シャンテ「Ryuichi Sakamoto」上映で小山田圭吾、佐渡岳利らトーク

【銀座新聞ニュース=2025年12月12日】バンダイナムコホールディングス傘下のおもちゃ事業、映像音楽事業、ビデオゲーム事業、アミューズメント事業を展開する「ハピネット」(台東区駒形2-4-5、駒形CAビル、03-3847-0521)グループの映画配給会社「ハピネットファントム・スタジオ」(旧ファントム・フィルム、渋谷区千駄ヶ谷5-23-15、A-PLACE代々木、03-6862-0361)とフランスの映画製作会社「Comme des Cinemas」の日本法人で映画配給も手掛けるコムデシネマ・ジャポン(中央区銀座6-10-1、GINZA SIX13階)は12月16日にTOHOシネマズシャンテ(千代田区有楽町1-2-2、日比谷シャンテ、050-6868-5001)で「Ryuichi Sakamoto: Diaries」のトークイベント付き上映を開く。

11月28日から一般公開されている「Ryuichi Sakamoto: Diaries」((C)“Ryuichi Sakamoto: Diaries” Film Partners)。

「Ryuichi Sakamoto: Diaries(リュウイチ・サカモト:ダイアリーズ)」は11月28日から一般公開されており、12月16日18時30分の回上映終了後に、ミュージシャンの小山田圭吾さん、サウンドプロデューサーの砂原良徳(よしのり)さん、本作プロデューサーの佐渡岳利(たけとし)さんが舞台に登場してトークイベントを開く。

「Ryuichi Sakamoto: Diaries」は音楽家の坂本龍一(1952-2023)が2023年3月にこの世を去ったが、その最後の日々について、自身の日記に克明に綴られており、ガンに罹患して亡くなるまでの約3年半にわたる闘病生活と、その中で行われた創作活動、目にしたもの、耳にした音を多様な形式で記録し続けた本人の「日記」を軸に、遺族の全面協力のもと提供されたプライベート映像やポートレートをひとつに束ね、その軌跡を辿ったドキュメンタリー映画としている。

ウイキペディアによると、坂本龍一は2014年7月10日に所属事務所のエイベックス・ミュージック・クリエイティヴから「中咽頭がん」であること、療養に専念するためにコンサート活動などを中止する旨が発表された。2021年1月21日、2020年6月にアメリカ・ニューヨークにてがんの診断を受け、直腸がんおよび転移巣の手術を受けたことを公式サイトで発表した。

手術は20時間にも及び、発表後も転移した肺の摘出手術など6度に渡る手術が行われた。音楽活動再開に向けて入院治療に専念しつつ、「新潮」2022年7月号より「ぼくはあと何回、満月を見るだろう」の連載を開始した。2022年6月、がんの「ステージ4」であり、両肺に転移したがん摘出手術を2021年10月と12月に受けたことなどを明かした。

2022年9月中旬、NHK放送センターの509スタジオにて、ピアノのソロ演奏の撮影が行われた。長期の闘病生活で体力が落ちてしまい、長時間のコンサートをやり切るのが難しくなったことから、1日数曲ずつの演奏を撮影・編集し、コンサート形式に仕立てることとなった。映像化に当たっては、女性マネージャーとの間の子どもで、映像作家の空音央(そら・ねお)さん(1991年生まれ)が監督を務めた。その映像は同年12月11日、オンラインコンサート「Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 2022」として世界配信され、最後の公の場になった。

「Ryuichi Sakamoto: Diaries」は2024年4月7日にNHKで放送され、大きな反響を呼んだNHKスペシャル「Last Days 坂本龍一最期の日々」をベースに、ディレクターの大森健生さんが未完成の音楽や映像など新たな要素を加えて映画として公開する。生前の坂本龍一と親交のあったダンサー・俳優の田中泯さんが朗読を担当している。

チケットは12月14日0時(13日24時)からオンラインで、14日劇場オープン時から窓口で販売する。料金は一般2000円、大学生・専門学校生1500円、高校生・ジュニア(3歳以上中学生まで)、障がい者1000円、シニア(60歳以上)1300円。