丸善丸の内で東山魁夷、加山又造、田崎広助ら初春名作版画展

【銀座新聞ニュース=2026年1月21日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ内、03-5288-8881)は1月21日から27日まで4階ギャラリーで「初春を彩る名作版画」展を開く。

丸善・日本橋店で1月21日から27日まで開かれる「初春を彩る名作版画」展に出品される東山魁夷の「緑響く」(木版画、2000年)。

日本の風景画家で「国民的画家」として知られる東山魁夷(1908-1999)をはじめとする現代日本を代表する画家たちの版画を集め、展示販売する。「個性あふれる美の世界」を楽しんでほしいとしている。

今回、出品するのは、東山魁夷のほか、シルクロードの画家で、東京藝術大学学長(1989年から1995年、2001年から2005年)を務めた平山郁夫(1930-2009)、日本画家で「帝展」や「院展」にたびたび落選し、「落選の神様」とまでいわれたが、1939年の第26回院展からは毎回入選するようになり、女性画家として3人目の文化勲章受賞者となった片岡球子(1905-2008)。

女性画や静物を生き生きと描いた小倉遊亀(1895-2000)、日本画の伝統的な様式美を現代的な感覚で表現した加山又造(1927-2004)、京都芸術大学(旧京都造形芸術大学)附属康耀堂美術館館長、同大学大学院芸術研究科教授の千住(せんじゅ)博さん(1958年生まれ)、阿蘇山を好んで描き、「阿蘇の田崎」と呼ばれ、晩年は「朱富士」を描いた洋画家の田崎広助(1898-1984)。

洋画家で生まれ育った千葉の故郷や山梨県忍野村(おしのむら)の自然風景などを舞台に、風景画や「失われた民家百景」シリーズで知られた林喜市郎(1919-1999)、前衛芸術家で、ヨーロッパで学んだ油彩画に、桃山美術や琳派、南画といった日本の伝統的な美術を取り入れ、装飾的な世界で知られた洋画家の梅原龍三郎(1888-1986)、バラの絵で知られる洋画家の中川一政(1893-1991)、孤高の洋画家で、自宅の虫や花を描き続けた熊谷守一(1880-1977)ら。

開場時間は9時から21時(最終日は16時)まで。