【銀座新聞ニュース=2026年8月3日】大手情報会社のリクルートホールディングス(千代田区丸の内1-9-2、グラントウキョウサウスタワー、03-6835-1111)傘下のリクルート(千代田区丸の内1-9-2、03-6835-3000)の「食」に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」はこのほど、6月の「外食市場調査」を発表した。

コロワイド傘下の大戸屋ホールディングスグループの大戸屋は9月16日まで夏季限定フェア「スパイス香る辛旨ごはん」2種類を数量限定で販売中。「麻辣だれのスパイス唐揚げ」(画像左、いずれも税込で定食1380円、単品1290円)は甘辛い麻辣だれを絡めた唐揚げに、特製チリスパイスをまぶしたフライドオニオンを合わせている。「七椒香る豚と茄子の回鍋肉」(画像右)は豚バラの旨みと甘辛味噌のコクが絡み合い、旨みを含んだ茄子が味わいを引き立てる一品。
それによると、6月の首都圏・関西圏・東海圏(東名阪)の3圏域の外食市場規模は前年同月比0.2%減の2869億円と2カ月ぶりにマイナスとなった。外食総研では「前年比でカレンダーの日曜日が1日少なく、天候面でも各圏域で前年より雨の日が多かったことが影響した可能性がある」としている。また、2019年6月比(コロナ禍前比)は14.1%減と2カ月ぶりにマイナスとなった。
また、延べ外食回数は前年同月比4.8%減の9625回、2019年6月比で26.0%減、単価が前年同月比4.8%増の2981円で、2019年6月比でも16.1%増だったが、延べ外食回数のマイナスを、単価上昇で補いきれなかった。
外食実施率は67.4%(前年同月比1.7ポイント減)で5月に70%を超えたが、再び2カぶりに60%台に戻った。(2025年3月70.2%、4月68.3%、5月69.2%、6月67.5%、7月67.6%、8月69.5%、9月69.4%、10月68.9%、11月68.2%、12月70.8%、2026年1月68.1%、2月67.2%、3月69.6%、4月68.2%、5月70.1%と、2025年4月から8カ月続けて60%台にとどまり、12月に70%を超えたが、2026年1月以降、4月まで4カ月続けて60%台が続き、5月に5カ月ぶりに70%を回復していた。
外食頻度は月3.62回(前年同月比0.09回減)とマイナスだったが、外食単価が同136円増と4カ月続けてプラスだった。
外食市場規模の食事主体業態・計は前年6月比1.2%増、2019年6月比6.5%減、飲酒主体業態・計は同6月比1.8%減、2019年6月比28.5%減、軽食主体業態・計は同6月比9.6%減、2019年6月比1.4%減で、6月は総じて低調だったとしている。
外食市場規模は圏域別では首都圏が1839億円(同0.7%減、2カ月ぶりにマイナス)、関西圏が718億円(同0.4%増、3カ月続けてプラス)、東海圏が312億円(同10.6%増、2カ月続けてプラス)と首都圏域のみが前年を下回った。
主要16業種(調査は26分類)を対象とした3圏域の外食市場規模は、食事主体の「レストラン、食堂、ダイニング、洋食店」が同11億円増の175億円、食事主体の「ファミリーレストラン、回転すし等」が同9億円増の253億円、食事主体の「ラーメン、そば、うどん、パスタ、ピザ、等の専業店」が同9億円増の166億円など、6業種が前年同月を上回った。
これに対して、食事主体の「焼肉、ステーキ、ハンバーグ等の専業店」が同13億円減の316億円、食事主体の「フレンチ・イタリアン料理店(ファミリーレストラン以外)」が同12億円減の208億円、飲酒主体の「バー、バル、ワインバー、ビアホール、パブ」が同12億円減の64億円など、9業種が前年同月を下回った。
軽食主体のファストフード(ハンバーガー、サンドイッチ等)」のみが前年同月と変わらず31億円だった。
外食単価は、食事主体の「中華料理店(ラーメン専業店は除く)」が同329円高の3008円、食事主体の「レストラン、食堂、ダイニング、洋食店」が同311円高の2784円、食事主体の「すき焼き、しゃぶしゃぶ、鍋、おでん等の専業店」が同290円高の4259円など、11業種が前年同月を上回った。
これに対して、飲酒主体の「バー、バル、ワインバー、ビアホール、パブ」が同262円安の4364円、食事主体の「お好み焼き、鉄板焼き等の専業店」が同188円安の3096円、食事主体の「フレンチ・イタリアン料理店(ファミリーレストラン以外)」が同154円安の4842円など、5業種が前年同月を下回った。
調査は首都圏、関西圏、東海圏の各圏域中心部からの鉄道距離が、おおむね首都圏90分圏、関西圏80分圏、東海圏60分圏の市区町村に住む20歳から69歳までの男女を対象にインターネットによって実施した。
実施時期は事前調査を2026年5月19日から6月10日まで56万2288件を対象に行い、回収数が3万1559件(回収率は5.6%)。本調査は7月1日から10日まで1万0863件を対象に実施し、回収数が7502件、回収率は69.1%、有効回答数が7424件だった。