【銀座新聞ニュース=2025年7月18日】中堅映画配給会社のアークエンタテインメント(文京区小日向2-11-11、03-5940-6015)は7月22日にTOHOシネマズ日比谷(千代田区有楽町1-1-2、東京ミッドタウン日比谷、050-6868-5068)で「長崎ー閃光の影で」の東京プレミア上映会を開く。
22日18時30分の回上映前に、監督の松本准平さんをはじめ、主人公で看護学生「田中スミ」役の菊池日菜子さん、田中スミの幼なじみで看護学生「大野アツ子」役の小野花梨さん、田中スミの幼なじみで看護学生「岩永ミサヲ」役の川床(かわとこ)明日香さん、孤児院で子どもたちの世話をする「南原令子」役の南果歩さんが舞台に登場してあいさつする。MCは奥浜レイラさん。
「長崎ー閃光の影で」は日本赤十字社長崎県支部が1980年に刊行した、1945年8月9日の原爆投下直後の長崎で、若き看護学生たちが命を救おうと奔走した、日本赤十字社の看護師たちによる手記「閃光の影で-原爆被爆者救護赤十字看護婦の手記」を原案とし、当時の看護学生だった少女たちの視点から原爆投下という悲劇を描いている。
長崎出身の被爆3世の松本准平さんが監督、共同脚本を務め、長崎出身の福山雅治さんが主題歌のプロデュースとディレクションを担当、「赤十字看護婦の手記」に体験を寄せた元看護学生のひとり、山下フジヱさんが特別出演し、その山下フジヱさんの思いを、10歳の時に長崎で原爆を体験した美輪明宏さん(1935年生まれ)が語りとして声で表現している。
物語は戦争下、看護学生の同級生で幼なじみの田中スミ、大野アツ子、岩永ミサヲは、空襲による休校のため長崎に帰郷するところからはじまる。久しぶりに地元へ帰って来た3人は、それぞれ家族や恋人との幸せな時間を過ごす。
しかし、8月9日11時2分、原子爆弾が長崎に落とされたことにより、その日常は一変する。一瞬にして廃墟となってしまった長崎の町で、医療態勢もままならない状況下で命と向き合い続けた1カ月に及ぶ救護活動の中で、3人は未熟ながらも看護学生としての使命をまっとうしようと奔走する。
ウイキペディアによると、松本准平さんは1984年長崎県西彼杵郡(にしそのぎぐん)生まれ、東京大学工学部建築学科を卒業、2008年に同大学大学院工学系研究科建築学専攻を修了、大学在学中にお笑い芸人をめざし、吉本総合芸能学院 (NSC) 東京校に12期生として入学するも挫折し、2007年に在学時に友人とNPO法人「AOA」を設立し、法人の活動として杉並区の成人式用動画「ほころび」を撮影し映画製作をはじめる。
2008年に大学院修了後にテレビの制作会社に就職し、企画を社長に出し続けたところ、良く思わない上司からいじめられうつ病となる。2012年に映画「まだ、人間」を監督し、2014年に芥川賞作家・中村文則さんの原作を映像化した「最後の命」(主演:柳楽優弥さん)を制作し、 ニューヨークチェルシー映画祭においてグランプリノミネーションと最優秀脚本賞をW受賞した。
2016年に第40回香港国際映画祭で審査員を務め、2017年に身体障害とパーソナリティ障害を抱える男女の恋愛を、実話を基に描いた「パーフェクト・レボリューション」を制作し、第25回レインダンス国際映画祭に正式出品された。2019年に初の長編小説「惑星たち」(書肆侃侃房)を刊行、同年に第76回ヴェネチア国際映画祭でSIGNIS(シグニス)賞審査員を務め、2020年にテレビアニメ「シャドウバーズ」をプロデュースした。
2022年に盲ろうの東京大学教授の福島智さん(1962年生まれ)とその母・令子さん(1933年生まれ)の半生を描いた「桜色の風が咲く」を公開し、2023年4月に「桜色の風が咲く」で第47回日本カトリック映画賞を受賞、同年に歌舞伎町に生きるゲイと女子大生とホストの三角関係を描いた「車軸」を公開し、第47回サンパウロ国際映画祭などに招待出品されている。
チケットはローソン、ミニストップを通じて先着順にて販売中で、7月22日16時30分締め切り。料金は全席指定で2200円均一。プレミアボックスシートは1000円プラス。
