コンビニ7社25年2%増、5年連続、客単価12年連続+、客数は減

(2025年の年間売上高前年比は独自に計算し「実質」で示しています)
【銀座新聞ニュース=2026年1月21日】日本フランチャイズチェーン協会(港区虎ノ門3-6-2、第2秋山ビル、03-5777-8701)は1月20日、コンビニ7社の2025年と2025年12月の統計調査(既存店)を発表した。

ロッテは1月26日から微細氷入りでくちどけの良い食感とさっぱりとした後味が楽しめる「爽」ブランドからアイスミルクの「爽 贅沢濃味抹茶」(248円)をコンビニ先行で発売する。2025年11月に発売した「爽 贅沢濃味バニラ」、12月発売の「爽  贅沢濃蜜プリン」に続く、贅沢な仕上がりのシリーズ第3弾で、「冬アイス」をカップアイスの定番「爽」で表現した。通常の爽をアイスミルクグレードへワンランクアップさせた贅沢な仕上がりで、アイスとソース部で異なる一番摘み抹茶を使用し、それぞれの抹茶を楽しめる仕立て。アイス部には、渋みと旨味のバランスが良く、さわやかな味わいの一番摘み抹茶を、ソース部には香り高い味わいの一番摘み抹茶を使用している。

同統計調査はセイコーマート、セブン-イレブン・ジャパン、ファミリーマート、ポプラ、ミニストップ、山崎製パン・デイリーヤマザキ事業統括本部、ローソンのコンビニ7社の動向をまとめている。店舗数は5万6054店。

2025年の売上高は前年比1.9%増(実質2.2%増)の11兆5848億円と3年連続で11兆円を超え、5年続けて前年を上回り、2019年から7年連続で10兆円を超えている。

コンビニ7社の年間売上高は、2012年が8兆2233億円と初めて8兆円を超え、2013年8兆5213億円、2014年8兆8315億円、2015年9兆2974億円と9兆円を超え、2016年9兆6328億円、2017年9兆4738億円、2018年9兆7244億円、2019年10兆3421億円と初の10兆円を超え、2020年10兆1580億円、2021年10兆3397億円、2022年10兆7295億円、2023年11兆1864億円と初めて11兆円を超え、2024年も11兆3364億円だった。

協会では、背景には高付加価値商品の展開やクーポン配布をはじめとする販促施策の奏功などにより、平均客単価が伸びたことに加え、過去最多を記録した訪日外国人や大阪・関西万博の開催も売り上げに寄与したと考えられるとしている。商品別ではおにぎり、カウンター商材、菓子、ソフトドリンク、アイスクリーム、玩具などが好調に推移した。一方で、前年が閏年のため営業日数が多かったことや、天候不順などが来店客数に影響を及ぼした。

年間の平均客単価は同2.4%増の743.8円で12年連続のプラスだった。年間来店客数は同0.5%減の155億7479万人となり、4年ぶりにマイナスとなった。

〇12月1%増、客単価は12カ月+も、客数は減

コンビニ7社の12月の売上高は前年同月比1.1%増の1兆0141億1600万円と10カ月続けてプラスとなった。

12月はコラボ商品をはじめとする販促施策などにより客単価が伸び、売上高が前年を上回る結果となった。商品別では、おにぎり、カウンター商材、菓子、ソフトドリンク、アイスクリーム、カップ麺が好調だった。

平均客単価は同2.5%増の775.3円と12カ月続けてプラスだった。来店客数は同1.4%減の13億0804万人と6カ月続けてマイナスだった。

おやつカンパニーはこのほど、ひとくちサイズで食べやすい「ベビースターラーメン丸(濃厚梅味)」(オープン価格で想定は税込168円)を期間限定でコンビニで発売した。麺の生地には梅肉ペーストを使用し、一口頬張れば、一粒で梅の爽やかな酸味と豊かな香りが口いっぱいに広がる。“カリッ・ザクッ・ホロッ”と変化する3段階の食感とともに、濃厚な梅の味わいを楽しめる。

商品別では全体の36.0%を占める「日配食品」が同2.3%増と10カ月続けてプラス、27.2%を占める「加工食品」が同2.5%増と44カ月続けてプラス、32.2%を占める「非食品」が同0.8%増と10カ月続けてプラス、4.6%を占める「サービス」が同12.2%減と3カ月ぶりにマイナスとなった。

「日配食品」はコーヒーなどのカウンター商材、おにぎり、弁当などの米飯類、パン、調理パン、惣菜類、調理麺、卵、加工肉(ハム、ウインナーなど)、牛乳、チルド飲料、乳製品(バター、チーズなど)、ちくわ類などの練物、ケーキなどの生菓子、サラダ、デザート類など。

「加工食品」は生菓子以外の菓子類、ソフトドリンク(乳飲料を除く)、ビール、ワイ1ンなどのアルコール飲料、食塩、砂糖、味噌、しょう油などの調味料、コーヒー、お茶などの嗜好品、米穀、乾物、各種の缶・瓶類、冷凍食品、アイスクリーム、レトルト食品、インスタント食品など。

「非食品」はたばこ、雑誌、新聞、衣料品、袋物類、文具類、乾電池、テープ、フィルム、電球・蛍光灯、燃料、サングラス、園芸用品、ゲームソフト、洗剤、化粧品、医薬品、医薬部外品栄養ドリンク、紙製品、切手・はがき・収入印紙など。

「サービス」はPOSAカード、コピー、ファクシミリ、宅配便、商品券、ギフト券、各種チケット、宝くじ、D.P.E、レンタル、乗車券、航空券、宿泊券、クリーニングなど。ただし、電力料金などの公共料金などの扱いは含まない。

店舗数は同0.6%増の5万6054店と13カ月続けて前年実績を上回った(2025年〇11月5万6007店、〇10月5万5962店、〇9月5万5936店、〇8月5万5923店、〇7月5万5882店、〇6月5万5852店、〇5月5万5829店、〇4月5万5855店、〇3月5万5792店、〇2月5万5850店、〇1月5万5732店、2024年〇12月5万5736店、●11月5万5692店、●10月5万5695店、●9月5万5709店、●8月5万5730店、●7月5万5684店、●6月5万5637店、●5月5万5641店、●4月5万5647店、●3月5万5620店、●2月5万5657店、●1月5万5657店)

(2023年●12月5万5713店、●11月5万5725店、●10月5万5746店、●9月5万5790店、●8月5万5810店、●7月5万5772店、●6月5万5742店、●5月5万5724店、●4月5万5759店、●3月5万5739店、●2月5万5852店、●1月5万5787店。2022年●12月5万5838店、●11月5万5825店、●10月5万5830店、●9月5万5872店、●8月5万5926店、●7月5万5914店、●6月5万5887店、〇5月5万5904店、〇4月5万5922店、〇3月5万5912店、〇2月5万5931店、〇1月5万5956店、●は前年比減、〇は増)。

また、店舗数の前月比では12月は11月を上回り、7カ月続けてプラスで、12月は12カ月続けて5万5700店を上回った。また、5万6000店を超えるのは2カ月連続となる。

コンビニ業界の上位4社の12月の売上高(日商、既存店ベース、店舗数は国内)は1位のセブン-イレブン・ジャパンが前年同月比1.9%増(店舗数は2万1655店)、2位のファミリーマートが同0.5%増(同1万5472店)、3位のローソン(ローソン、ナチュラルローソン)が同4.1%増(同1万4677店)、4位のミニストップが同2.3%減(同1795店)。