フード協、外食8月4.9%増、FF、FRが堅調、居酒屋も2カ月増

(店舗数の前年同月比は過去の数値と整合性がとれないため、カッコ内に修正した「実質前年比」を記載しています。ただし、協会側は「ファーストフード、ファミリーレストラン、パブ/居酒屋の内訳に関しては、重複する事業社があるため合計の数値は必ずしも内訳の累積に一致しない」としています)
【銀座新聞ニュース=2026年9月29日】一般社団法人日本フードサービス協会(港区浜松町1-29-6、浜松町セントラルビル、03-5403-1060)はこのほど、8月の「外食産業市場動向調査」(全店ベース)を発表した。

コロワイドグループのカッパ・クリエイトが運営する回転寿司チェーンのかっぱ寿司は10月1日から21日まで「かっぱ寿司秋葉原万世橋店」(千代田区外神田1-16-1、秋葉原トゥモロービル、03-6206-8600)など東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県と長野県の店舗で、
かっぱ寿司の創業の地、長野市とのコラボ「長野市フェア かっぱと一緒にサステナビリティ」を開く。長野市産のクイーンルージュとシャインマスカットの2種類のぶどうを使用したデザート商品、「クイーンルージュ&シャインマスカット食べ比べーミニバニラアイス添え」(税込340円)と「クイーンルージュ&シャインマスカット 紅茶ゼリーのパフェー醤油キャラメルアイス」(790円)や、大盛サラダ包み、まぐろ、いか“しょうゆ豆”、えび“しょうゆ豆”、まいたけの5貫セット「創業の地“ながの”5貫プレート」(390円)などを販売する。また、10月22日から第2弾を提供する。

それによると、8月は中下旬を中心に台風の影響や局地的大雨の発生から、雨天日が多くなったことで、月後半中心に客足がマイナスとなったものの、冷たいメニューなど季節商品や、お盆期間中の家族客などの帰省・観光需要、客単価上昇などに支えられ、外食全体の売上高は前年同月比4.9%増、2021年12月から57カ月続けてプラスとなった。客数は同2.6%増、客単価も同2.3%増と上昇し、店舗数も同1.2%増だった。

今のところ外食各社は各種キャンペーンなどで集客に努め、外食需要は底堅いものの、食料品消費税率の大幅引き下げが実現すれば、外食の店内飲食が大きな影響を受けるとの懸念は拭いきれない。

ファーストフード(FF)業態の売上高は同5.8%増、2021年3月から66カ月続けてプラスとなった。

「洋風」は季節限定商品の好評や、天候不順の中でお盆休み向けのビックサイズの商品のデリバリー需要が好調で、売上高は同6.5%増となった。「和風」はテレビCMを展開した新メニューや冷たい季節メニューが好評で、お盆期間のテイクアウト販促なども奏功し、売上高は同7.3%増となった。「麺類」は低価格業態の好調が継続するも、客数は各社まちまちで、客単価上昇により、売上高は同4.9%増となった。「持ち帰り米飯/回転寿司」は、「回転寿司」がお盆の特別セットなどで売り上げ堅調のところがある一方、弁当業態の客足は鈍く、客単価に支えられて売上高は同0.6%増となった。

ファミリーレストラン(FR)業態は売上高が同3.7%増、2022年3月から54カ月連続でプラスとなった。

「洋風」は引き続き低価格業態が集客力を発揮したほか、人気アニメとのコラボやクーポン配布の効果もあり、売上高は同5.5%増となった。「和風」は過去の値上げに伴う客数の伸び悩みや天候不順の影響も見られたが、お盆期間の家族需要は底堅く、店舗増、客単価上昇もあり、売上高は同2.0%増となった。「中華」は、客単価上昇と店舗増で売上高は同2.7%増となった。「焼き肉」は、お盆期間は前年並みの集客であったが、後半は客足がやや弱く、売上高は同1.2%増だった。

パブ・居酒屋業態(飲酒業態)は、月後半の天候不順に加え、ゲリラ豪雨によるビヤガーデンなどの客足の乱れ、台風接近などで、一部店舗の営業時間の短縮もあり、全体では売上高は同0.6%増にとどまり、6月に2021年11月から56カ月ぶりにマイナスとなったが、7月、8月と2カ月続けてプラスとなった。

ディナーレストラン(DR)業態は天候不順の影響や、大阪地域では昨年の大阪万博の反動減がみられたものの、お盆時期の家族需要や和食の食べ放題などが好調で、売上高は同5.5%増、2021年11月から58カ月連続でプラスとなった。

喫茶業態はお盆休みの帰省や旅行などが客足の下支えとなった一方で、天候不順の影響が大きく、客単価の上昇が売上高を支え、売上高は同4.7%増、2021年11月から58カ月連続でプラスとなった。

日本フードサービス協会の統計は8月の会員(事業社数)が229社(2026年7月234社、6月230社、5月229社、4月219社、3月219社、2月227社、1月231社、2025年12月217社、11月221社、10月218社、9月226社、8月226社、7月234社、6月226社、5月220社、4月222社、3月222社、2月221社、1月221社、2024年12月226社、11月223社、10月226社、9月215社、8月225社、7月228社、6月228社、5月229社、4月233社、3月232社、2月225社、1月229社)。

店舗数が前年同月比1.2%増(実質1.2%増)の3万6982店(2026年7月3万7272店、6月3万7231店、5月3万7357店、4月3万7288店、3月3万7076店、2月3万7075店、1月3万7137店、2025年12月3万6637店、11月3万6721店、10月3万6647店、9月3万6834店、●8月3万6535店、7月3万6700店、6月3万6386店、5月3万6213店、4月3万6188店、3月3万6405店、2月3万6095店、1月3万6172店、2024年12月3万6645店、11月3万6565店、10月3万6401店、9月3万5717店、8月3万6164店、7月3万6613店、6月3万6266店、5月3万7136店、4月3万7030店、3月3万6261店、2月3万6310店、1月3万6500店)が対象。

内訳はファーストフードの事業社数が54社(2026年7月54社、6月52社、5月52社、4月55社、3月52社、2月54社、1月54社、2025年12月53社、11月51社、10月52社、9月53社、8月51社、7月54社、6月51社、5月51社、4月52社、3月52社、2月51社、1月51社、2024年12月53社、11月52社、10月51社、9月51社、8月51社、7月54社、6月54社、5月54社、4月54社、3月56社、2月54社、1月56社)。

店舗数が同2.0%増(実質2.8%増)の2万1780店(2026年7月2万1840店、6月2万1788店、5月2万1845店、4月2万1785店、3月2万1834店、2月2万1661店、1月2万1660店、2025年12月2万1395店、11月2万1356店、10月2万1491店、9月2万1537店、●8月2万1194店、7月2万1213店、6月2万1053店、5月2万1074店、4月2万1049店、3月2万1113店、2月2万0955店、1月2万0947店、2024年12月2万1045店、11月2万0907店、10月2万0790店、9月2万0728店、8月2万0615店、7月2万0996店、6月2万1070店、5月2万1247店、4月2万1228店、3月2万1156店、2月2万1233店、1月2万1344店)。

ファミリーレストランの事業社数が62社(2026年7月67社、6月67社、5月64社、4月63社、3月66社、2月65社、1月65社、2025年12月65社、11月63社、10月62社、9月63社、8月64社、7月67社、6月65社、5月64社、4月65社、3月66社、2月66社、1月64社、2024年12月67社、11月67社、10月67社、9月62社、8月66社、7月69社、6月67社、5月68社、4月68社、3月68社、2月67社、1月66社)。

店舗数が同0.3%減(実質1.3%増)の9419店(2026年7月9538店、6月9534店、5月9574店、4月9460店、3月9525店、2月9619店、1月9561店、2025年12月9518店、11月9536店、10月9252店、9月9287店、●8月9300店、7月9505店、6月9813店、5月9756店、4月9750店、3月9928店、2月1万0025店、1月9763店、2024年12月1万0124店、11月1万0179店、10月1万0123店、9月9563店、8月1万0054店、7月1万0149店、6月9730店、5月1万0398店、4月1万0252店、3月1万0191店、2月1万0134店、1月1万0148店)。

パブ・居酒屋の事業社数が39社(2026年7月39社、6月38社、5月40社、4月37社、3月34社、2月37社、1月39社、2025年36社、11月35社、10月40社、9月38社、8月39社、7月40社、6月38社、5月37社、4月37社、3月35社、2月34社、1月35社、2024年12月35社、11月35社、10月36社、9月34社、8月36社、7月36社、6月36社、5月36社、4月37社、3月36社、2月36社、1月37社、2023年12月33社、11月34社、10月35社、9月34社、8月34社、7月33社、6月35社、5月36社、4月33社、3月34社、2月33社、1月34社)。

店舗数が同0.6%増(実質5.5%減)の2148店(2026年7月2153店、6月2253店、5月2143店、4月2257店、3月2079店、2月2102店、1月2125店、2025年12月2107店、11月2083店、10月2300店、9月2233店、●8月2273店、7月2251店、6月1810店、5月1794店、4月1797店、3月1777店、2月1535店、1月1831店、2024年12月1854店、11月1850店、10月1839店、9月1834店、8月1822店、7月1797店、6月1827店、5月1820店、4月1855店、3月1830店、2月1823店、1月1859店、2023年12月1824店、11月1736店、10月1819店、9月1820店、8月1829店、7月1816店、6月1855店、5月1866店、4月1852店、3月1854店、2月1897店、1月1892店)。

ディナーレストランの事業社数が26社(2026年7月26社、6月24社、5月24社、4月23社、3月22社、2月24社、1月26社、2025年12月22社、11月26社、10月23社、9月29社、8月26社、7月27社、6月28社、5月24社、4月23社、3月23社、2月24社、1月26社、2024年12月26社、11月25社、10月25社、9月25社、8月25社、7月24社、6月25社、5月26社、4月26社、3月26社、2月25社、1月25社、2023年12月26社、11月27社、10月26社、9月26社、8月25社、7月33社、6月27社、5月27社、4月28社、3月26社、2月30社、1月31社)。

店舗数が同1.8%増(実質4.8%減)の940店(2026年7月1010店、6月920店、5月940店、4月1042店、3月945店、2月936店、1月1059店、2025年12月972店、11月1018店、10月943店、9月1067店、●8月987店、7月973店、6月892店、5月892店、4月893店、3月889店、2月856店、1月916店、2024年12月903店、11月900店、10月925店、9月898店、8月926店、7月922店、6月899店、5月933店、4月936店、3月895店、2月956店、1月960店、2023年12月963店、11月967店、10月939店、9月934店、8月911店、7月952店、6月950店、5月981店、4月975店、3月964店、2月1017店、1月1065店)。

喫茶の事業社数が27社(2026年7月26社、6月27社、5月26社、4月23社、3月25社、2月25社、1月25社、2025年12月25社、11月24社、10月24社、9月24社、8月24社、7月24社、6月25社、5月24社、4月25社、3月25社、2月24社、1月25社、2024年12月25社、11月24社、10月25社、9月24社、8月26社、7月25社、6月26社、5月26社、4月26社、3月25社、2月24社、1月23社、2023年12月25社、11月25社、10月26社、9月24社、8月24社、7月25社、6月24社、5月24社、4月23社、3月24社、2月24社、1月23社)。

店舗数が同1.0%増(実質0.4%減)の2481店(2026年7月2507店、6月2511店、5月2580店、4月2487店、3月2485店、2月2484店、1月2484店、2025年12月2494店、11月2489店、10月2485店、9月2486店、●8月2491社、7月2486店、6月2481店、5月2477店、4月2478店、3月2469店、2月2472店、1月2471店、2024年12月2472店、11月2479店、10月2472店、9月2466店、8月2468店、7月2460店、6月2460店、5月2467店、4月2469店、3月1902店、2月1908店、1月1899店、2023年12月1908店、11月1902店、10月1897店、9月1901店、8月1903店、7月1914店、6月1903店、5月1870店、4月1897店、3月1888店、2月1899店、1月1898店)。

外食産業(上場企業)の売上高上位4社の8月の売上高(既存店ベース)は1位のゼンショーホールディングス(すき家、国内店舗数2011店)が前年同月比11.1%増と、2021年3月から2025年3月まで49カ月続けてプラスだったが、4月に50カ月ぶりにマイナス、5月は2カ月ぶりにプラス、6月は横ばい、以降2026年8月で14カ月続けてプラスだった。2位の日本マクドナルド(国内直営店とフランチャイズ店の店舗数3043店)が同3.5%増と2024年12月に前年割れした後、2025年1月から20カ月続けてプラス、3位のすかいらーく(全グループ、国内外店舗数3210店)は同4.6%増と2022年3月に前年割れした後、同年4月から53カ月続けてプラス、4位のFOOD&LIFE COMPANIES(スシロー国内店舗数=テイクアウト専門店は除く=669店)が同9.6%増と2023年6月に前年割れした後、同年7月から38カ月続けてプラスとなった。