丸善日本橋でたなかしん「そうぞうのかけら」展、毎日来場も

【銀座新聞ニュース=2025年12月8日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・日本橋店(中央区日本橋2-3-10、03-6214-2001)は12月10日から16日まで3階ギャラリーでたなかしんさんによる「作品展-そうぞうのかけら」を開く。

丸善・日本橋店で12月10日から16日まで開かれるたなかしんさんの「作品展-そうぞうのかけら」に出品される「そうぞうのかけら」((C)SHIN TANAKA)。

海の砂の上に描く画家で、絵本作家のたなかしんさんが明石市立文化博物館(兵庫県明石市上ノ丸2-13-1、078-918-5400)で2025年7月19日から9月7日まで開かれた「そうぞうのかけら-砂で紡ぐたなかしんの物語」に出展された「海砂の上に描かれた“そうぞうのかけら”」を展示する。

また、2025年に絵本作家としての20周年記念に描いたたなかしんさんの新作絵本「ゾウとクジラ」(7月17日刊行、小学館、税込2145円)の原画や4月25日に刊行されたたなかしんさんの絵本「いしころかくれんぼ」(アリス館、1430円)のいしころ原画なども展示する。さらに、絵本や画集、グッズ、カレンダーなども販売する。

明石市立文化博物館によると、「そうぞうのかけら」はたなかしんさんがこれまで紡いできた物語の「かけら」で構成されている。作品に込めた想いや創作のひみつにふれる章「こころのかけら」「えほんのかけら」「そうぞうのかけら」に続き、最後の章「みんなのかけら」では、「訪れた人自身が物語を紡ぐひとりになり、感じたことや心に残った言葉、広がる想像-それぞれが、新しい物語の“かけら”」になるとしている。

たなかしんさんは1979年大阪府生まれ、神戸文化短期大学デザイン美術科を卒業、油絵を中心に作品を制作し、2002年ころから絵本に取り組み、第5回新風舎えほんコンテストで優秀賞、2003年に第7回越後湯沢全国童画展で優秀賞、2005年にイタリア・ボローニャ児童図書展(国際絵本原画展)のイタリア見本市会場に出品し、台湾の出版社から「巧克力熊」(「くまさんのチョコ」)を出版した。

2007年にアートストリーム2007でサントリーミュージアム賞(2008年にホルベイン賞)、第5回イルフビエンナーレ日本童画大賞で入選、その後、「かみさまのいたずら」や「モグちゃんのねがいごと」などを刊行し、2012年に台湾で2冊目となる絵本が日本語版と中国語版で出版され、2013年に「いつもきみと」を2カ国語で出版している。

岡山県倉敷市のゆるキャラ「Gパンだ」のデザインも手がけている。2015年にUAEの「サラジャ・エクスシビション・フォー・チルドレン・ブック・イラストレーション(Sharjah Exhibition for Children’s Book Illustrations)2015」で入選(2016年から2018年まで入選)している。2020年に「明石文化国際創生財団」が「MERIDIAN(メリディアン)芸術賞」を創設、その創設記念賞を受賞、同年に日本児童文学者協会の「第53回日本児童文学者協会新人賞」を「一富士茄子牛焦げルギー」で受賞している。

会期中、毎日13時から17時まで、たなかしんさんが来場し、書籍などを購入するとサインする。

開場時間は9時30分から20時30分(最終日は15時)まで。