M84で宮間夕子、小西純、朱華ら「水彩画」展、高橋正宏企画

【銀座新聞ニュース=2025年11月29日】Art Gallery M84(中央区銀座4-11-3、ウインド銀座ビル、03-3248-8454)は12月1日から13日まで「素敵な現代水彩画展」を開く。

Art Gallery M84(アートギャラリーエムハッシー)で12月1日から13日まで開かれるキューレーターのMASA ART高橋正宏さんが企画した「素敵な現代水彩画展」のフライヤー。

MASA ART 高橋正宏さんが企画した水彩画のグループ展で、宮間夕子さんをはじめとする画家7人が「それぞれ独特な技法や表現方法、世界観を持ち、観るものを魅了し続けている」(Art Gallery M84=アートギャラリーエムハッシー)作品40点を展示する。

Art Gallery M84では、「現代において水彩画は、表現の幅が広く、計画性を持って描いていく必要があるため、特有の難しさを持っているが、その分、油絵や日本画に劣らない奥深い魅力がある」としている。。

今回、出品するのは宮間夕子さん、小西純さん、朱華(しゅか)さん、蒼川(あおかわ)わかさん、友風子(ゆうふうし)さん、万翔葉(ばんしょうよう)さん、慈愛李在(ジュリアン)さんの7人。

宮間夕子さんは日本やアジアに広がる神や神獣をモチーフに目に見えない存在やエネルギーを独自の視点で視覚化させて表現している。「私が描く目に見えない存在、神秘の力は自然崇拝(アニミズム)やアジアの神話、思想が根底にあります。人間と目に見えない存在が寄り添っていた時代から文化が発展し、その存在はあまり意識されなくなり、だからこそ、アートを通して目に見えない存在を身近に感じてもらえるように表現していきたい」と考えている。

小西純さんは関西や東京を中心に展示などに参加しており、使用画材は水彩、アクリル絵の具。「日々の生活の中、些細なことをきっかけに浮かんでくるアイデア、それがSFの世界や重いテーマであっても、相反するポップで可愛いもの、女の子や動物で表現している」。

朱華さんは透明水彩を使用してイラストを描いており、水彩ならではの滲みやぼかしを多用して描く、虚構と現実の狭間のような世界や人物画をメインに、カラフルな少女画なども描いている。

蒼川わかさんは、おぼろげな記憶と風景のゆらぎをテーマに作品を制作しており、水彩で孤独に寄り添う箱庭のような居場所を描いている。

友風子さんは透明水彩で女の子を描き、多くの書籍の装画や挿絵を手がけている。

万翔葉さんはNagnoma(ナグノーマ)という自身の還りたい世界をテーマに作品を描いており、制作する作品群は、還りたい世界へ還るための自身のための鍵としている。

慈愛李在さんはドローイング・イラストレーターで、ほんのり寂しい世界を描いている。

宮間夕子さんは1987年神奈川県生まれ、2012年に武蔵野美術大学造形学部油絵学科を卒業、卒業時に優秀賞を受賞、2013年にトーキョーワンダーウォールで入選、2021年から都内で個展を開いている。

小西純さんは兵庫県生まれ、神戸市外国語大学を卒業、2020年から個展を開いている。

朱華さんは専門学校でイラストを基礎から学び、2010年頃から制作を開始し、2018年から都内などで個展を開いている。

蒼川わかさんは東京都生まれ、2012年から都内などで個展を開いている。

友風子さんは東京都生まれ、2008年からイラストレーターとして商業作品を制作、2015年にホルベイン画材とコラボで透明水彩絵具セットを発売し、画集「彩-irodori」(復刊ドットコム)を刊行、2024年にぬり絵ブック「花笑み 可憐な少女と美しい花のぬり絵」(ナツメ出版企画)を刊行している。2024年から都内で個展を開いている。

万翔葉さんは1990年長野県生まれ、2015年に個展を中心に作家活動を開始している。

慈愛李在さんはかつては「ジュリエットの数学」というアートネームで活動しており、 2024年から都内などで個展を開いている。

開場時間は10時30分から18時30分(最終日は17時)まで。入場は無料。日曜日は休み。