【銀座新聞ニュース=2026年9月14日】2003年に設立、2026年から映画配給をはじめた映画製作・配給会社のK2 Pictures(港区赤坂1-14-14、第35興和ビル)は9月25日、丸の内ピカデリー(千代田区有楽町2-5-1、有楽町マリオン、050-6875-0075)で「襲名」の公開初日に、市川團十郎、市川新之助らによる舞台あいさつを開く。
25日11時15分の回上映終了後と14時35分の回上映前に、監督の三池崇史(たかし)さんをはじめ、十三代目市川團十郎白猿さん、八代目市川新之助さん、襲名披露公演の祝幕を手がけた現代美術家の村上隆さん(1962年生まれ)が舞台に登場してあいさつをする。
eiga.comによると、映画「襲名」は監督の三池崇史さんが初めてドキュメンタリー作品を手がけた映画で、日本の伝統芸能である歌舞伎の名跡継承という、極めて私的でありながら公共性の高い瞬間にカメラを向けたドキュメンタリーとしている。
ウイキペディアによると、十三代目市川團十郎さん(1977年生まれ)は2020年5月に「十三代目市川 團十郎白猿(はくえん)」の名を襲名予定だったが、コロナの影響により延期され、2022年10月31日に正式に襲名した。また、長男の堀越勸玄(かんげん)さん(2013年生まれ)が2022年11月7日から28日までの「十一月吉例顔見世大歌舞伎」にて上演された「毛抜」などで「八代目市川新之助」を襲名した。
映画「襲名」は歌舞伎界の名門・市川家に受け継がれる最大の節目「襲名」を真正面からとらえ、2022年に行われた「十三代目市川團十郎白猿襲名披露」の舞台裏と、コロナ禍での2年半におよぶ襲名延期を乗り越えて迎えた歴史的瞬間を記録した。
3年以上にわたって撮影を行い、ひとりの父として、「市川團十郎」として、すべての覚悟を胸に息子・市川新之助との親子同時襲名に挑む姿を通して、「継承」と「個」の葛藤を描く。現代美術家・村上隆さんが襲名披露公演の祝幕を手がけており、両者の縁を結んだ三池監督の手で、その創作過程も映し出す。また、女優の杏(あん)さん(1986年生まれ)がナレーションを担当している。2026年に第83回ベネチア国際映画祭アウト・オブ・コンペティション部門に出品されている。
三池崇史さんは1960年大阪府八尾市生まれ、横浜放送映画専門学院(現日本映画大学)を卒業、1991年にVシネマ「突風!ミニパト隊」で監督デビュー、1995年に「新宿黒社会」で初の劇場用オリジナル作品を手がけ、、Vシネマ「極道恐怖大劇場 牛頭」をカンヌ国際映画祭に出品した。
1996年に「極道戦国志 不動」でポルト国際映画祭審査員特別賞、2000年に「オーディション」でロッテルダム国際映画祭で国際批評家連盟賞とオランダジャーナリズム連盟賞、2002年に「カタクリ家の幸福」でジェルミナーレ国際ファンタスティック映画祭審査員特別賞などを受賞している。アメリカアカデミー会員で、2024年にCAAとマネージメント契約を交わしている。
チケットはチケットぴあにて先行抽選販売を受付中で、15日23時59分締め切り。16日10時から一般発売する。料金は全席指定で2500円均一。
