【銀座新聞ニュース=2026年1月14日】阪急阪神東宝グループで、国内映画業界首位の東宝(千代田区有楽町1-2-2、03-3591-1221)は1月13日に2025年の映画営業部門の興行成績(速報ベース)で前年比57.5%増の1438億4397万円と初めて1000億円を突破したと発表した。
過去の映画営業部門の興行成績をみると、2008年が前年比12.8%増の739億1460万円、2009年が同11.4%減の654億9331万円、2010年が同14.3%増の748億6961万円、2011年が同21.0%減の591億1111万円、2012年が同25.4%増の741億3577万円、2013年が同9.2%減の673億2289万円。
2014年が同8.4%増の729億6541万円、2015年が同0.3%増の731億5117万円、2016年が同16.8%増の854億2671万円と2014年から2016年まで3年連続で700億円を超え、とくに2016年は「君の名は。」の大ヒットもあって当時としては歴代1位の成績で、初めて800億円を超えた。
2017年はその反動で同21.4%減の620億2311万円に落ち込み、2018年も同2.4%減の605億3664万円と2年連続で600億円台、2019年は同27.4%増の771億318万円と700億円台を回復、2020年も同6.7%減の719億2370万円と2年ぶりのマイナスだったものの700億円台を維持した。2021年は同7.3%減の666億4726万円と3年ぶりに700億円を割り、2022年も同5.7%減の628億3384万円だったが、2023年は同比24.4%増の774億5808万円と4年ぶりにプラスとなり、3年ぶりに700億円台を回復した。2024年は913億4127万円と初めて900億円を突破した。
これまでの興行成績は2016年の854億円が最高だったが、2024年はそれを超え、さらに今回は2024年も超えて年間1000億円を突破した。

7月18日から一般公開されている「劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座(あかざ)再来」((C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable)は、興行通信社による映画ランキングで1月12日までの公開180日目で興収が390.3億円を突破した。全世界の興行収入は2025年11月16日時点で1064億円と初めて1000億円を突破している。
また、TOHO(トーホー)シネマズ、関西共栄興行、東京楽天地という連結3社ベースの東宝グループの映画館の2025年の興行成績は同28.6%増の783億6619万円だった。
一方、2025年12月の映画営業部門の興行成績は前年同月比14.7%増の56億2645万円で、6月から7カ月続けてプラスとなった。
12月は例年、3月や8月と並んで観客動員数がもっとも多い需要期で、過去をみると、月別の映画営業部門興行成績を発表している2009年が39億円、2010年が62億円、2011年が49億円、2012年が42億円だったが、2013年に99億円、2014年に102億円、2015年に67億円、2016年に72億円、2017年に40億円と2013年から2016年まで60億円超で推移してきた。
2018年は22億円と月別数字を公表した2009年以来、初めて20億円台にとどまったが、2019年は33億円、2020年は2014年以来、6年ぶりに128億円と100億円の大台を突破し、2021年はその反動で大幅なマイナスとなったものの70億円、2022年も75億円、2023年が56億円、2024年が49億円だった。
また、TOHOシネマズ、関西共栄興行、東京楽天地という連結3社ベースの東宝グループの映画館の12月の入場料収入は同28.6%増の67億3640万円と5月から8カ月続けてプラスとなった。
新たに12月に公開されたのは、12日公開の「ロマンティック・キラー」、19日公開の「新解釈・幕末伝」、26日公開の「劇場版 緊急取調室 THE FINAL(ザ・ファイナル)」の3本だった。
興行通信社の映画興行ランキングによると、12月5日から7日の週は「チェンソーマン レゼ篇」が12週目に3位と前の週の10位から大幅に上昇し、「国宝」が27週目に9位から7位に上昇し、「劇場版 呪術廻戦『渋谷事変 特別編集版』×『死滅回游 先行上映』」が5週目で9位、「MGA MAGICAL 10 YEARS ANNIVERSARY LIVE FJORD(フィヨルド)ON SCREEN」が2週目で10位で、トップ10入りは前週より2本減って4本だった。
12日から14日の週は「ロマンティック・キラー」が初週で4位、「国宝」が28週目で6位に上昇し、「チェンソーマン レゼ篇」が13週目に9位と、トップ10入りは前週より1本減って3本だった。
19日から21日の週は「新解釈・幕末伝」が初週で3位、「チェンソーマン レゼ篇」が14週目に4位と再び上昇し、「国宝」が29週目で7位、「劇場版『鬼滅の刃』無限城編第一章猗窩座(あかざ)再来」が23週目で8位と11月28日から30日の8位以来のトップ10入りで、トップ10入りは前週より1本増えて4本だった。
26日から28日の週は「劇場版 緊急取調室 THE FINAL」が初週で2位、「新解釈・幕末伝」が2週目で5位、「国宝」が30週目で6位、「チェンソーマン レゼ篇」が15週目で8位、「劇場版『鬼滅の刃』無限城編第一章猗窩座再来」が24週目で10位と、トップ10入りは前週より1本増えて5本だった。
12月に映画館で上映された東宝の配給作品(TOHO NEXTを含む)は、「劇場版『緊急取調室 THE FINAL』」(12月26日公開)、「新解釈・幕末伝」(12月19日公開)、「ロマンティック・キラー」(12月12日公開)、「ATEEZ VR CONCERT : LIGHT THE WAY(エイティス・VR・コンサート:ライト・ザ・ウエイ)」(12月5日公開)、「国宝」(6月6日公開)、「秒速5センチメートル」(10月10日公開)。
「MGA MAGICAL 10 YEARS ANNIVERSARY LIVEーFJORDーON SCREEN(MGA・マジカル・10イアーズ・アニバーサリー・ライブ・フィヨルド・オン・スクリーン)」(11月28日公開)、、「MGA MAGICAL 10 YEARS DOCUMENTARY FILMーTHE ORIGIN(MGA・マジカル・10イアーズ・ドキュメンタリー・フィルム・ザ・オリジン)」(11月28日公開)。
「果てしなきスカーレット」(11月21日公開)、「平場の月」(11月14日公開)、「阪神タイガース THE OFFICIAL MOVIE 2025-栄光の虎道」(11月14日公開)、「映画 ヒプノシスマイク-Division Rap Battle」(2月21日公開)、「劇場版 呪術廻戦『渋谷事変 特別編集版』×『死滅回游 先行上映』」(11月7日公開)、「劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座再来」(7月18日公開)、「劇場版『チェンソーマン レゼ篇』」(9月19日公開)など。
