フード協、外食10月7%増、節約志向も客単価上昇と外国客好調

(店舗数の前年同月比は過去の数値と整合性がとれないため、カッコ内に修正した「実質前年比」を記載しています。ただし、協会側は「ファーストフード、ファミリーレストラン、パブ/居酒屋の内訳に関しては、重複する事業社があるため合計の数値は必ずしも内訳の累積に一致しない」としています)
【銀座新聞ニュース=2025年11月26日】一般社団法人日本フードサービス協会(港区浜松町1-29-6、浜松町セントラルビル、03-5403-1060)は11月25日に10月の「外食産業市場動向調査」(全店ベース、税抜ベース)を発表した。

ワタミが主力の居酒屋業態「三代目鳥メロ」で2026年3月10日まで「冬のグルメ祭」を開いている。日本3大地鶏の名古屋コーチンの鍋「名古屋コーチンの水炊き」(税込988円)や「テンジャンチゲ鍋」(768円)、定番の「特製もつ鍋」(878円)など宴席向けの鍋メニューを提供している。また、「広島県産牡蠣(かき)の釜めし」(768円)や「広島県産牡蠣の串揚げー自家製タルタルのせ」(275円)など、素材の持ち味を活かしたメニューもある。飲み物もワタミファーム群馬県倉渕農場産「有機生姜」を使った「ホット有機ジンジャーウイスキー」(438円)や「八海山の麹だけでつくったあまさけ」(438円)などもある。

それによると、10月はレストラン業態などの一部で、9月からの客数の伸び悩みが続いたものの、月後半に客数が回復した。しかし、消費者の節約志向は根強く、半額などのお得なキャンペーンに集客効果が見られた。客単価の上昇、ファーストフード(FF)業態やファミリーレストラン(FR)の低価格業態の堅調、一時期、鈍化していた訪日外国人観光客(インバウンド)需要の回復などが外食全体の売り上げを下支えし、売り上げは前年同月比7.3%増、2021年12月から47カ月連続でプラスだった。客数は同3.2%増(2021年12月から47カ月連続でプラス)、客単価も同4.0%増(2021年10月から49カ月連続でプラス)となっている

業態別では、ファーストフード業態(FF)は売り上げが同7.7%増と、2021年3月から56カ月続けてプラスとなっている。

「洋風」は引き続き定番の季節限定メニューの好調とお得なキャンペーンによる集客で、売り上げは同10.4%増。「和風」は、前年に値引きキャンペーンを実施していた反動で客数が前年割れとなるも、客単価が売り上げを持ち上げ、同8.1%増。「麺類」は、引き続き割安感のある業態が好調で、売り上げは同4.2%増。「持ち帰り米飯/回転寿司」は米などの原材料価格高騰を背景に値上げして以降、客数は低迷したが、10月も売り上げは客単価に支えられて同3.4%増。

ファミリーレストラン業態(FR)は全体で同6.7%増、2022年3月から44カ月連続でプラスとなった。

「洋風」は低価格業態の好調とお得なクーポンによる集客増で、売り上げは同7.8%増。「和風」は暑さが続いた気候もようやく秋めいて、一部では鍋など季節商材を使ったメニューやキャンペーンの訴求効果が出はじめ、売り上げは同7.4%増。「中華」は、若者に人気のメニューが好調を続けていることもあり堅調で、売り上げは同8.8%増となった。「焼き肉」は、客足の戻りが鈍く、売り上げは同0.3%減となった。

パブ・居酒屋業態(飲酒業態)は客足の戻りは各社まちまちであったが、月後半を中心に客数が回復し、売り上げは同4.2%増と2021年11月から48カ月連続でプラスとなった。大阪周辺では、大阪万博が終わった月後半には、ターミナル立地以外の繁華街に客足が戻ってきた。

吉野家ホールディングス傘下のはなまるが運営する讃岐うどんチェーン「はなまるうどん」は2026年2月上旬まで「濃厚ごま担々うどん」3種を販売している。濃厚でコク深いオリジナル担々スープは、すりごまとねりごまの2種類の白ごまを使用し、ピーナツバターを加えたスープにかけだしを合わせている。ごまを調整し鶏油を加えることで、コクと旨味を高め、今年はナッツペーストを増量している。「濃厚ごま担々」(税込小690円、中850円、大1030円)は白ごまのおいしさをストレートに味わえる基本の1杯。「温玉ごま担々」(小780円、中940円、大1120円)は半熟たまごをトッピングすることで、よりマイルドでクリーミィーな味わいを楽しめる。「豚しゃぶごま担々」(小860円、中1020円、大1200円)は柔らかい豚バラ肉をトッピングしている。

ディナーレストラン業態(DR)は10月に入ると、家族客を中心に平日のランチや週末の集客が好調となり、また大阪万博で賑わったターミナル周辺の一部店舗では、訪日外国人観光客で引き続き集客が好調で、堅調な訪日外国人観光客需要で売り上げは同6.5%増、2021年11月から48カ月連続でプラスとなった。

喫茶業態は客数の戻りが全体的にやや弱かったものの、一部で万博効果や、期間限定のお得なランチメニューが奏功し、客数は前年を超え、売り上げは同10.6%増、2021年11月から48カ月連続でプラスとなった。

日本フードサービス協会の統計は10月の会員(事業社数)が218社(2025年9月226社、8月226社、7月234社、6月226社、5月220社、4月222社、3月222社、2月221社、1月221社、2024年12月226社、11月223社、10月226社、9月215社、8月225社、7月228社、6月228社、5月229社、4月233社、3月232社、2月225社、1月229社、2023年12月231社、11月228社、10月230社、9月230社、8月225社、7月226社、6月229社、5月228社、4月225社、3月223社、2月230社、1月236社)。

(2022年12月225社、11月214社、10月230社、9月232社、8月239社、7月223社、6月230社、5月237社、4月228社、3月221社、2月223社、1月227社、2021年12月225社、11月224社、10月225社、9月226社、8月229社、7月219社、6月211社、5月212社、4月229社、3月225社、2月213社、1月222社)。

店舗数が前年同月比0.9%増(実質0.6%増)の3万6647店(2025年9月3万6834店、8月3万6535店、7月3万6700店、6月3万6386店、5月3万6213店、4月3万6188店、3月3万6405店、2月3万6095店、1月3万6172店、2024年12月3万6645店、11月3万6565店、●10月3万6401店、9月3万5717店、8月3万6164店、7月3万6613店、6月3万6266店、5月3万7136店、4月3万7030店、3月3万6261店、2月3万6310店、1月3万6500店、2023年12月3万6707店、11月3万6658店、10月3万6594店、9月3万6406店、8月3万6443店、7月3万6584店、6月3万6500店、5月3万6529店、4月3万6651店、3月3万6589店、2月3万6690店、1月3万6919店)。

(2022年12月3万6874店、11月3万6802店、10月3万6996店、9月3万6749店、8月3万7059店、7月3万6882店、6月3万7099店、5月3万6985店、4月3万6735店、3月3万6422店、2月3万5916店、1月3万6624店、2021年12月3万6573店、11月3万6743店、10月3万6679店、9月3万6354店、8月3万7603店、7月3万7763店、6月3万6772店、5月3万6600店、4月3万7788店、3月3万7389店、2月3万6757店、1月3万7475店)が対象。

内訳はファーストフードの事業社数が52社(2025年9月53社、8月51社、7月54社、6月51社、5月51社、4月52社、3月52社、2月51社、1月51社、2024年12月53社、11月52社、10月51社、9月51社、8月51社、7月54社、6月54社、5月54社、4月54社、3月56社、2月54社、1月56社、2023年12月58社、11月58社、10月58社、9月57社、8月55社、7月56社、6月56社、5月55社、4月55社、3月55社、2月57社、1月58社)。

(2022年12月57社、11月54社、10月57社、9月58社、8月58社、7月56社、6月58社、5月61社、4月57社、3月55社、2月57社、1月54社、2021年12月56社、11月61社、10月56社、9月57社、8月62社、7月58社、6月56社、5月55社、4月57社、3月58社、2月55社、1月56社)。

店舗数が同0.9%増(実質3.4%増)の2万1491店(2025年9月2万1537店、8月2万1194店、7月2万1213店、6月2万1053店、5月2万1074店、4月2万1049店、3月2万1113店、2月2万0955店、1月2万0947店、2024年12月2万1045店、11月2万0907店、●10月2万0790店、9月2万0728店、8月2万0615店、7月2万0996店、6月2万1070店、5月2万1247店、4月2万1228店、3月2万1156店、2月2万1233店、1月2万1344店、2023年12月2万1417店、11月2万1544店、10月2万1383店、9月2万1090店、8月2万1194店、7月2万1364店、6月2万1226店、5月2万1248店、4月2万1194店、3月2万1190店、2月2万1076店、1月2万1320店)。

(2022年12月2万1265店、11月2万1288店、10月2万1243店、9月2万1316店、8月2万1364店、7月2万1287店、6月2万1337店、5月2万1456店、4月2万1292店、3月2万1233店、2月2万1097店、1月2万1127店、2021年12月2万1264店、11月2万1434店、10月2万1302店、9月2万1422店、8月2万1556店、7月2万1309店、6月2万1545店、5月2万1093店、4月2万1608店、3月2万1620店、2月2万1356店、1月2万1693店)。

ファミリーレストランの事業社数が62社(2025年9月63社、8月64社、7月67社、6月65社、5月64社、4月65社、3月66社、2月66社、1月64社、2024年12月67社、11月67社、10月67社、9月62社、8月66社、7月69社、6月67社、5月68社、4月68社、3月68社、2月67社、1月66社、2023年12月68社、11月67社、10月68社、9月68社、8月68社、7月66社、6月67社、5月67社、4月66社、3月66社、2月66社、1月69社)。

(2022年12月66社、3万店11月64社、10月66社、9月68社、8月69社、7月65社、6月66社、5月69社、4月66社、3月63社、2月63社、1月64社、2021年12月65社、11月62社、10月62社、9月62社、8月65社、7月60社、6月60社、5月61社、4月65社、3月61社、2月60社、1月63社)。

店舗数が同0.6%減(実質0.9%減)の9252店(2025年9月9287店、8月9300店、7月9505店、6月9813店、5月9756店、4月9750店、3月9928店、2月1万0025店、1月9763店、2024年12月1万0124店、11月1万0179店、●10月1万0123店、9月9563店、8月1万0054店、7月1万0149店、6月9730店、5月1万0398店、4月1万0252店、3月1万0191店、2月1万0134店、1月1万0148店、2023年12月1万0322店、11月1万0288店、10月1万0317店、9月1万0377店、8月1万0377店、7月1万0259店、6月1万0298店、5月1万0303店、4月1万0478店、3月1万0460店、2月1万0555店、1月1万0498店)。

(2022年12月1万0534店、11月1万0439店、10月1万0619店、9月1万0251店、8月1万0770店、7月1万0642店、6月1万0625店、5月1万0379店、4月1万0458店、3月1万0335店、2月9822店、1月1万0142万店、2021年12月1万0146店、11月1万0166店、10月1万0154店、9月9989店、8月1万0305店、7月1万0019店、6月1万0145店、5月1万0204店、4月1万0592店、3月1万0151店、2月9980店、1月1万0096店)。

パブ・居酒屋の事業社数が40社(2025年9月38社、8月39社、7月40社、6月38社、5月37社、4月37社、3月35社、2月34社、1月35社、2024年12月35社、11月35社、10月36社、9月34社、8月36社、7月36社、6月36社、5月36社、4月37社、3月36社、2月36社、1月37社、2023年12月33社、11月34社、10月35社、9月34社、8月34社、7月33社、6月35社、5月36社、4月33社、3月34社、2月33社、1月34社)。

(2022年12月33社、11月32社、10月35社、9月34社、8月34社、7月34社、6月35社、5月36社、4月36社、3月35社、2月36社、1月37社、2021年12月35社、11月35社、10月38社、9月37社、8月37社、7月32社、6月31社、5月32社、4月37社、3月38社、2月36社、1月38社)。

店舗数が同0.3%減(実質25.1%増)の2300店(2025年9月2233店、8月2273店、7月2251店、6月1810店、5月1794店、4月1797店、3月1777店、2月1535店、1月1831店、2024年12月1854店、11月1850店、●10月1839店、9月1834店、8月1822店、7月1797店、6月1827店、5月1820店、4月1855店、3月1830店、2月1823店、1月1859店、2023年12月1824店、11月1736店、10月1819店、9月1820店、8月1829店、7月1816店、6月1855店、5月1866店、4月1852店、3月1854店、2月1897店、1月1892店)。

(2022年12月1927店、11月1958店、10月1989店、9月1996店、8月1849店、7月1832店、6月2017店、5月2048店、4月1847店、3月1694店、2月1835店、1月2061店、2021年12月1871店、11月1883店、10月2110店、9月1961店、8月2503店、7月2349店、6月2108店、5月2302店、4月2472店、3月2341店、2月2335店、1月2484店)。

ディナーレストランの事業社数が23社(2025年9月29社、8月26社、7月27社、6月28社、5月24社、4月23社、3月23社、2月24社、1月26社、2024年12月26社、11月25社、10月25社、9月25社、8月25社、7月24社、6月25社、5月26社、4月26社、3月26社、2月25社、1月25社、2023年12月26社、11月27社、10月26社、9月26社、8月25社、7月33社、6月27社、5月27社、4月28社、3月26社、2月30社、1月31社)。

(2022年12月29社、11月25社、10月28社、9月30社、8月31社、7月27社、6月28社、5月27社、4月28社、3月27社、2月28社、1月30社、2021年12月29社、11月26社、10月30社、9月30社、8月27社、7月30社、6月29社、5月30社、4月31社、3月29社、2月31社、1月30社)。

店舗数が同1.9%増(実質2.0%増)の943店(2025年9月1067店、8月987店、7月973店、6月892店、5月892店、4月893店、3月889店、2月856店、1月916店、2024年12月903店、11月900店、●10月925店、9月898店、8月926店、7月922店、6月899店、5月933店、4月936店、3月895店、2月956店、1月960店、2023年12月963店、11月967店、10月939店、9月934店、8月911店、7月952店、6月950店、5月981店、4月975店、3月964店、2月1017店、1月1065店)。

(2022年12月1028店、11月981店、10月996店、9月1081店、8月922店、7月990店、6月1009店、5月959店、4月995店、3月1018店、2月1040店、1月1100店、2021年12月1129店、11月1098店、10月1090店、9月923店、8月940店、7月944店、6月1002店、5月1012店、4月1084店、3月1075店、2月1137店、1月998店)。

喫茶の事業社数が24社(2025年9月24社、8月24社、7月24社、6月25社、5月24社、4月25社、3月25社、2月24社、1月25社、2024年12月25社、11月24社、10月25社、9月24社、8月26社、7月25社、6月26社、5月26社、4月26社、3月25社、2月24社、1月23社、2023年12月25社、11月25社、10月26社、9月24社、8月24社、7月25社、6月24社、5月24社、4月23社、3月24社、2月24社、1月23社)。

(2022年12月22社、11月23社、10月24社、9月23社、8月25社、7月24社、6月24社、5月25社、4月22社、3月23社、2月22社、1月22社、2021年12月21社、11月22社、10月20社、9月21社、8月21社、7月20社、6月19社、5月19社、4月18社、3月21社、2月18社、1月17社)。

店舗数が同0.5%増(実質0.5%増)の2485店(2025年9月2486店、8月2491社、7月2486店、6月2481店、5月2477店、4月2478店、3月2469店、2月2472店、1月2471店、2024年12月2472店、11月2479店、●10月2472店、9月2466店、8月2468店、7月2460店、6月2460店、5月2467店、4月2469店、3月1902店、2月1908店、1月1899店、2023年12月1908店、11月1902店、10月1897店、9月1901店、8月1903店、7月1914店、6月1903店、5月1870店、4月1897店、3月1888店、2月1899店、1月1898店)。

(2022年12月1893店、11月1913店、10月1900店、9月1887店、8月1901店、7月1900店、6月1856店、5月1901店、4月1897店、3月1905店、2月1908店、1月1963店、2021年12月1918店、11月1924店、10月1783店、9月1831店、8月2100店、7月2894店、6月1809店、5月1815店、4月1775店、3月2009店、2月1815店、1月1962店)。

外食産業(上場企業)の売上高上位4社の10月の売上高(既存店ベース)は1位のゼンショーホールディングス(すき家、国内店舗数1986店)が前年同月比4.2%増と、2021年3月から2025年3月まで49カ月続けてプラスだったが、4月に50カ月ぶりにマイナス、5月は2カ月ぶりにプラス、6月は横ばい、以降10月で4カ月続けてプラスだった。2位の日本マクドナルド(国内直営店とフランチャイズ店の店舗数3005店)が同8.1%増と2024年12月に前年割れした後、2025年1月から10カ月続けてプラス、3位のすかいらーく(全グループ、国内外店舗数3088店)は同6.9%増sと2022年3月に前年割れした後、同年4月から44カ月続けてプラス、4位のFOOD&LIFE COMPANIES(スシロー国内店舗数=テイクアウト専門店は除く=660店)が同10.2%増と2023年6月に前年割れした後、同年7月から28カ月続けてプラスとなった。