コンビニ7社売上高3月2.7%増、来店客数、客単価、店舗数とも+

【銀座新聞ニュース=2025年4月22日】日本フランチャイズチェーン協会(港区虎ノ門3-6-2、第2秋山ビル、03-5777-8701)は4月21日にコンビニ7社の3月の統計調査(既存店)を発表した。

ファミリーマートは4月22日から「冷凍チョコバナナ」(税込298円)を発売した。宮崎県、鹿児島県、沖縄県を除く店舗で販売し、ドールの廃棄バナナを削減するSDGs活動「もったいないバナナ」プロジェクトに賛同した取り組み。標高500m以上で高地栽培されているバナナは、昼夜の寒暖差が大きいため、温暖な低地と比較して時間をかけて成長するため、でんぷん質を多く蓄え、もちもちとした食感で甘いバナナに育つ。その中の規格外品の捨てられる「もったいないバナナ」を使用している。この取り組みでバナナの廃棄量が約54トン(皮つきの重量で換算)削減される。また、高地栽培バナナ(1本140円、複数本パックは289円)も販売する。

同統計調査はセイコーマート、セブン-イレブン・ジャパン、ファミリーマート、ポプラ、ミニストップ、山崎製パン・デイリーヤマザキ事業統括本部、ローソンのコンビニ7社の動向をまとめている。

コンビニ7社の3月の売上高は前年同月比2.7%増の9601億7800万円と2カ月ぶりのプラスとなった。3月は気温の上昇や販促施策によりサラダ、冷凍食品、菓子、アイスクリーム、ソフトドリンクなどが好調に推移し、売上高が前年を上回った。平均客単価も3カ月続けてプラスだった。

商品別では全体の35.6%を占める「日配食品」が同1.8%増と2カ月ぶりのプラス、27.6%を占める「加工食品」が同4.1%増と35カ月続けてプラス、31.6%を占める「非食品」が同2.0%増と2カ月ぶりのプラス、5.2%を占める「サービス」が同4.9%増と2カ月ぶりのプラスだった。

「日配食品」はコーヒーなどのカウンター商材、おにぎり、弁当などの米飯類、パン、調理パン、惣菜類、調理麺、卵、加工肉(ハム、ウインナーなど)、牛乳、チルド飲料、乳製品(バター、チーズなど)、ちくわ類などの練物、ケーキなどの生菓子、サラダ、デザート類など。

「加工食品」は生菓子以外の菓子類、ソフトドリンク(乳飲料を除く)、ビール、ワイ1ンなどのアルコール飲料、食塩、砂糖、味噌、しょう油などの調味料、コーヒー、お茶などの嗜好品、米穀、乾物、各種の缶・瓶類、冷凍食品、アイスクリーム、レトルト食品、インスタント食品など。

カルビーはこのほど「ポテトチップス しょうゆマヨ」のマヨネーズ風味を2倍にした「ポテトチップス しょうゆWマヨ」(オープン価格で、想定で税込170円前後)を全国のコンビニで発売した。5月下旬まで販売する。「しょうゆマヨ」は1998年に初めて発売、2024年2月まで定番として通年発売していた。その後、復活を希望する声が多かったことから、「しょうゆWマヨ」にパワーアップし、パッケージデザインも「コンソメWパンチ」にあわせ、シリーズ感を演出している。

「非食品」はたばこ、雑誌、新聞、衣料品、袋物類、文具類、乾電池、テープ、フィルム、電球・蛍光灯、燃料、サングラス、園芸用品、ゲームソフト、洗剤、化粧品、医薬品、医薬部外品栄養ドリンク、紙製品、切手・はがき・収入印紙など。

「サービス」はPOSAカード、コピー、ファクシミリ、宅配便、商品券、ギフト券、各種チケット、宝くじ、D.P.E、レンタル、乗車券、航空券、宿泊券、クリーニングなど。ただし、電力料金などの公共料金などの扱いは含まない。

店舗数は同0.3%増の5万5792店と4カ月続けて前年実績を上回った(2025年2月5万5850店、1月5万5732店、2024年12月5万5736店、11月5万5692店、10月5万5695店、9月5万5709店、8月5万5730店、7月5万5684店、6月5万5637店、5月5万5641店、4月5万5647店、3月5万5620店、2月5万5657店、1月5万5657店)

(2023年12月5万5713店、11月5万5725店、10月5万5746店、9月5万5790店、8月5万5810店、7月5万5772店、6月5万5742店、5月5万5724店、4月5万5759店、3月5万5739店、2月5万5852店、1月5万5787店。2022年12月5万5838店、11月5万5825店、10月5万5830店、9月5万5872店、8月5万5926店、7月5万5914店、6月5万5887店、5月5万5904店、4月5万5922店、3月5万5912店、2月5万5931店、1月5万5956店)。

また、店舗数の前月比では3月は2月を下回り、2カ月ぶりに前月割れとなった。また、3月は4カ月続けて5万5700店を上回った。

3月の来店客数は同0.6%増の12億8932万人と2カ月ぶりにプラスだった。平均客単価は同2.1%増の744.7円と3カ月続けて前年を上回っている。

コンビニ業界の上位4社の3月の売上高(日商、既存店ベース、店舗数は国内)は1位のセブン-イレブン・ジャパンが前年同月比1.0%増(店舗数は2万1543店)、2位のファミリーマートが同5.2%増(同1万5315店)、3位のローソン(ローソン、ナチュラルローソン)が同3.8%増(同1万4660店)、4位のミニストップが同0.5%増(同1846店)。