東京ジャズ、H・ハンコック、M・ジョンソン、菊地成孔らも(2)

(「東京ジャズ」は終わりから3段落目にコットンクラブの情報を追加し、見出しと画像を替えます)
【銀座新聞ニュース=2014年8月31日】NHK、NHKエンタープライズ、日本経済新聞社で構成される「東京ジャズ(JAZZ)実行委員会」は9月5日から7日の3日間、東京国際フォーラム(千代田区丸の内3-5-1、03-5221-9000)などで「第13回東京ジャズ(JAZZ)」を開催する。

9月5日から7日まで開催される「第13回東京ジャズ」に出演する上原ひろみさん((C)Muga Miyahara)。

9月5日から7日まで開催される「第13回東京ジャズ」に出演する 上原ひろみさん((C)Muga Miyahara)。

「東京ジャズ」はNHK、NHKエンタープライズ、日本経済新聞社の3社が主催して2002年夏から「世代を超えて、国境を越えて」をテーマにはじめられた企画で、2014年に13回目となるアジア最大級のジャズイベントだ。

2003年から2009年までアメリカのジャズピアノ奏者のハービー・ハンコック(Herbie Hancock)さんが総合プロデュースを手がけている。2006年から東京国際フォーラムで開いており、2012年からコットンクラブ(COTTON CLUB、千代田区丸の内2-7-3、東京ビル・トキア=TOKIA=2階)でも開いている。

東京国際フォーラムでは、ホールAで6日12時30分から昼の部、17時30分から夜の部、7日12時30分から昼の部、17時30分から夜の部を開く。

無料コンサートの地上広場(ザ・プラザ)では5日18時から夜の部、6日11時45分から昼の部を、7日11時45分から昼の部を開く。コットンクラブでは5日18時30分と21時、6日と7日17時と20時からライブを開く。

「第13回東京ジャズ」に出演するウーター・ヘメルさん((C)Sanja Marusic)。

「第13回東京ジャズ」に出演するウーター・ヘメルさん((C)Sanja Marusic)。

5日19時から東京国際フォーラム地上広場Aブロック2階の「レバンテ」で「オーストリアのワインとジャズの夕べ(JAZZ&WINE PREMIUM NIGHT with AUSTRIA)」を開く。オーストリアワイン大使の岩井穂純(いわい・ほずみ)さんがオーストリアワインのワークショップと試飲会を開き、ビュッフェ料理を味わい、その後、オーストリアのジャズデュオのミヒャエラ・ラビッチ(Michaela Rabitsch)さんとロベルト・パヴリク(Robert Pawlik)さんの演奏を聴く。

東京国際フォーラムのホールAでは、6日12時30分から「ジャズ・パワー(The JAZZ POWER)」とし、ギターやサックス、キーボード奏者のラーシュ・ホーントヴェット(Lars Horntveth)さんらで構成されているノルウェーのモダン・ジャズ・コンボ「ヤガ・ヤシスト(JAGA JAZZIST)」が演奏する。

「第13回東京ジャズ」に出演する「フラット・アース・ソサエティ」((C)Phile Deprez)。

「第13回東京ジャズ」に出演する「フラット・アース・ソサエティ」((C)Phile Deprez)。

13時35分からラテン・ジャズピアノ奏者のミシェル・カミロ(Michel Camilo)さんとジャズピアノ奏者の上原(うえはら)ひろみさんが共演する。14時45分からトランペット奏者のランディ・ブレッカー(Randy Brecker)さん、ギター奏者のマイク・スターン(Mike Stern)さん、ピアノ奏者の小曽根真(おぞね・まこと)さんが出演する。

17時30分から「グルーブ(The GROOVE)」とし、17時30分からギター奏者の高中正義(たかなか・まさよし)さんがパーカッション奏者の斉藤ノヴ(さいとうのぶ)さん、ドラム奏者の宮崎(みやざき)まさひろさん、キーボード奏者の小島良喜(こじま・よしのぶ)さん、キーボード、サックス奏者の青柳誠(あおやぎ・まこと)さん、ベース奏者の松原秀樹(まつばら・ひでき)さん、ギター奏者の稲葉ナルヒ(いなば・なるひ)さんと共演する。

18時35分からボーカル、ギター奏者のケニー “ベイビーフェイス” エドモンズ(Kenny “BABYFACE”Edmonds)さんが、キーボード奏者のブランドン・コールマン(Brandon Coleman)さんらと共演する。19時50分からボーカルのチャカ・カーン(Chaka Khan)さんがベース奏者のメルヴィン・デイヴィス(Melvin Davis)さんらと共演する。

7日12時30分から「ジス・イズ・ジャズ(THIS IS JAZZ)」とし、「カルテット・レジェンド(The Quartet Legend)」とピアノ奏者のケニー・バロン(Kenny Barron)さん、ベース奏者のロン・カーター(Ron Carter)さん、サックス奏者のベニー・ゴルソン(Benny Golson)さん、ドラム奏者のレニー・ホワイト(Lenny White)さんが共演する。

13時35分から小曽根真さんが率いるトランペット、ホルン奏者のエリック宮城(えりっく・みやぎ)さんら15人のビッグバンド「ノー・ネーム・ホース(No Name Horses)」とベース奏者のクリスチャン・マクブライド(Christian McBride)さんが率いるビッグバンド「クリスチャン・マクブライド・ビッグバンド」と出演する。

14時45分からピアノ奏者のハービー・ハンコック(Herbie Hancock)さんがドラム奏者のヴィニー・カリウタ(Vinnie Colaiuta)さん、ベース奏者のジェームス・ジーナス(James Genus)さん、ギター奏者のリオーネル・ルエケ(Lionel Loueke)さんと出演する。

17時30分から「ディスカバー(DISCOVER)」とし、ピアノ奏者のアーマッド・ジャマル(Ahmad Jamal)さんらが出演する。18時35分からボーカル、サックス奏者の菊地成孔(きくち・なるよし)さんが率いるピアノ奏者の林正樹(はやし・まさき)さんら11人で構成されるビッグバンド「ペペ・トルメント・アスカラール」と、スペシャルゲストのボーカルのUAさんが出演する。

19時50分からピアノ奏者の上原(うえはら)ひろみさん率いる「ザ・トリオ・プロジェクト」として、ベース奏者のアンソニー・ジャクソン(Anthony Jackson)さん、ドラム奏者のサイモン・フィリップス(Simon Phillips)さんが共演する。

無料コンサートの地上広場では全体を「ワールド・ジャズ・ボイジ(WORLD JAZZ VOYAGE)」とし、5日18時からデンマークの「クレズモフォビア Klezmofobia」、20時からスイスの「グランド・ピアノラマックス(GRAND PIANORAMAX)」、21時30分からスイスの「ディムライト(Dimlite)」が出演する。

6日11時45分からイギリスのサイモン・フィリップスさんがドラム・ワークショップを開く。13時からカナダのロビー・ボトス(Robi Botos)さんが演奏する。

14時30分からフィンランドの「ヨーナス・ハーヴィスト・トリオ(Joonas Haavisto Trio)」、15時45分からリトアニアの「ダイニュース・プラウスカス・グループ(Dainius Pulauskas Group)」、17時45分から日本のシュローダー・ヘッズさん。

19時15分からオーストラリアの「クッキン・オン・スリー・バーナーズ(Cookin’On 3 Burners)」、20時30分のイタリアのファブリッツィオ・ボッソ(Fabrizio Bosso)さん、21時45分からオランダのウーター・ヘメル(Wouter Hamel)さん。

7日は11時45分からANIME MEETS JAZZ featuring 川口千里(かわぐち・せんり)さん、13時から南アフリカのカイル・シェパード(Kyle Shepherd)さん、14時40分かからベルギーのビッグバンド「フラット・アース・ソサエティ(Flat Earth Society)」、16時25分から日本の国田大輔(くにだ・だいすけ)トリオ、17時40分からオーストリアのミヒャエラ・ラビッチ(Michaela Rabitsch)さんとロベルト・パヴリク(Robert Pawlik)さんが演奏する。

19時15分からイスラエルの「ロイ・アサフ(Roy Assaf)・トリオ」、20時45分からポーランドからマチエック・オバラ(Maciej Obara)さん、パヴェウ・シャンブルスキ(Pawel Szamburski)さん、パトリック・ザクロツキ(Patryk Zakrocki)さん、イェジー・ロギェヴィチ(Jerzy Rogiewicz)さんが出演し、坂田明(さかた・あきら)さん、ナスノミツル(なすの・みつる)さん、高良久美子(たから・くみこ)さんが共演する。司会進行役(キュレーター)は内橋和久(うちはし・かずひさ)さんが務める。

コットンクラブでは5日が第1部(18時30分)がボーカルのモリー・ジョンソン(Molly Johnson)さんによる「オスカー・ピーターソン・トリビュート」、第2部(21時)がモリー・ジョンソンさん、ベース奏者のマイケル・ドーンズ(Michael Dorn)さん、ピアノ奏者のロビー・ボトス(Robi Botos)さんが演奏する。

6日が17時と20時にオランダの「ICP オーケストラ」が出演する。7日が17時と20時にピアノ奏者のバティスト・トロティニョン(Baptiste Trotignon)、ベース奏者のマット・ペンマン(Matt Penman)さん、 ドラム奏者のグレッグ・ハッチンソン(Greg Hutchinson)さんが出演する。

料金はホールが全席指定で、SS席が9800円、S席が8800円、A席が6700円、SS席1日通し券が1万8600円(全席指定、税込)で、1日通し券、夜公演はすでに売り切れ。地上広場は無料。コットンクラブは全席自由席で3600円(税込)。オーストリアの夕べはメール(jazzwine@amatelas.co.jp)で申し込む、参加料は7000円(料理、ライブ、講座と税込)。