【銀座新聞ニュース=2025年4月20日】国内映画業界第3位の松竹(中央区築地4-1-1、東劇ビル)は4月25日に丸の内ピカデリー(千代田区有楽町2-5-1、有楽町マリオン、050-6875-0075)で「パリピ孔明 THE MOVIE」の初日舞台あいさつを開く。
25日16時20分の回上映終了後と19時55分の回上映前に、主人公の「諸葛孔明(諸葛亮孔明=しょかつりょう・こうめい)」役の向井理(おさむ)さん、アマチュアシンガー「月見英子」役の上白石萌歌(かみしらいし・もか)さん、「司馬潤」役の神尾楓珠(ふうじゅ)さん、司馬潤の妹でシンガーの「shin」役の詩羽(うたは)さん。
「&TEAM本人」役の「&TEAM(エンティーム)」のHARUA(ハルア)さん、諸葛孔明のかつての主君「劉備」役のディーン・フジオカさん、「BBラウンジ」の男性オーナー「小林」役の森山未來さんが舞台に登場してあいさつする。MCは映画で「MCマモ」として出演している声優の宮野真守さんが務める。
ウイキペディアによると、「パリピ孔明」は四葉夕卜(よつば・ゆうと)さんの原作で、マンガ家の小川亮さんがマンガを描いて、講談社のマンガアプリ「コミックDAYS」にて2019年12月31日から2021年11月16日まで連載されている「パリピ孔明」が原作で、2021年にテレビアニメ化が決定した後、2021年52号より「週刊ヤングマガジン」(講談社)に移籍して連載が続いている。単行本も2025年2月6日までに20巻が刊行され、累計で240万部を突破している。2020年には「次にくるマンガ大賞 2020」にて、特別賞に相当する「U-NEXT賞」を受賞した。「パリピ」は「「パーティー・ピープル」が略されている。
2022年4月5日から6月21日にはTOKYO MXなどでテレビアニメ化されている。2023年9月27日から11月29日まで、根本ノンジさんの脚本、渡部篤史さんの脚本、向井理さん主演でフジテレビ系列にてテレビドラマが放送された。2025年4月にテレビドラマの続編となる実写映画版が、渋江修平さんが監督、脚本が根本ノンジさんが手掛け、公開される。諸葛孔明は蜀漢の政治家、武将(軍師)で、181年生まれ、234年に五丈原の戦い(中国三国時代に、蜀(蜀漢)と魏が五丈原で対陣した戦い)で亡くなった。
物語はなぜか現代の渋谷に転生した三国時代(広義では184年から280年、狭義では220年から263年)の天才軍師・諸葛孔明が、アマチュアシンガー・月見英子の軍師となり、ともに音楽の力で“天下泰平”を目指すことに。
そんな中、日本を代表する3大音楽レーベルのKEY TIME、SSSミュージック、V-EXが頂点を競う史上最大の音楽バトルフェスの開催が決定され、孔明と英子も参戦を決めるが、三国時代の孔明のライバル・司馬懿(しばい)の末裔である司馬潤とその妹でシンガーのshinが立ちはだかる。
チケットはチケットぴあを通じて「先行抽選」を受付中で、21日11時締め切り。22日10時から24日16時まで一般発売する(先着)。料金は全席指定で2500円均一。
注:司馬懿の「懿」は左が「士」の下に「わかんむり」がつき、その下に「豆」がつく、「壱」の旧字体。右が上が「次」、下が「心」を合わせた漢字「恣」を合わせてひとつにした漢字で「い」と読む。