志門でTOSCANE展、病経てダイナミズムな作品、池田俊彦ら出品

【銀座新聞ニュース=2026年2月15日】ギャルリー志門(中央区銀座6-13-7、新保ビル、03-3541-2511)は2月16日から21日までToscane Rouhiさんによる「DIALOGUE PARISーTOKYO」を開く。

ギャルリー志門で2月16日から21日まで開かれるToscane Rouhiさんの「DIALOGUE PARISーTOKYO(ダイアローグ(パリー東京)」のフライヤー。

宮城県仙台市で作品を制作するフランス出身のアーティストのToscane Rouhi(トスカヌ・ルイ)さんが「DIALOGUE PARISーTOKYO(ダイアローグ(パリー東京)」と題して、パリと東京を結ぶ創造的・芸術的なダイナミズムを自身の制作の核心として提示する。また、池田俊彦さんら6人の日本人画家と賛助出品する。

今回、賛助出品するのは、銅版画家の池田俊彦さん、日本大学芸術学部非常勤講師の大庭英治さん、大平奨(すすむ)さん、置鮎早智枝(おきあい・さちえ)さん、水彩画家の立川陽介さん、古市正彦さん。

Toscaneさんの芸術的な世界観は、象徴的な分身である「Mona(モナ)」と、保護と癒しを象徴する白い動物を通じて表現されており、Monaの衣に描かれた日本の文字は、Toscaneさんの意味を求める旅と生存の証として、マントラのような役割を果たしている。現在、宮城県仙台市に定住し、自身の作品を特徴づける鮮やかな色合いの顔料を再発見し、制作に使用している。

また、2020年にがんを発症し、その後回復したが、2024年にメラノーマ(悪性黒色腫、皮膚がん)を発症している。自身の闘病経験から「生命への賛歌」や「希望」をテーマに掲げ、アートをセラピー(癒やし)と捉えている。

Toscane Rouhiさんは1999年フランス・パリ生まれ、父親がイラン人、母親がフランス人で、モロッコ、オランダ、スリナム、日本に住んだ後、フランスの首都パリに戻り、生活を始め、この文化的な多様性によって広い視野と世界市民としてのアイデンティティを育んでいる。フランス語、英語、日本語、エジプト語を話し、多言語の才能は多様な文化的視点を受け入れるToscaneさんの能力を反映している。

2020年から2023年までパリにてフランス美術家の下でクラシックアートを学び、2023年に東京にて墨絵を学び、2024年にパリにてフランスのステンドグラス技法を学んでいる。

若手アーティストに焦点を当てたグループ「FAF (Future Art Frontiers)」に参加し、数々の賞に応募し、受賞している。また、一ノ蔵の銘酒「特別純米大和伝」のラベルデザインを手掛け、自動販売機グループSUNVENDING(サンベンディング)から、地域の自動販売機のペイントを依頼されている。モロッコ、オランダ、スリナムなど国際的な経験を経て、日本のミニマリズムと鮮やかな色彩を融合させた絵画作品などを制作しています。

池田俊彦さんは1980年東京都八王子市生まれ、2003年に多摩美術大学美術学部絵画科油画専攻を卒業、2005年に東京藝術大学大学院美術研究科(版画研究室)を修了、2013年に文化庁海外研修にてイギリスロンドンに1年滞在している。現在、長崎県南島原市に在住し制作している。

大庭英治さんは1950年宮城県白石市生まれ、1974年に東京藝術大学美術学部油画科を卒業、1976年に東京藝術大学大学院美術研究科油画科〔野見山教室〕を修了、1977年にフランス政府給費で留学(国立マルセイユ高等美術学校に学ぶ)、1981年に帰国している。現在、立軌会同人。

大平奨さんは1949年山口県下関市生まれ、1972年に法政大学を卒業、1975年から1977年にフランス・モンペリエのポール・ヴァレリー大学で語学研修、2017年にフランスの「アーテイスト・イン・レジデンス:メゾン・デマ」に滞在している。現在、日本美術家連盟会員。2019年に第74回富山県美術展洋画部県外審査員。

置鮎早智枝さんは1950年石川県生まれ、1972年にセツモードセミナーを卒業、イラストやポスターの仕事を経て、2000年より本格的に絵画制作を開始し、2000年から2010年まで女流画家協会展に出品、2001年から新制作展で出品し、2006年から個展を開いている。現在、日本美術家連盟会員、新制作協友、日本建築美術工芸協会会員。

小鶴幸一さんは1948年福岡県生まれ、1972年に武蔵野美術大学油画科を卒業、1974年にフランスにわたり、パリ国立美術大学に留学、1985年にサロン・ドードンヌ会員、1987年にカーニュ・シュル・メール国際展で審査委員賞、1991年にパリより帰国、東京を拠点に制作している。1995年にJT日本たばこ本社の壁画を制作している。

立川陽介さんは1982年大分県生まれ、2006年に武蔵野美術大学造形学部油絵科を卒業、2003年からグループ展に参加しており、2006年から東京で個展を開き、2007年から2009年までドイツ・ベルリンにて制作している。その後、銀座などで個展を開いている。現在、「MANKAIproduction」にて、アートディレクターとしても活動している。

古市正彦さんは1971年神奈川県生まれ、1998年に多摩美術大学美術学部絵画科日本画専攻を卒業、2000年に同大学大学院美術研究科絵画専攻日本画コースを修了、2021年にギャルリ―志門で個展を開いている。

開場時間は11時から19時(最終日は17時)、入場は無料。