「ファイナルファンタジ」で、「ゆるめるモ!」のあの挨拶

【銀座新聞ニュース=2019年7月19日】中堅の映画配給会社のギャガ(港区南青山2-22-8、TYビル)は7月25日にTOHOシネマズ日比谷(千代田区有楽町1-1-3、東京ミッドタウン日比谷、050-6868-5068)で「劇場版ファイナルファンタジー14(XIV)光のお父さん」の上映前にあのさんによる舞台あいさつを開く。

現在、一般公開されている「劇場版 ファイナルファンタジー14(XIV)光のお父さん」((C)2019劇場版ファイナルファンタジー14(XIV)光のお父さん」製作委員会(C)マイディー/スクウェア・エニックス)。

25日18時15分の回上映前に、4人組ニュー・ウェイヴガールズグループ「ゆるめるモ!」に所属するあのさんが舞台に登場してあいさつする。

「劇場版ファイナルファンタジー14(XIV、フォーティーン)光のお父さん」は2017年4月から5月まで毎日放送系で放映されたテレビドラマで、「ファイナルファンタジー」シリーズを題材にした商業作品としては、初の実写ドラマ化となった。

元々は、「マイディー」というハンドルネームを持つゲーム好きの青年が、ブログ「一撃確殺SS日記」に連載していた「光のお父さん」というタイトルの一連のブログ日記が原作で、60歳を超えるゲーム好きの父に、自分がユーザーであるオンラインゲームの「ファイナルファンタジー14(XIV)」で親孝行したいという計画が注目され、マイディーのブログは累計300万アクセスという人気を呼び、書籍化、テレビドラマ化された。

物語は仕事一筋だった父が、ある日突然会社を辞めて家に帰ってきたところからはじまる。1日中ぼんやりとテレビを見ている父の姿を、母と妹は遠巻きにながめていたが、何を考えているのかまったくわからなかった父の本音が知りたい欲求にかられたアキオは、オンラインゲーム「ファイナルファンタジー14(XIV)」の世界に父を導く。

自分は正体を隠し、父とともにゲーム世界で冒険に出ることを思いつき、顔も本当の名前も知らないゲームの仲間たちに励まされながら、父と冒険を続ける中で、アキオは家族もこれまで知ることのなかった父の意外な一面を知ることとなる。

ウイキペディアによると、「ゆるめるモ!」はフリーライターでプロデューサーの田家大知(たけ・たいち)さんが、「ももいろクローバー」の「ピンキージョーンズ」に触発され、「辛い時は逃げてもいいんだよ」をテーマに自ら街頭スカウトで集めたメンバーで2012年10月に結成した。

第1期がけちょんさん、いっちーさん、のんちゃんさん、ゆみこーんさんの4人で、あのさんは2013年9月に第3期生として加入した。グループ活動のほか、女優、モデルとしても活動している。

チケットはパソコンなどネットで20日0時から発売する。劇場窓口は20日オープン時から販売する。料金は1900円均一。