ファミリーレストラン、パブ/居酒屋の内訳に関しては、重複する事業社があるため合計の数値は必ずしも内訳の累積に一致しない」としています)
【銀座新聞ニュース=2026年7月29日】一般社団法人日本フードサービス協会(港区浜松町1-29-6、浜松町セントラルビル、03-5403-1060)はこのほど、6月の「外食産業市場動向調査」(全店ベース)を発表した。

コロワイドグループのカッパ・クリエイトが運営する回転寿司チェーンのかっぱ寿司は8月の創業月を記念して、7月30日から8月19日まで「かっぱの本鮪中とろ祭り」を全店で開く。にぎりの「本鮪中とろ」(1貫税込140円)、ぶつ切りの中とろをたくあんとともに海苔で包んだ「本鮪とろたく包み」(1貫190円)、本鮪中とろ、大切りまぐろ、ねぎとろ包みのいくらのせの「3種のまぐろ食べ比べ」(3貫450円から)、本鮪とみなみ鮪の2種の中とろを塩炙りにし、オニオンスライスと香味ねぎをトッピングした「本鮪&みなみ鮪 中とろ炙り食べ比べーやみつき香味ねぎオニオン」(2貫450円から)、「旬(とき)さばしめ」(1貫110円)などを提供する。

それによると、6月はたび重なる台風の接近と土・日曜日が少ない曜日回りもあり、客数は前年同月比0.8%増と失速に近く、客単価が同2.4%と上昇し、店舗数も同1.5%増となり、外食全体の売上高は同3.3%増、2021年12月から55カ月続けてプラスとなった。

空梅雨傾向だった2025年6月と比較して、天候に恵まれず、気温も上昇しなかったこともあり、台風以外の日も雨天日を中心にファミリーレストラン業態(FR)や飲酒業態で客足は伸び悩んだ。他方、ファーストフード業態(FF)などの普段使いの店は、比較的堅調に推移した。

ファーストフード(FF)業態の全体売上高は同5.1%増、2021年3月から64カ月続けてプラスとなった。

「洋風」は引き続き期間限定やお得なキャンペーン商品の好評に加え、一部でサッカーワールドカップがデリバリー需要につながったところもあり、売上高は同5.7%増となった。「和風」は夏の定番メニューや新メニューの好調に加え、昨年からの異物混入の影響も薄れ、売上高は同8.1%増となった。

「麺類」は、全体では天候要因などで客数が落ち込んだが、低価格業態の堅調や客単価の上昇により、売上高は同4.3%増。「持ち帰り米飯/回転寿司」は、「回転寿司」の一部でお得な商品の拡充が好評で、普段使いの「弁当業態」の一部でも台風の影響が限定的なところがあったが、全体では客数減少が大きく、売上高は同1.1%減となった。

ファミリーレストラン(FR)業態は売上高が同0.5%増、2022年3月から52カ月連続でプラスとなった。

「洋風」は低価格業態が引き続き堅調も、多くは天候要因と曜日回りで客数が同1.8%減と失速し、単価が同3.3%増と上昇に支えられて売上高は同1.9%増。「和風」は、天候要因がシニア層の客足に響いたか、客数が同5.3%減と大幅に減少し、売上高が同1.4%減。「中華」は、引き続きボリューム感を強調した麺類メニューの好評と店舗数の増加により、売上高は同0.1%増。「焼き肉」は、各社まちまちであったが、台風や土日数の少ない曜日回りが影響し、売上高は同0.5%減となった。

パブ・居酒屋業態(飲酒業態)は一部のスポーツ観戦ができるパブレストランがサッカーワールドカップの試合時間に合わせて営業し、売上高を伸ばしたが、全体では台風などの天候要因で客数の同0.1%減が大きく、加えてオフシーズンで元々少ない宴会予約がさらに減少し、ビヤガーデンなど雨天の営業縮小もあり、「パブ・居酒屋」の売上高は同0.1%減、2021年11月から56カ月ぶりにマイナスとなった。 、

ディナーレストラン(DR)業態は台風で団体客のキャンセルなどもあったが、週末の集客は比較的順調で、高単価業態や和食の食べ放題業態などの堅調もあり、月全体の売上高は同0.9%増、2021年11月から56カ月連続でプラスとなった。

喫茶業態は台風以外でも雨天日の多い天候が客足に影響し、同2.3%減だったが、夏の期間限定メニューなどによる客単価上昇で、売上高は同0.6%増、2021年11月から56カ月連続でプラスとなった。

日本フードサービス協会の統計は6月の会員(事業社数)が230社(2026年5月229社、4月219社、3月219社、2月227社、1月231社、2025年12月217社、11月221社、10月218社、9月226社、8月226社、7月234社、6月226社、5月220社、4月222社、3月222社、2月221社、1月221社、2024年12月226社、11月223社、10月226社、9月215社、8月225社、7月228社、6月228社、5月229社、4月233社、3月232社、2月225社、1月229社)。

店舗数が前年同月比1.5%増(実質2.3%増)の3万7231店(2026年5月3万7357店、4月3万7288店、3月3万7076店、2月3万7075店、1月3万7137店、2025年12月3万6637店、11月3万6721店、10月3万6647店、9月3万6834店、8月3万6535店、7月3万6700店、●6月3万6386店、5月3万6213店、4月3万6188店、3月3万6405店、2月3万6095店、1月3万6172店、2024年12月3万6645店、11月3万6565店、10月3万6401店、9月3万5717店、8月3万6164店、7月3万6613店、6月3万6266店、5月3万7136店、4月3万7030店、3月3万6261店、2月3万6310店、1月3万6500店)が対象。

内訳はファーストフードの事業社数が52社(2026年5月52社、4月55社、3月52社、2月54社、1月54社、2025年12月53社、11月51社、10月52社、9月53社、8月51社、7月54社、6月51社、5月51社、4月52社、3月52社、2月51社、1月51社、2024年12月53社、11月52社、10月51社、9月51社、8月51社、7月54社、6月54社、5月54社、4月54社、3月56社、2月54社、1月56社)。

店舗数が同2.5%増(実質3.5%増)の2万1788店(2026年5月2万1845店、4月2万1785店、3月2万1834店、2月2万1661店、1月2万1660店、2025年12月2万1395店、11月2万1356店、10月2万1491店、9月2万1537店、8月2万1194店、7月2万1213店、●6月2万1053店、5月2万1074店、4月2万1049店、3月2万1113店、2月2万0955店、1月2万0947店、2024年12月2万1045店、11月2万0907店、10月2万0790店、9月2万0728店、8月2万0615店、7月2万0996店、6月2万1070店、5月2万1247店、4月2万1228店、3月2万1156店、2月2万1233店、1月2万1344店)。

ファミリーレストランの事業社数が67社(2026年5月64社、4月63社、3月66社、2月65社、1月65社、2025年12月65社、11月63社、10月62社、9月63社、8月64社、7月67社、6月65社、5月64社、4月65社、3月66社、2月66社、1月64社、2024年12月67社、11月67社、10月67社、9月62社、8月66社、7月69社、6月67社、5月68社、4月68社、3月68社、2月67社、1月66社)。

店舗数が同0.3%減(実質2.8%減)の9534店(2026年5月9574店、4月9460店、3月9525店、2月9619店、1月9561店、2025年12月9518店、11月9536店、10月9252店、9月9287店、8月9300店、7月9505店、●6月9813店、5月9756店、4月9750店、3月9928店、2月1万0025店、1月9763店、2024年12月1万0124店、11月1万0179店、10月1万0123店、9月9563店、8月1万0054店、7月1万0149店、6月9730店、5月1万0398店、4月1万0252店、3月1万0191店、2月1万0134店、1月1万0148店)。

パブ・居酒屋の事業社数が38社(2026年5月40社、4月37社、3月34社、2月37社、1月39社、2025年36社、11月35社、10月40社、9月38社、8月39社、7月40社、6月38社、5月37社、4月37社、3月35社、2月34社、1月35社、2024年12月35社、11月35社、10月36社、9月34社、8月36社、7月36社、6月36社、5月36社、4月37社、3月36社、2月36社、1月37社、2023年12月33社、11月34社、10月35社、9月34社、8月34社、7月33社、6月35社、5月36社、4月33社、3月34社、2月33社、1月34社)。

店舗数が同0.1%増(実質19.5%増)の2253店(2026年5月2143店、4月2257店、3月2079店、2月2102店、1月2125店、2025年12月2107店、11月2083店、10月2300店、9月2233店、8月2273店、7月2251店、●6月1810店、5月1794店、4月1797店、3月1777店、2月1535店、1月1831店、2024年12月1854店、11月1850店、10月1839店、9月1834店、8月1822店、7月1797店、6月1827店、5月1820店、4月1855店、3月1830店、2月1823店、1月1859店、2023年12月1824店、11月1736店、10月1819店、9月1820店、8月1829店、7月1816店、6月1855店、5月1866店、4月1852店、3月1854店、2月1897店、1月1892店)。

ディナーレストランの事業社数が24社(2026年5月24社、4月23社、3月22社、2月24社、1月26社、2025年12月22社、11月26社、10月23社、9月29社、8月26社、7月27社、6月28社、5月24社、4月23社、3月23社、2月24社、1月26社、2024年12月26社、11月25社、10月25社、9月25社、8月25社、7月24社、6月25社、5月26社、4月26社、3月26社、2月25社、1月25社、2023年12月26社、11月27社、10月26社、9月26社、8月25社、7月33社、6月27社、5月27社、4月28社、3月26社、2月30社、1月31社)。

店舗数が同1.5%増(実質3.1%増)の920店(2026年5月940店、4月1042店、3月945店、2月936店、1月1059店、2025年12月972店、11月1018店、10月943店、9月1067店、8月987店、7月973店、●6月892店、5月892店、4月893店、3月889店、2月856店、1月916店、2024年12月903店、11月900店、10月925店、9月898店、8月926店、7月922店、6月899店、5月933店、4月936店、3月895店、2月956店、1月960店、2023年12月963店、11月967店、10月939店、9月934店、8月911店、7月952店、6月950店、5月981店、4月975店、3月964店、2月1017店、1月1065店)。

喫茶の事業社数が27社(2026年5月26社、4月23社、3月25社、2月25社、1月25社、2025年12月25社、11月24社、10月24社、9月24社、8月24社、7月24社、6月25社、5月24社、4月25社、3月25社、2月24社、1月25社、2024年12月25社、11月24社、10月25社、9月24社、8月26社、7月25社、6月26社、5月26社、4月26社、3月25社、2月24社、1月23社、2023年12月25社、11月25社、10月26社、9月24社、8月24社、7月25社、6月24社、5月24社、4月23社、3月24社、2月24社、1月23社)。

店舗数が同1.1%増(実質1.2%増)の2511店(2026年5月2580店、4月2487店、3月2485店、2月2484店、1月2484店、2025年12月2494店、11月2489店、10月2485店、9月2486店、8月2491社、7月2486店、●6月2481店、5月2477店、4月2478店、3月2469店、2月2472店、1月2471店、2024年12月2472店、11月2479店、10月2472店、9月2466店、8月2468店、7月2460店、6月2460店、5月2467店、4月2469店、3月1902店、2月1908店、1月1899店、2023年12月1908店、11月1902店、10月1897店、9月1901店、8月1903店、7月1914店、6月1903店、5月1870店、4月1897店、3月1888店、2月1899店、1月1898店)。

外食産業(上場企業)の売上高上位4社の6月の売上高(既存店ベース)は1位のゼンショーホールディングス(すき家、国内店舗数2010店)が前年同月比12.5%増と、2021年3月から2025年3月まで49カ月続けてプラスだったが、4月に50カ月ぶりにマイナス、5月は2カ月ぶりにプラス、6月は横ばい、以降2026年6月で12カ月続けてプラスだった。2位の日本マクドナルド(国内直営店とフランチャイズ店の店舗数3038店)が同2.7%増と2024年12月に前年割れした後、2025年1月から18カ月続けてプラス、3位のすかいらーく(全グループ、国内外店舗数3203店)は同1.9%増と2022年3月に前年割れした後、同年4月から51カ月続けてプラス、4位のFOOD&LIFE COMPANIES(スシロー国内店舗数=テイクアウト専門店は除く=667店)が同0.4%増と2023年6月に前年割れした後、同年7月から36カ月続けてプラスとなった。