日比谷「ゴールデンカムイ」公開で山﨑賢人、山田杏奈ら挨拶

【銀座新聞ニュース=2026年3月7日】阪急阪神東宝グループで、国内映画業界首位の東宝(千代田区有楽町1-2-2、03-3591-1221)は3月14日にTOHOシネマズ日比谷(スクリーン12、千代田区有楽町1-1-3、東京宝塚ビル、050-6868-5068)で「ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編」の公開を記念して、山﨑賢人さん、山田杏奈さんらによる舞台あいさつを開く。

3月13日から一般公開される「ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編」((C)野田サトル/集英社 (C)2026 映画「ゴールデンカムイ」製作委員会)。

14日10時40分の回上映終了後に、監督の片桐健滋さんをはじめ、主人公の元軍人「杉元 佐一」役の山﨑賢人さん、ヒロインでアイヌの少女「アシリバ(リは小文字)」役の山田杏奈さん、軍人でスナイパーの「尾形百之助」役の眞栄田郷敦(まえだ・ごうどん)さん、刺青の囚人で脱獄王の「白石由竹」役の矢本悠馬さん、情報将校「鶴見中尉」役の玉木宏さん、元新選組副長「土方歳三」役の舘ひろしさんが舞台に登場してあいさつする。

ウイキペディアによると、「ゴールデンカムイ」はマンガ家の野田サトルさんが「週刊ヤングジャンプ」(集英社)に2014年38号から2022年22・23合併号まで連載した同じ題名のマンガが原作で、略称は「金カム」。単行本(全31巻)の累計発行部数は、2025年9月時点で3000万部を突破している。

明治末期に日露戦争(1904年2月から1905年9月)の終結直後の北海道・樺太を舞台とした、金塊をめぐるバトルマンガで、戊辰戦争(1868年1月から1869年6月27日)、日露戦争、ロシア革命(狭義では1917年10月)などが関わる歴史ロマン要素のほか、北海道・樺太独自の動植物・狩猟を描くサバイバル要素、各地の料理を堪能するグルメ要素、アイヌなどの民俗文化の紹介要素も併せ持つ。

さらに、ギャグ要素や映画・アニメなどのオマージュ、ホラー要素も盛り込まれ、「冒険・歴史・文化・狩猟グルメ・ホラー・GAG&LOVE!和風闇鍋ウエスタン!!」というキャッチコピーがつけられている。タイトルの「ゴールデンカムイ」とは、英語(Golden)とアイヌ語(kamuy)を合わせた造語。

2015年に「コミックナタリー大賞」で2位、2016年に「このマンガがすごい!2016オトコ編」で2位、「マンガ大賞2016」で大賞、2017年に「北海道ゆかりの本大賞」のコミック部門で大賞、2018年に「小西財団漫画翻訳賞」でグランプリ、「Japan Expo Awards 2018」のマンガ部門Daruma脚本賞、手塚治虫文化賞でマンガ大賞、2021年に第24回文化庁メディア芸術祭マンガ部門でマンガ部門ソーシャル・インパクト賞、2022年に第51回日本漫画家協会賞で大賞、2023年に第74回芸術選奨で文部科学大臣新人賞(メディア芸術部門)、同年に「この15年に完結したマンガ総選挙」で1位に選ばれている。

2024年1月に映画「ゴールデンカムイ」が公開され、同年10月から12月にWOWOWで放送・配信された連続ドラマ「ゴールデンカムイ-北海道刺青囚人争奪編」の続編となる映画版第2作が「網走監獄襲撃編」。2024年の映画「ゴールデンカムイ」は久保茂昭さんが監督を務め、脚本は黒岩勉さんが手掛けた。今回の「網走監獄襲撃編」の監督は片桐健滋さんで、脚本は前回と同じ黒岩勉さんが手掛けている。

eiga.comによると、物語は「不死身の杉元」の異名を持つ元軍人の杉元佐一は、アイヌ民族から強奪された莫大な金塊の存在を知る。その犯人である謎の男、のっぺら坊(井浦新さん)は捕まる直前に金塊を隠しており、獄中で囚人たちの身体に金塊のありかを記した刺青を彫り、彼らを脱獄させた。

刺青は、24人でひとつの暗号になるという。そんな折、杉元はアイヌの少女アシリパと出会い、金塊強奪犯に父を殺されたという彼女と行動を共にすることになる。時を同じくして、北海道征服をもくろむ大日本帝国陸軍第七師団の鶴見中尉と、戊辰戦争で戦死したはずの土方歳三も金塊を狙っており、刺青囚人の苛烈な争奪戦が勃発。闘いの舞台は、すべての謎を知る「のっぺら坊」が収監されている網走監獄へと移る。

片桐健滋さんは1979年大阪府堺市生まれ、高校在学中より8ミリ映画の制作を始め、1997年に神奈川映像コンクールで「ice・cream(アイスクリーム)」が入賞し、2000年にフランスにわたり、フランソワ・トリュフォーの編集で知られるヤン・デデ(Yann Dedet、1946年生まれ)さんに3年間師事し、2003年に帰国した。

その後、ミュージックビデオ、イベント映像などのフリーの編集を経て、演出部に転向し、以降、豊田利晃さん(1969年生まれ)、羽住英一郎さん(1967年生まれ)、廣木隆一さん(1854年生まれ)らの監督の助監督を経て、2018年に「ルームロンダリング」にて監督デビューし、数々の海外映画祭にて上映され、第1回TSUTAYA CREATORS’PROGRAMで準グランプリに選ばれる。2020年に「酔うと化け物になる父がつらい」を監督し、今回が映画監督としては3作目になる。

チケットはチケットぴあを通じて、先行抽選を受付中で、9日11時締め切り。料金は一般2200円、大学生・専門学校生1700円、高校生、3歳以上中学生、障がい者1200円、シニアは1500円。プレミアボックスシートはプラス1000円。作品は「PG12」(小学生以下は保護者の助言・指導が必要)に指定されている。