【銀座新聞ニュース=2025年3月13日】阪急阪神東宝グループで、国内映画業界首位の東宝(千代田区有楽町1-2-2、03-3591-1221)とおもちゃ業界第3位のバンダイナムコホールディングス傘下で、映像事業会社のバンダイナムコフィルムワークス(渋谷区恵比寿1-18-14、恵比寿ファーストスクエア)は3月23日、TOHOシネマズ日比谷(スクリーン12、千代田区有楽町1-1-3、東京宝塚ビル、050-6868-5068)で「機動戦士Gundam GQuuuuuuX Beginning」の大ヒットとテレビ放送の開始を控えて、黒沢ともよさん、土屋神葉さんらによる御礼の最後の舞台あいさつを開く。
「機動戦士Gundam GQuuuuuuX Beginning(ガンダム・ジークアクスービギニング)」は1月17日から全国374の映画館で公開され、興行通信社によると、17日から19日の初週が1位にランクされ、24日から26日の2週目も1位、31日から2月2日の3週目で2位、7日から9日の4週目で4位、14日から16日の5週目で7位にランクされており、21日から23日の6週目で4位に上昇し、2月28日から3月2日の7週目で8位にランクされており、3月6日までの累計で観客動員が182万9244人、興行収入が30億416万6800円となっている。
この大ヒットと4月9日からの日本テレビ系での放送開始を控えて、3月23日18時15分の回上映終了後に声優による御礼のあいさつをする。舞台に登場するのは声優で主人公で、カネバン有限公司のクラバチーム「ポメラニアンズ」でマチュを名乗ってクラバに参戦する「アマテ・ユズリハ」役の黒沢ともよさん、赤いガンダムのパイロットの少年「シュウジ・イトウ」役の土屋神葉(しんば)さん、ジオン軍のエース・パイロット「シャリア・ブル」役の川田紳司さん、ジオン軍のエースパイロット「シャア・アズナブル」役の新祐樹(しん・ゆうき)さん、カネバン有限公司の女性社長「アンキー」役の伊瀬茉莉也さんで、MCは京極雅美さんが務める。
ウイキペディアによると、「機動戦士Gundam GQuuuuuuX Beginning」は2025年4月より日本テレビ系列にて放送予定のテレビアニメ作品「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」の一部のエピソードを再編集した劇場先行版で、「ガンダムシリーズ」に属するロボットアニメであり、同シリーズを手掛けるサンライズと、「エヴァンゲリオンシリーズ」を手掛けるスタジオカラーが初めて共同で制作している。
物語は多くのガンダム作品の舞台となる「宇宙世紀」であるが、シリーズ第1作「機動戦士ガンダム」(以後「ファースト」)で描かれた1年戦争が異なる経過を辿った末の世界観となっており、「ファースト」における仮想戦記という位置づけになっている。
監督の鶴巻和哉さんは1年戦争のパートについては、当初アバンタイトルのみでの描写を構想していたが、後に1話分として独立することになり、庵野秀明さんの作り込んだ「シャア・アズナブルが赤いガンダムに搭乗して戦う」というプロットがそのまま採用されている。また、このパートはオリジナルの安彦良和さんのデザインに準拠したキャラクターが使用され、後半のメインとなるパートのキャラクターとは異なる形となっている。
監督は鶴巻和哉さん、シリーズ構成は「トップをねらえ2!」や「フリクリ」などで鶴巻和哉さんとタッグを組んでいる榎戸洋司さん。スタジオカラー代表の庵野秀明さんも脚本、デザインワークス、絵コンテに参加している。
物語は宇宙に浮かぶスペース・コロニーで平穏に暮らしていた女子高生アマテ・ユズリハは、戦争難民の少女ニャアン(石川由衣さん)と出会ったことで、非合法なモビルスーツ決闘競技「クランバトル」に巻き込まれる。
「マチュ」というエントリーネームでクランバトルに参加したアマテは、最新鋭モビルスーツ「GQuuuuuuX(ジークアクス)」を駆り、 苛烈なバトルに身を投じていく。そんな彼女の前に、宇宙軍と警察の双方から追われていた正体不明のモビルスーツ「ガンダム」と、そのパイロットの少年シュウジが姿を現す。
チケットはチケットぴあで先行抽選を受付中で14日11時締め切り。15日10時から22日16時まで一般発売する。料金は一般2200円、大学生・専門学生1700円、高校生・3歳以上中学生まで、障がい者1200円、シニア1500円。プレミアBS(ボックスシート)は1000円プラス。