サニーヘルス、高栄養価のバナナジュースでダイエットを

【銀座新聞ニュース=2020年2月1日】健康食品、美容商品、化粧品などの販売会社、サニーヘルス(中央区八重洲2-1-6、八重洲kビル、03-6701-3000)はこのほど、レポート「タピオカよりもずっとダイエット向き バナナジュースブームがじわじわ来ている!」を発表した。

バナナジュースはおいしいだけでなく、健康的で美容やダイエットにもメリットがたくさんある。このため、最近はバナナジュース専門店が増えている。

「タピオカミルクティー」の根強い人気が続く中、じわじわと人気が出ているのが「バナナジュース」だ。2、3年ほど前からバナナジュースの専門店が続々と日本各地にオープンし、インスタグラム(Instagram)で「#バナナジュース」で検索すると60万件以上もヒットする。

タピオカミルクティーは糖質が高く、嗜好品であって、ダイエットによい影響は特になさそうな飲み物だが、一方で、バナナジュースなら、おいしいのはもちろんのこと、健康的で美容やダイエットにもメリットがたくさんある。

バナナジュースの材料は「バナナ」と「牛乳」が基本だが、最近、流行の専門店では、バナナの種類やアレンジがたくさんあるのが特徴となっている。どのようなアレンジがあるのか、一例を紹介しよう。

バナナはノーマルなバナナ、沖縄産島バナナ、オーガニックバナナ、プレミアムバナナがある。ミルクは牛乳、豆乳、アーモンドミルク、ココナッツミルクがある。フレーバー・トッピングとしては、ココア、コーヒー、甘酒、小松菜、にんじん、イチゴ、りんご、ラズベリー、黒ごま、きなこ、抹茶、ナッツ、タピオカ、オレンジピール、シナモン、シリアルがある。

店によりラインナップの違いはあるものの、こんなにアレンジができるといろいろと試してみたくなるもの。しかも、ヘルシーで美容効果が期待できる食材ばかりな点も高ポイントといえる。

バナナジュースの材料はバナナと牛乳、ヨーグルトが基本だが、最近の専門店では、バナナの種類やアレンジがたくさんある。

バナナジュースのダイエット効果を挙げてみよう。
1)嗜好品なのに栄養価が高い。
バナナは1本(100グラム)でカロリーは86キロカロリーと、フルーツの中では高カロリーではあるものの、ご飯1膳(150グラム)252キロカロリー、食パン1枚(80グラム)211キロカロリーと比較するとカロリーは半分以下になる。しかもカリウム、ビタミンB6、葉酸、マグネシウムといったビタミン、ミネラルがバランスよく含まれている。

バナナジュースに使われる牛乳は、カルシウムがたっぷり含まれているほか、ビタミンB群、ビタミンDなども豊富だ。甘いだけのシェイクでは栄養素が糖質に偏るが、バナナジュースならダイエット時に不足しがちな栄養素をしっかり摂取することができる。

2)便秘予防やむくみ解消にも最適。
バナナには100グラムあたり1.1グラムの食物繊維が含まれており、これはレタスと同等の含有量だ。また、糖質の中でも消化されにくい「フラクトオリゴ糖」も含まれており、腸で善玉菌のエサとなって腸内環境をよくする働きがある。

バナナには食物繊維とフラクトオリゴ糖の両方が含まれているので、腸内環境の改善効果を期待することができる。腸内環境をよくすることは、ダイエットや美肌のみならず全身の健康にも寄与しているので、常に意識したい。

また、バナナは多くのフルーツの中でもカリウム含有量がトップクラスだ。カリウムには、体内の余計な塩分を尿と一緒に対外へ排出させる作用があるので、むくみの解消には必須の栄養素といえる。むくみ解消以外にも、心臓や筋肉の機能を調節する作用、血圧を正常に保つ作用などがある。

3)砂糖不使用!
ほとんどのバナナジュース専門店では、砂糖が使われていない。バナナ自体の甘味が強い上に熟したバナナならさらに甘く、砂糖やはちみつなどの甘味を足さなくても十分に満足できる甘さがある。ダイエット中は甘いものを無性に口にしたくなる時があるが、バナナジュースならそんな気持ちも罪悪感なく満たしてくれる。

バナナジュースには砂糖が入っていないとはいえ、糖質制限ダイエット(炭水化物抜きダイエット)ではバナナは避けるべき食品として挙げられているように、フルーツの中では確かにバナナは糖質が高い。しかし、朝食やおやつとして摂取する分には、太るリスクよりも美容・ダイエット効果のほうが優位なので、適量であれば特に問題はないといえる。

バナナに含まれている糖質にはブドウ糖、果糖、ショ糖など複数の種類がある。ブドウ糖は血糖値を上げるスピードが早いためすぐにエネルギー源となり、運動の前や疲れている時にブドウ糖を摂取すると、脳や体のパフォーマンスを上げることができる。バナナの糖質の中では果糖がもっとも多く、砂糖の1.5倍ほどの甘さがありながら、血糖値の上昇には直接的には関わっていない。ショ糖はブドウ糖と果糖で構成されている。

バナナジュースの材料は基本的にはバナナと牛乳のみなので、自宅でも簡単に作ることができる。費用も安いし、ミキサーさえあれば作れる。

作り方(コップ2杯分)は以下の通り。
材料:バナナ3本と牛乳200ミリリットル
1)バナナは皮をむいて一口大に切り、ラップで包むかジップ付き袋に入れて冷凍庫へ。
2)凍らせたバナナと牛乳をミキサーに入れ、滑らかになるまで撹拌する。

バナナは皮に黒い点々(シュガースポット)が出てきた頃が甘く熟している。バナナジュース専門店のメニューのように、牛乳を豆乳やヨーグルトに変えたり、旬のフルーツを加えたりと、いろいろとアレンジを楽しむこともできる。朝食代わりやおやつに、ぜひ取り入れてみてほしい。

甘く、シェイクのように濃厚なのに、美容やダイエット効果もあるのがバナナジュースだ。バナナと牛乳のどちらも身近な食材で価格もリーズナブルなので、自宅で作るのがおすすめ。腹持ちも良いので、ダイエット中のおやつに最適といえる。ただ、やはり冷たいので、できれば気温の高い季節に飲むほうがベターといえる。ゆっくりと口の中で味わいながらバナナジュースの温度を上げ、飲み込む時には常温になっている状態にしたいところだ。