丸善日本橋で香南染工房展、本間千香子ら、古谷尚子が企画

【銀座新聞ニュース=2026年2月10日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・日本橋店(東京都中央区日本橋2-3-10、03-6214-2001)は2月11日から17日まで3階ギャラリー特設会場で「あさひが丘の春の風-香南染工房展 VOL.V 本間千香子・西川千尋・山﨑純子」を開く。

丸善・日本橋店で2月11日から17日まで開かれる「あさひが丘の春の風ー香南染工房展 Vol.Ⅴ(第5回)本間千香子・西川千尋・山﨑純子」のフライヤー。

「型絵染」で知られる岩井香楠子(かなこ)さんが主宰する型絵染工房「香南染工房(こうなんそめこうぼう)」(神奈川県横浜市、1979年設立)のスタッフらによる作品展を開く。今回が5回目になる。「きものSalon(サロン)」編集長を10年間務めた元世界文化社の古谷(ふるや)尚子さんが企画している。

古谷尚子さんは「師から受け継いだ技法やテクニックを活かし、どんなストーリーが紡ぎ出されるのか、とても楽しみ」としている。今回もブックカバー、ストールや帯揚げのほか、帯やきものの大作も展示する。

本間千香子さんは東京都渋谷区生まれ、文化女子大学(現文化学園大学)生活造形学科染色コースを卒業、岩井香楠子さんに師事し、「型絵染」の技法を学び、その後、独立し、デザインから型彫り、染に至るまですべての工程を1人で制作している。

西川千尋さんは「香南染工房」でパターンを手がけている。

山﨑純子さんは神奈川県生まれ、文化女子大学(現文化学園大学)生活造形学科工芸コース染織専攻を卒業、2012年に新匠工芸展で入選、2014年にシルク博物館全国染織作品展で入選している。

岩井香楠子さんは1938年神奈川県横浜市生まれ、10代より小倉遊亀(1895-2000)に日本画を学び、横浜国立大学生物学科を卒業、1965年に東京藝術大学美術学部日本画専攻を卒業、1968年に結婚して渡米、1971年に帰国、着物の道に入る。着物コーディネーターとして修業をしつつ1972年から1974年まで東京クラフトデザイン研究所で染織を学び、その後1979年に「型絵染」の人間国宝の鎌倉芳太郎(1898-1983)に師事し、「紅型(びんがた)」を学び、鎌倉芳太郎より「日本画を学び、絵が描けるのだから紅型に固執せず『型絵染』をするように」 と勧められ、現在の道に進む。

1979年に新人染織展で初入選、1980年に日本伝統工芸染織展で初入選、日本伝統工芸展で初入選、1984年に日本工芸会正会員、1994年に日本工芸会賞、2012年に第46回日本伝統工芸染織展で東京都教育委員会賞(2018年も東京都教育委員会賞)、2019年に第66回日本伝統工芸展日本工芸会奨励賞などを受賞している。

開場時間は9時30分から20時30分(最終日は15時)。