【銀座新聞ニュース=2026年9月14日】国内映画業界第3位の松竹(中央区築地4-1-1)と国内家電業界2位のソニーグループのアメリカ子会社のソニー・ピクチャーズエンタテインメント(SPE)の日本支社、ソニー・ピクチャーズエンタテインメント(港区虎ノ門4-1-28、虎ノ門タワーズオフィス、03-5768-0821)は9月18日、丸の内ピカデリー(千代田区有楽町2-5-1、有楽町マリオン、050-6875-0075)で「八つ墓村」の公開を記念して初日に尾上松也さん、奥智哉さんらによる舞台あいさつを開く。
18日14時15分の回上映終了後と17時55分の回上映前に、監督で共同で脚本も手掛けた清水崇さんをはじめ、主人公の探偵「金田一耕助」役の尾上松也さん、本編の主人公で語り部「井川辰弥」役の奥智哉さん、野村荘吉の義理の妹「森美也子」役の堀田真由さん、田治見要蔵の長男で田治見家当代「田治見久弥」役の滝藤賢一さんが舞台に登場してあいさつをする。
ウイキペディアによると、「八つ墓村」は横溝正史(1902-1981)の長編推理小説第4作で、「金田一耕助シリーズ」の一つ。1949年3月から1950年3月までの1年間、雑誌「新青年」(博文館)で連載され、一旦中断した後、1950年11月から1951年1月まで、雑誌「宝石」(光文社)で「八つ墓村 続編」として連載され、物語が完結した。1971年に角川文庫の横溝正史本として、最初に刊行された。
過去に映画化が3回、テレビドラマ化が7本、マンガが5本、舞台が2つある(2020年6月まで)。映画化は1951年版が最初で、1977年版、1996年版、今回は完全新作映画となり、監督が清水崇さん、脚本が尾ヶ井慎太郎さんと監督の清水崇さんが共同で手掛けている。
eiga.comによると、物語は就職の内定も得られず、彼女もいない大学生の井川辰弥のもとに母の訃報が舞い込むところからはじまる。辰弥は探偵・金田一耕助に誘われ、岡山県の山奥に潜む、亡き母のルーツである「八つ墓村」を訪れる。
名家・田治見家の莫大な遺産の相続人である辰弥の来訪に合わせたかのように、村では不可解な連続殺人事件が発生する。辰弥は亡き母のルーツをたどる中、金田一とともに連続事件に巻き込まれてゆく。
清水崇さんは1972年群馬県前橋市生まれ、近畿大学文芸学部で演劇を専攻するも中退し、在学中に脚本家の石堂淑朗(いしどう・よしろう、1932-2011)に師事、同郷の小栗康平監督の「眠る男」(1996年)の見習いスタッフで業界入りし、その傍ら、映画美学校で学び、自主制作した3分間の映像「家庭訪問」を機に黒沢清さん、高橋洋さんの推薦を受け、1998年に関西テレビの短編オムニバスホラー「学校の怪談G」で商業デビューした。
東映Vシネマで原案・脚本・監督した「呪怨」シリーズ(1999年)が話題になり、劇場版(2001年と2002年)を経て、2001年に「富江 re-birth(リバース)」で映画監督デビュー、サム・ライミ監督によるプロデュースの下、アメリカリメイク版「The Grudge(グラッジ、恨み)」(邦題「THE JUON/呪怨」(2004年))でハリウッドデビューした。日本人初の全米興行成績1位を獲得し、2006年の「The Grudge 2」(邦題「呪怨パンデミック」)も全米1位を記録した。しかし、日本では、全国ロードショー公開にも関わらずトップ10にも入らないという結果だった。
2008年には「東京少女 桜庭ななみ」(BS-i)の第4話「小さな恋」で初めて恋愛ドラマの監督を務めた。その他、「稀人」(2004年)、「輪廻」(2005年)、「ラビット・ホラー3D」(2010年)、「魔女の宅急便」(2014年)、「ブルーハーツが聴こえる/少年の詩」(2017年)、「こどもつかい」(2017年)などを監督した。
また、近年は国内外でプロデューサーも兼任し、2013年に香港の「キョンシー」(2013年)、2014年の「稲川怪談/かたりべ」、2017年に「バイオハザード:ヴェンデッタ」などを手掛けた。2016年に3Dドームによる科学映画「9次元からきた男」では、理論物理学の最先端“ひも理論”にエンタメ要素を用いて、国内外でさまざまな賞を受賞した。2020年に「犬鳴村」を監督、2021年に「樹海村」、「ホムンクルス」を監督、2022年に「牛首村」、2023年に「忌怪島/きかいじま」を監督している。2018年より「株式会社ブースタープロジェクト」に所属している。
チケットはチケットぴあを通じて先行抽選を販売しており、14日23時59分に締め切り。16日10時から一般発売する。料金は全席指定で2500円均一。
