大丸松坂屋画廊で蟹江杏展

【銀座新聞ニュース=2018年3月28日】国内百貨店業界2位の流通グループ、J.フロントリテイリング(中央区八重洲2-1-1)傘下の大丸松坂屋百貨店(江東区木場2-18-11)が運営するアートギャラリー「Artglorieux GALLERY OF TOKYO」(中央区銀座6-10-1、GINZA SIX、03-3572-8886)は3月29日から4月4日まで蟹江杏さんによる「『杏』20周年新作展」を開く。

大丸松坂屋百貨店のギャラリー「アールグロリュー ギャラリーオブトーキョー(Artglorieux GALLERY OF TOKYO)」で3月29日から4月4日まで開かれる蟹江杏さんの個展に展示される作品「星の砂」。

版画家の蟹江杏(かにえ・あんず)さんは、初個展から20年目を迎え、「出会ったものすべてが共鳴しあい生まれた作品」を展示する。大丸松坂屋百貨店では「強くしなやかに伸びる線と圧倒的に鮮やかな色彩。見るものを柔らかくつつみこむ心地よさ。そして、 余韻としてほのかに残る儚(はかな)さ。それはまるで太陽のような強さと、星のような優しさ」をもっているとしている。

蟹江杏さんは東京都生まれ、自由の森学園を卒業、英国・ロンドンにて版画を学び、2011年以降、NPO法人「3.11こども文庫」理事長を務めている。また、福島県相馬市に絵本専門文庫「にじ文庫」を設立し、相馬市の「LVMHこどもアートメゾン」でのアートワークショップをプロデュースした。

開場時間は10時30分から20時30分(最終日は18時)まで。入場は無料。