デジカメ6月出荷額3%減、2月連続で、国内向け好調も輸出低迷

【銀座新聞ニュース=2026年8月7日】キヤノン、ニコン、ソニー、富士フイルムなどで構成されているカメラ映像機器工業会(CIPA=Camera&Imaging Products Association、港区芝浦3-8-10、MA芝浦ビル、03-5276-3800)はこのほど、6月のデジタルカメラ生産出荷実績を発表した。

ケンコー・トキナーはこのほど、防塵・防水・耐衝撃仕様の防水デジタルカメラ「KC-WD2000」を発売した。水深5mまでの水中撮影に対応し、高さ1.5mからの落下テストに耐える耐衝撃仕様を備えている。公共工事の電子納品に適したCALSモードを搭載し、電子納品に適した画像サイズでの撮影が可能で、アウトドアや海、プールのほか、工事や建設現場でも利用できる。フロント側に有効画素数約2100万画素の撮像素子を搭載、レンズは35mm判換算で焦点距離27mm、最短撮影距離は約18cm。背面側には自撮りに便利なリアカメラを配置し、レンズ切り替えボタンを押すとワンタッチでリアカメラに切り替えられ、液晶モニターを見ながら自撮り写真や動画(最高4K解像度)を撮影できる。静止画撮影時にはシャッターボタンを半押しすると、ピントが合うオートフォーカス機構を採用。価格はオープンだが、参考は1万9700円から2万1670円。

統計対象はOMデジタルソリューションズ、キヤノン、ケンコー・トキナー、シグマ、ソニー、ニコン、パナソニック、冨士フイルム、リコーイメージングの9社。

それによると、6月のデジタルカメラの生産は台数で前年同月比10.7%減の72万7407台と2カ月続けてマイナス、金額で同1.3%増の498億7590万円で12カ月続けてプラスだった。一方、出荷は台数が同14.6%減の71万3059台で2カ月続けてマイナス、金額も同3.0%減の743億0075万円と2カ月続けてマイナスだった。

うち、日本国内向けの出荷台数が同14.0%増の8万8057台、金額が同17.0%増の63億7611万円、輸出(日本向け以外の出荷)は台数が同17.5%減の62万5002台、金額が同4.6%減の679億2464万円だった。

デジタルカメラの輸出の地域別では、中国向けが台数で同26.0%減の14万5476台、金額で同9.2%減の182億8214万円とマイナスで、日本・中国以外のアジア向けが台数で同34.9%増の11万9277台、金額で同67.0%増の135億9692万円、ヨーロッパ向けが台数で同33.2%減の16万3479台、金額で同26.4%減の160億9476万円、アメリカ(米州)向けが台数で同18.1%減の16万5187台、金額で同15.1%減の159億8643万円、その他地域向けが台数で同23.4%増の3万1583台、金額で同78.9%増の39億6438万円だった。

タイプ別でみると、レンズ一体型は生産が台数で同13.6%増の22万2526台、金額で同11.1%増の93億6100万円、出荷が台数で同5.8%減の20万3056台、金額が同2.5%増の133億2611万円だった。うち、日本国内向けの出荷台数が同22.1%増の5万2010台、金額が同31.3%増の24億7203万円、輸出(日本向け以外の出荷)は台数が同12.7%減の15万1046台、金額が同2.4%減の108億5408万円だった。

輸出の地域別ではレンズ一体型は中国向けが台数で同19.0%減の2万2492台、金額で同11.0%減の19億0061万円、日本・中国以外のアジア向けが台数で同3.3%減の2万4458台、金額で同1.1%増の17億8177万円、ヨーロッパ向けが台数で同20.7%減の4万5845台、金額で同0.2%増の35億1270万円、アメリカ(米州)向けが台数で同6.7%減の4万8490台、金額で同10.8%減の28億0357万円、その他地域向けが台数で同3.6%減の9761台、金額で同47.2%増の8億5543万円だった。

一方、レンズ交換式は生産が台数で同18.4%減の50万4881台、金額で同0.7%減の405億1491万円、出荷が台数で同17.6%減の51万0003台、金額で同4.2%減の609億7464万円だった。日本国内向け出荷が台数で同4.2%増の3万6047台、金額で同9.5%増の39億0408万円、輸出(日本向け以外の出荷)が台数で同18.9%減の47万3956台、金額で同5.0%減の570億7056万円だった。

レンズ交換式のうち、一眼レフの生産が台数で同19.0%増の5万2024台、金額で同16.6%増の16億1182万円、出荷の台数が同6.3%増の4万6185台、金額が同1.1%増の18億9057万円だった。日本国内向け出荷が台数で同22.0%減の923台、金額で同24.4%減の5953万円、輸出(日本向け以外の出荷)が台数で同7.1%増の4万5262台、金額で同2.2%増の18億3103万円だった。

一眼レフの輸出は中国向けが台数で同72.1%増の2272台、金額で同18.6%増の1億5109万円、日本・中国以外のアジア向けが台数で同10.6%減の2437台、金額で同19.5%増の1億7646万円、ヨーロッパ向けが台数で同23.9%増の2万3848台、金額で同22.9%増の6億7689万円、アメリカ(米州)向けが台数で同12.9%減の1万5837台、金額で同23.8%減の5億9345万円、その他地域が台数で同9.7%増の868台、金額で同41.6%増の3315万円だった。

レンズ交換式のうち、ミラーレスは生産が台数で同21.2%減の45万2857台、金額が同1.3%減の389億0309万円、出荷の台数が同19.4%減の46万3818台、金額が同4.3%減の590億8407万円だった。日本国内向け出荷が台数で同5.1%増の3万5124台、金額で同10.3%増の38億4455万円、輸出(日本向け以外の出荷)が台数で同20.9%減の42万8694台、金額で同5.2%減の552億3953万円だった。

ミラーレスの輸出は中国向けが台数で同28.0%減の12万0712台、金額が同9.2%減の162億3043万円、日本・中国以外のアジア向けが台数で同52.9%増の9万2382台、金額で同86.8%増の116億3869万円、ヨーロッパ向けが台数で同44.1%減の9万3786台、金額で同33.7%減の117億0518万円、アメリカ(米州)向けが台数で同23.3%減の10万0860台、金額で同15.5%減の125億8942万円、その他地域が台数で同42.6%増の2万0954台、金額で同90.9%増の30億7581万円だった。

センサーサイズでは、レンズ交換式のうち35ミリ以上の生産が同25.0%減の18万7216台、金額が同1.6%減の235億6411万円、出荷が台数が同29.3%減の16万5681台、金額が同13.2%減の342億1922万円だった。日本国内向け出荷が台数で同0.8%減の1万1911台、金額で同3.2%減の20億4922万円、輸出(日本向け以外の出荷)が台数で同30.9%減の15万3770台、金額で同13.7%減の321億7000万円だった。

35ミリ未満の生産が台数で同13.9%減の31万7665台、金額で同0.5%増の169億5080万円、出荷が台数で同10.5%減の34万4322台、金額で同10.4%増の267億5542万円だった。日本国内向け出荷が台数で同6.8%増の2万4136台、金額で同28.0%増の18億5486万円、輸出(日本向け以外の出荷)が台数で同11.5%減の32万0186台、金額で同9.3%増の249億0057万円だった。