【銀座新聞ニュース=2024年11月22日】国内映画業界第3位の松竹(中央区築地4-1-1、東劇ビル、03-5550-1533)は12月7日に丸の内ピカデリー(千代田区有楽町2-5-1、有楽町マリオン、050-6875-0075)で「うちの弟どもがすみません」の公開を記念して出演者らによる舞台あいさつを開く。
7日11時55分の回上映終了後と14時50分の回上映前に、主人公で高校2年生の長女「成田糸」役の畑芽育(はたけ・めい)さん、長男「成田源」役の作間龍斗(りゅうと)さん、次男「成田洛」役の那須雄登さん、3男「成田柊」役の織山尚大さん、4男「成田類」役の内田煌音(きらと)さんが舞台に登場してあいさつする。
ウイキペディアによると、「うちの弟どもがすみません」はマンガ家のオザキアキラさんが「別冊マーガレット」(集英社)に2020年2月号から連載しているマンガが原作で、2024年11月時点で単行本の累計部数が250万部を突破している。母親の再婚により再婚相手の子どもの4人の男子と暮らすことになった女子高生の奮闘を描いたラブコメディだ。
「全国書店員が選んだおすすめコミック2021」のスピンオフ企画である「全国書店員が選んだおすすめ少女コミック」が2021年4月30日に第3位に選ばれている。監督は三木康一郎さん、脚本は根津理香さんが手がけ、畑芽育さんが糸役で映画初主演を務め、4兄弟役には「HiHi Jets(ハイハイジェッツ」の作間龍斗さん、「美 少年」の那須雄登さん、「少年忍者」の織山尚大(なお)さん、ジュニアの内田煌音さんのSTARTO ENTERTAINMENT所属のジュニア(若手タレント)のメンバーを起用している。
物語は女子高生の糸は大好きな母(なほ、笛木優子さん)と、母が再婚する新しい父(勲、川島明)との穏やかな生活に憧れていたが、なんと父には4人の連れ子がいた。糸は戸惑いながらも、常に冷静でスマートな次男・洛や人懐っこい4男・類に助けられながら、持ち前の明るさと面倒見の良い性格で弟たちと打ち解けていく。
しかし、クールな長男・源はいつもぶっきらぼうで、ミステリアスな3男・柊は部屋にこもってばかり。そんな中、源の言動が家族を思ってのことだと気づいた糸は彼のことが気になり始めるが、柊が糸に特別な気持ちを抱いたことで、事態は思わぬ方向へと転がっていく。
三木康一郎さんは1970年富山県富山市生まれ、1993年からバラエティ番組のディレクターとして活動し、視聴者参加型番組の「ウッチャンナンチャンの炎のチャレンジャー これができたら100万円!!」(テレビ朝日系)や、情報バラエティ番組「ニューデザインパラダイス」(フジテレビ系)などの演出を手がける。2006年に日本テレビ系のスペシャルドラマ「都立水商!」で監督を手がけ、以降、同年にフジテレビ系「世にも奇妙な物語 秋の特別編」の1編「昨日公園」や、2007年から2009年にフジテレビ系「トリハダ 夜ふかしのあなたにゾクッとする話を」シリーズ、2014年にテレビ東京系「東京センチメンタル」などを監督した。
映画ではホラー作品「トリハダ 劇場版」2作品(2012年、2014年)と2016年に「のぞきめ」を監督、2016年に「植物図鑑運命の恋、ひろいました」が大ヒットした。
チケットはローソンチケットを通じて先行抽選販売を受付中で11月24日23時59分締め切り。12月4日10時から一般発売する(先着順)。料金は2200円均一。