【銀座新聞ニュース=2025年12月9日】国内最大手の百貨店グループ、三越伊勢丹ホールディングス(新宿区新宿5-16-10)傘下の三越伊勢丹(新宿区新宿3-14-1)が運営する日本橋三越(中央区日本橋室町1-4-1、03-3241-3311)は12月10日から22日まで本館7階催物会場で「第66回2025年報道写真展」を開く。

2025年の第66回報道写真展のフライヤー。画像はスポーツニッポン新聞社の沢田明徳さんが4月2日に撮影したロサンゼルスでの「サヨナラ弾で新ポーズ披露」と題された、ブレーブス戦でサヨナラ本塁打を放った大谷翔平選手が手荒い祝福を受けながら2025年シーズンの新たな決めポーズで生還した場面。
また、2024年から銀座三越(中央区銀座4-6-16、03-3562-1111)でも開いており、今回は12月27日から2026年1月5日(1月1日は休み)まで新館7階催物会場で開く。
新聞社、通信社、放送局33社が加盟する東京写真記者協会(港区東新橋1-7-1、汐留メディアタワー、03-3574-0390)が主催する、加盟社の報道カメラマンが撮影した写真を通して2025年の1年間を振り返る毎年、恒例の報道写真展で、11月25日には2025年東京写真記者協会賞(グランプリ)をはじめ、各部門の受賞者が発表されており、これら受賞作品を含め、約300点の写真が展示される。
また、報道写真展には日本新聞協会が後援しており、ニコンイメージングジャパン、キヤノンマーケティングジャパン、ソニーマーケティング、山田商会が協賛している。
2025年の東京写真記者協会賞(グランプリ)は朝日新聞の内田光さんが撮影した「シリア 絶望の収容所」(2024年12月15日撮影、12月20日付朝刊に掲載)が受賞した。
「一般ニュース部門賞」は国内の部では毎日新聞社の後藤由耶さんの「名コンビ誕生!?日米首脳が米空母で演説」(2025年10月28日撮影)が、海外の部では共同通信社の深井洋平さんの「真夜中の避難 ロシアからの攻撃で火災」」(現地時間2025年2月26日撮影)が選ばれた。
「企画部門賞」は国内の部が読売新聞東京本社の永井秀典さん、帖地洸平さん、関口寛人さんの「国内最大級の山火事に襲われた岩手県大船渡市」(2025年3月2日撮影)が、海外の部は毎日新聞社の和田大典さんの「怒りと悲しみと歓喜と 独裁政権陥落のシリア」(2024年12月14日撮影)が受賞した。。
「スポーツ部門賞」の国内の部では、産経新聞社の酒井真大さんの「競り合って、称えあってー勝負を分けた0.003秒」(2025年7月6日)が、海外の部では、サンケイスポーツ新聞の蔵賢斗さんの「顔出しNG?ー消えたMLBの“顔”」(2025年9月14日撮影)が選ばれた。
文化芸能部門賞は報知新聞社の宮崎亮太さんの「兄さん、ですよね」「妹、でしたっけ、、、」(2025年2月1日撮影)が選ばれた。
今回の「奨励賞」は一般ニュース部門の国内の部では共同通信社の武隈周防さんの「初の女性首相に“熱視線”第104代首相に高市氏」(2025年10月21日撮影)が、海外の部では、朝日新聞社の藤原伸雄さんの「家族も家も失った ウクライナ侵攻3年」(2月11日撮影)が選ばれた。
同じく「奨励賞」では企画部門の国内の部の日本経済新聞社の松浦弘昌さんの「万博がつないだ輪 課題乗り越えた祝祭」(9月7日撮影)、企画部門の海外の部で読売新聞東京本社の三浦邦彦さんの「ウクライナ2022-2025 失われる命、失わない希望」(2月8日撮影)、スポーツ部門の国内の部で朝日新聞社の友永翔大さんの「見つめる先に 村竹ラシッド」(9月16日撮影)、スポーツ部門の海外の部のスポーツニッポン新聞社の沢田明徳さんの「サヨナラ弾で新ポーズ披露」(4月2日撮影)、文化芸能部門で中日スポーツの市川和宏さんの「出しすぎっ!」(5月12日撮影)が選ばれた。
特別賞として2025年度新聞協会賞の北海道新聞社の野澤俊介さんの「JR貨物脱線事故 破断した腐食レール」のスクープ写真(2024年11月17日撮影)と2025年度新聞協会賞の中国新聞社の河合佑樹さんの写真連載「里海の今」(2023年10月28日撮影)が選ばれた。
東京写真記者協会は1948年5月に、当時のGHQ(連合国軍最高司令官)新聞課の指導で設立され、アメリカのワシントンDCにある写真記者協会をモデルにしたとされている。当初の加盟社は14社、会員数は200人で、設立の主目的は、GHQとして占領政策をスムーズに遂行するために、取材統制をする必要から、新聞・通信社の写真関係の窓口の一元化を狙ったものとしている。
GHQの占領政策の終了後は、主目的をあらゆる分野におけるニュース写真取材を公平かつ円滑に行うための調整機関と位置づけ、任意団体として再発足し、以後、今日では、各界で協会の重要性が認識され、新聞メディアでの写真取材を調整する際には不可欠の存在になっているという。
協会会員は首都圏に本社を置く新聞社、通信社、放送(NHK)の各社と一部地方紙の写真記者を対象としており、現在の加盟社は33社570人で、英文表記は「Tokyo Press Photographers Association」としている。
今回は体験コーナーがあり、新聞社のカメラマンが使う高品質カメラを展示しており(展示されるのは「Canon EOS R1」、「Nikon Z9」、「Sony α1Ⅱ」の3台)、普段、見ることも触ることもない高性能カメラのファインダーをのぞいたり、シャッターを押したり、普段できない体験ができる。
開場時間は10時から19時(最終日は18時)まで。銀座三越は10時から20時(最終日は18時)。入場は銀座三越も含めて無料。銀座三越は2025年1月1日は休み。