【銀座新聞ニュース=2026年8月31日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・日本橋店(東京都中央区日本橋2-3-10、03-6214-2001)は9月2日から8日まで3階ギャラリーで辻めぐみさんによる個展「祈oriori軸」を開く。
軸装作家の辻めぐみさんは掛け軸について「眼には見えないもの、会えなくなった愛する人、宇宙の偉大なる力、そして自分自身、そんな時間を持つための指標として掛けていただけると幸い」とし、シルクを立体的に折り上げた掛け軸「ori ori(オリ・オリ)」をはじめ、平面と立体を融合したアート軸装を制作している。
ART SCENESによると、辻めぐみさんは伝統的な表具の技法をベースにしながら、現代の住空間やインテリアに寄り添う「あたらしい掛け軸」の形を提案している。また、「Ori Ori軸」は辻めぐみさんの代表作であるオリジナル軸装ブランドで、床飾りのない現代のマンションや洋間の壁にも自然に馴染む、モダンで洗練されたデザインが特徴としている。
辻めぐみさんは1959年兵庫県西脇市生まれ、京都精華大学短期大学部美術科染色コースを卒業、日本染織学園を卒業、高校在学中に日本画家の芹生(せりう)清(1917-没年不詳)に師事し、その後、表具師の金田貞義さんに師事し、テキスタイルデザイナーを経て、軸装作家となる。「和のかたち、洋のけはい」をコンセプトに、現代のインテリアに合うオリジナルの「Ori Ori軸」など、平面と立体を融合したアート軸装を展開している。現在、総合デザイナー協会(DAS)会員。
5日と6日の14時から16時まで「『香りのoriori軸』匂い袋を飾る軸作り」のワークショップを開く。軸サイズは幅が11センチ、長さ50センチで、裏打ちし、裁断したシルクを用意している。これを折って軸棒・八双などを付けて仕上げ、香袋(京都香老舗松栄堂製)を飾り、持ち帰りできる。軸と香袋は3種類から選べる(持ち帰り用の袋も用意している)。参加費用は税込8000円で、定員は各回とも4人。
開場時間は9時30分から20時30分(最終日は15時)まで。
