【銀座新聞ニュース=2026年8月30日】2003年に設立、2026年から映画配給をはじめた映画製作・配給会社のK2 Pictures(港区赤坂1^-14-14、第35興和ビル)は9月11日、TOHOシネマズ日比谷(千代田区有楽町1-1-2、東京ミッドタウン日比谷、050-6868-5068)で「ルックバック」の公開初日に出口夏希さん、蒔田彩珠さんらによる舞台あいさつを開く。
11日18時の回上映前に、主人公で小学生時代から学年新聞に4コママンガを連載している「藤野」役の出口夏希さん、ダブル主人公で不登校ながらも学年新聞にマンガを掲載する「京本」役の蒔田彩珠(まきた・あじゅ)さん、「子ども時代の藤野」役の七瀬ふうりさん、「子ども時代の京本」役の岡田六花さん、藤野の母「朱里」役の野呂佳代さんが舞台に登場してあいさつする。
ウイキペディアによると、「ルックバック」はマンガ家の藤本タツキさんが「少年ジャンプ+」(集英社)に2021年7月19日に配信した全143ページからなる長編読み切り。小学4年生の藤野と、同校に在籍する不登校の京本の、マンガを描く女子2人の人生が描かれる。
2021年7月19日から「少年ジャンプ+」での配信開始から30分でTwitter上のトレンド2位に上り、同日の午前10時過ぎにはトレンド1位、関連するワードもトレンドを独占した。閲覧数は一晩で120万を超え、24時間で250万を突破、2日弱で400万に到達した。7月30日には既に閲覧数500万を超えている。2021年9月3日に単行本化された。2021年12月9日に宝島社発行のムック「このマンガがすごい!2022」において、本作がオトコ編1位に選出された。
2024年6月に劇場アニメ版が公開され、2025年の第48回日本アカデミー賞で最優秀アニメーション作品賞に選ばれ、東京アニメアワード2025で作品賞(劇場映画部門)を受賞した。今回、是枝裕和さんが監督、脚本、編集を手掛けて実写映画化される。藤本タツキさんのマンガが実写化されるのは今回が初めてとなる。2026年の第83回ベネチア国際映画祭コンペティション部門に出品された。また、映画は日本のほかに、韓国、台湾、アメリカ、カナダ、英国、アイルランドでも配給される。
物語は自信家である小学4年生の藤野は、学年新聞に4コママンガを連載し、クラスメイトたちから絶賛されていた。しかし、ある日、学年新聞に掲載された不登校の同級生・京本のマンガを見て、その圧倒的な画力に打ちのめされる。
それ以来、藤野は絵がうまくなりたい一心でマンガを描き続けるが、京本との差は埋まらず、一度はマンガを描くことを諦めてしまう。しかし卒業式の日、京本の家に卒業証書を届けに行った藤野は、京本が自分のマンガのファンだったことを知る。
マンガへのひたむきな思いで結ばれた藤野と京本は一緒にマンガを描くようになり、かけがえのない時間を積み重ねていくが、そんなふたりの日常を大きく揺るがす出来事が起こる。
是枝裕和さんは1962年東京都練馬区生まれ、1987年に早稲田大学第一文学部文芸学科を卒業、番組制作会社「テレビマンユニオン」に入社、テレビ番組のADをしながらドキュメンタリー番組の演出家をつとめ、1995年に「幻の光」で映画監督デビュー、1999年に「ワンダフルライフ」、2004年に「誰も知らない」を手がけた。
2006年に「花よりもなほ」、2008年に「歩いても 歩いても」、2009年に「空気人形」、2011年に「奇跡」、2013年に「そして父になる」などを監督し、新作を発表すると多くの国際映画祭に招待されるなど、国内外で高い評価を受けている。
2005年に「誰も知らない」で第77回アカデミー賞外国語映画賞部門の日本代表作品に選ばれ、2014年に「そして父になる」で第37回日本アカデミー賞優秀作品賞、優秀監督賞などを受賞、2018年に「万引き家族」が第71回カンヌ国際映画祭で最高賞となるパルム・ドールを受賞した。現在、早稲田大学基幹理工学部表現工学科教授、立命館大学産業社会学部客員教授。
チケットはチケットぴあを通じて先行抽選販売を受付中で、8月31日23時59分締め切り。9月2日10時から先着順にて一般販売する。料金は全席指定で2400円均一。
