【銀座新聞ニュース=2025年3月18日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ、03-5288-8881)は3月19日から25日まで4階ギャラリーで安部祐一朗さん、音海はるさん、慧人さんによる「色鉛筆画家3人展」を開く。
色鉛筆画家の安部祐一朗さん、音海(おとみ)はるさん(本名は工藤陽樹=はるき=さん)、慧人(けいと)さんが3月22日に作品集「安部祐一朗・音海はる・慧人 リアル色鉛筆画作品集&メイキング」(宝島社、税込2970円)を刊行するのを記念して作品展を開く。
「リアル色鉛筆画作品集&メイキング」は出版社では「本物と見まがう珠玉の初作品集」としており、描き下ろしを含む、3人がそれぞれ各20点から30点の作品を掲載している。安部祐一朗さんは「生物×宝石」シリーズ、音海はるさんは猫や犬といった「もふもふ系」、慧人さんは触れられそうな立体感がある「トリックアート」と、三者三様の特徴を1冊にまとめている。「二度見、いや三度見するほど本物と見まがう作品」が掲載されている。
安部祐一朗さんは2002年京都府京都市生まれ、高校入学時に色の濃淡など勉強の一環として、独学で色鉛筆画を描きはじめ、2018年にSNSに投稿した宝石の色鉛筆画が拡散され、それをきっかけにテレビ番組やメディアから取材を受け、注目を集め、2020年に「生き物×宝石・鉱物の融合」をテーマに色鉛筆画を描き、個展やライブドローイングなど学業と両立しながら活動の幅を広げる。
2021年に「イラストレーションの日記念オリジナルフレーム切手2021」に採用され、2022年に国立科学博物館「宝石展」のコラボレーション作家として出展している。2022年4月に「安部祐一朗の色鉛筆画『生物×宝石』の描き方」(グラフィック社、2200円)を刊行している。
音海はるさんは2001年山形県生まれ、2020年に東北生活文化大学在学中にSNSに投稿したネコのイラストが「まるで写真みたい! 」と話題になった。病気の影響で、右目を失明しているが、2017年にユネスコ創造都市ネットワークの映画分野に認定された山形市の創造都市推進事業のひとつとして「ぬり絵プロジェクト」が進められており、音海はるさんも協力している。2024年12月に「塗り絵でまなぶ 音海はるのリアルな色鉛筆画 写真のような動物を描くテクニック」(ホビージャパン、1980円)を刊行している。
慧人さんは2003年大阪府生まれ、中学生の頃に倦怠感や頭痛といった症状のある「起立性調節障害」と診断され、不登校になり、その頃から、独学で色鉛筆画を始め、中学卒業後、通信制の高校に進学し、パン屋でバイトをしながら、時間があれば毎日絵を描き、作品をSNSに投稿したところ大きな反響を呼び、その才能が注目され、テレビ番組でも紹介されるようになり広く知られる存在となる。その後、企業や個人からの制作依頼が増え、プロのアーティストとしての道を歩み始め、2023年6月に「色鉛筆で写真のような絵が描けるようになる本」(SBクリエイティブ、2200円)を刊行した。
開場時間は9時から21時(最終日16時)まで。入場は無料。作品は抽選販売する。
