ホットペッパー調べ18年度外食街別ランク、新宿6年連続1位、中食は池袋

【銀座新聞ニュース=2019年9月26日】大手情報会社のリクルートグループの旅行、レジャー、飲食などの情報サービス会社、リクルートライフスタイル(千代田区丸の内1-9-2、03-6835-1000)の「食」に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」はこのほど、2018年度の「外食&中食タウンランキング」を発表した。

伊藤ハム米久ホールディングス傘下の伊藤ハムは10月1日から電子レンジで調理できる「スマートレンジシリーズ」から「とろーり卵黄風ソースの月見つくね」を発売する。つくねを卵黄に絡めて食べる1品で、希望小売価格は税別300円。

それによると、2018年度(2018年4月から2019年3月)の首都圏・関西圏・東海圏(東名阪)3圏域の外食市場規模タウンランキングは、首都圏では1位が新宿・代々木(1572億円)が6年連続1位、2位が東京・日本橋・大手町・人形町(1119億円)、3位が銀座・有楽町(1078億円)と前年と変わらなかった。

中食市場規模タウンランキングは1位が池袋・大塚(240億円)で6年連続1位、2位が新宿・代々木(197億円)、3位が東京・日本橋・大手町・人形町(160億円)とやはり前年と同じだった。

東海圏では外食は1位が名古屋(JR、近鉄、名鉄名古屋、629億円)、2位が栄・伏見(矢場町、490億円)、3位が岐阜・名鉄岐阜(西岐阜、210億円)で、前年の3位だった金山(192億円)が4位に下げた。

中食は1位が名古屋(JR、近鉄、名鉄名古屋、97億円)、2位が春日井・勝川(高蔵寺、53億円)と前年の3位からひとつランクを上げ、3位が栄・伏見(矢場町、51億円)と前年の2位から3位に下げた。

関西圏では外食が梅田・大阪・北新地が1位(1713億円)、2位が本町・心斎橋・淀屋橋(634億円)で、前年の3位からひとつランクをあげた。3位が四条(烏丸)・河原町(祇園四条、613億円)で前年の2位からひとつ下がった。

中食が梅田・大阪・北新地が1位(205億円)、2位が西宮北口・甲子園(107億円)が前年の3位からひとつランクをあげ、3位の尼崎・伊丹・塚口(105億円)が前年よりひとつランクを下げた。

外食とは夕方以降の食事について、店で食事した場合を対象にし、消費地の範囲として、各圏域の居住者が各圏域の対象都府県内でおこなった外食を対象としており、圏域外でおこなった外食は含んでいない。また、夕方以降、1日2回までの外食を含めている。

中食とは夕方以降の食事について、外で買ってきたものを食べたり、出前や宅配を利用して食べた場合を対象としており、消費地の範囲として、各圏域の居住者が各圏域の対象都府県内で購入した中食を対象としており、圏域外で購入した中食は含んでいない。また、夕方以降、1日あたり2回まで(購入金額の上位2位まで)の中食を含んでいる。