【銀座新聞ニュース=2026年7月31日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ、03-5288-8881)は8月20日まで3階児童書売場壁面ギャラリーで森洋子さんによる「ある星の汽車」の原画展を開いている。
鉛筆画家で絵本作家の森洋子さんが2025年10月に刊行した「ある星の汽車」(福音館書店、税込1980円)が2026年4月に第57回講談社絵本賞を受賞したのを記念して原画展を開いている。
出版社によると、「ある星の汽車」は「絶滅してしまった動物たちを描いた創作絵本」で、広い大地を走る汽車、汽車には、ドードーの紳士、卵を大事に抱えたオオウミガラスの夫婦、リョコウバトの団体客など、たくさんの乗客が乗っている。
その中に、お父さんと旅をする男の子がひとり。男の子は車内をまわって、動物たちと会話をしたり、つぶやきを聞いたりする。しばらくすると、汽車が駅に止まり、ドードーの紳士が下車する。その後も駅に着くたびに、乗客がひとりずつ降りていき、徐々に車内は寂しくなっていく。
森洋子さんは1959年東京都世田谷区生まれ、1982年に東京藝術大学美術学部絵画科を卒業、1984年に同大学大学院を修了、2000年に「たけしの誰でもピカソ」で第2回映像アーティストピカソ大賞を受賞、2001年には東急世田谷線で、森洋子さんの「絵写真展示電車」が運行された。2005年に文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品「路地裏の鬼」がある。
絵本などに2008年に「かえりみち」(トランスビュー)、2009年に「まよなかの ゆきだるま」(福音館書店)、2013年に「ぼくらのひみつけんきゅうじょ」(PHP研究所)、2014年に「まよなかの ゆきだるま」(福音館書店)、2015年に「さがしもの」(福音館書店)、同年に「図説 ベルギー 美術と歴史の旅」(河出書房新社)、2017年に「ブリューゲルの世界 (とんぼの本)」(新潮社)、2018年に「空想化石はくぶつかん」(城西大学出版会)、2021年に「空き家」(文は有田奈央さん、新日本出版社)、2022年に「ブリューゲルと季節画の世界」(岩波書店)、2024年に「おるすばん」(福音館書店)などを刊行している。2007年から2012年まで城西国際大学福祉総合学部助教、准教授を務めた。
開場時間は9時から21時(最終日は19時)まで。
