銀座シネパトスで70年代東映女優特集、夏樹陽子、中島ゆたかのトーク

(過去の記事については劇場名、個人名などを検索すると見られます)
【銀座新聞ニュース=2011年9月14日】銀座シネパトス(中央区銀座4-8-7先、三原橋地下街、03-3561-4660)は9月17日から10月14日まで「1970年代東映女優特集」を開催する。

今回は1970年代にヒットした「仁義なき戦い」をはじめとするヤクザ映画シリーズの陰で「妖しい花を咲かせた」(銀座シネパトス)女優陣に焦点を当てて、毎日20時45分からレイトショーとして特集上映する。また、映画批評家の樋口尚文(ひぐち・なおふみ)さんと夏樹陽子(なつき・ようこ)さん、中島(なかじま)ゆたかさんとのトークイベントも予定されている。

今回、取り上げる作品(公開年、監督名、主な女優名、上映時間、すべてカラー)は以下の通り。

9月17日から9月20日が「トラック野郎度胸一番星」(1977年、監督は鈴木則文=すずき・のりぶみ=さん、夏樹陽子さん、片平=かたひら=なぎささん、100分)。

9月21日から9月24日が「新・女囚さそり 特殊房X」(1977年、監督は小平裕=こひら・ゆたか=さん、夏樹陽子さん、大野=おおの=かおりさん、84分)。

9月25日から9月28日が「くの一忍法 観音開き」(1976年、監督は皆川隆之=みながわ・たかゆき=さん、橘麻紀=たちばな・まき=さん、堀=ほり=めぐみさん、衣笠恵子=きぬがさ・けいこ=さん、66分)。

9月29日から10月2日が「玉割り人ゆき 西の郭夕月楼」(1976年、監督は牧口雄二=まきぐち・ゆうじ=さん、潤=じゅん=ますみさん、中島葵=なかじま・あおい、1945-1991=、森崎由紀=もりさき・ゆき=さん、64分、R18指定)。

10月3日から10月6日が「横浜暗黒街 マシンガンの竜」(1976年、監督は岡本明久=おかもと・あきひさ=、中島=なかじま=ゆたかさん、江波杏子=えなみ・きょうこ=さん、三益愛子=みます・あいこ、1910-1982=、94分)。

10月7日から10月10日が「殺人遊戯」(1978年、監督は村川透=むらかわ・とおる=さん、中島ゆたかさん、竹田=たけだ=かほりさん、92分)。

10月11日から10月14日が「ネオンくらげ」(1973年、監督は内藤誠=ないとう・まこと=さん、山内=やまうち=えみこ=絵美子=さん、川村真樹=かわむら・まき=さん、片山由美子=かたやま・ゆみこ=さん、57分)。

9月22日20時45分から樋口尚文さんと夏樹陽子さんによるトークイベントを開く。

10月7日20時45分から樋口尚文さんと中島ゆたかさんによるトークイベントを開く。

ウイキペディアなどによると、夏樹陽子さんは1952年三重県伊勢市生まれ、杉野女子短期大学を卒業、ファッションモデルを経て、1977年に映画「空手バカ一代」でデビュー、映画、テレビ、バラエティ、舞台などで活躍しており、最近は絵本の読み聞かせで、小学校やケアホームを訪問している。

中島ゆたかさんは1952年茨城県水戸市生まれ、茨城キリスト教学園高校を卒業、1971年にミス・パシフィック日本代表となり、世界大会で第2位、1973年に映画「夜の歌謡シリーズ 女のみち」でデビュー、1970年代から1980年代にかけて多くのテレビドラマや映画に出演し、最近は女優業だけでなく、旅番組や講演などさまざまな活動を行っている。

料金は一般、大高生1300円、シニアが1000円。