【銀座新聞ニュース=2025年4月20日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ、03-5288-8881)は4月23日から29日まで4階ギャラリーで勝俣由治さんと中村愛さんによる「ふたり展 Two-person Watercolor exhibition」を開く。
東京藝術大学日本画出身で、「絵付教室陽だまり」(練馬区桜台2-8-4、MKヒルズ)を主宰する勝俣由治(ゆうじ)さんと絵画教室「アトリエAI」(埼玉県草加市栄町3-1-15、中村ビル)を主宰する中村愛さんの2人による作品展で、2022年、2024年に続いて3回目になる。
今回は、水彩のにじみや色彩を楽しみながら、動物や植物を描いており、「それぞれの視点で向き合った作品たちを楽しんで」もらえればとしている。
また、中村愛さんは2024年1月にイラスト集「パンダ、ときどきしろくま」(グラフィック社、税込1870円)を刊行している。
勝俣由治さんは2003年に東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻を卒業、2006年に陶絵付学院原宿陶画舎講師(2020年まで)、2020年に「絵付教室陽だまり」を主宰、アトリエも立ち上げている。
中村愛さんは1980年埼玉県生まれ、2004年に東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻を卒業、2006年に同大学大学院美術研究科日本画修士課程を修了、同年に新生展で新生賞、2007年に松柏美術館花鳥画展で優秀賞、2008年に同大学大学院美術研究科博士後期課程を修了、2009年から同大学美術学部絵画科日本画教育研究助手を務め、2010年に国宝「源氏物語絵巻」の模写事業に携わり、現在、絵画教室「アトリエAI」(埼玉県草加市)を主宰、東急セミナー BE(自由が丘校)講師、NHK文化センター (青山校)講師などを務めている。
開場時間は9時から21時(最終日16時)まで。