日比谷「兄を持ち運べる」でティーチイン上映、監督と満島が挨拶

【銀座新聞ニュース=2025年12月15日】カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)グループのカルチュア・エンタテインメント(品川区上大崎3-1-1、目黒セントラルスクエア)傘下の映画配給事業のカルチュア・パブリッシャーズ(同上)は12月20日、TOHOシネマズ日比谷(スクリーン7、千代田区有楽町1-1-3、東京宝塚ビル、050-6868-5068)で「兄を持ち運べるサイズに」のティーチイン上映会を開く。

11月28日から一般公開されている「兄を持ち運べるサイズに」((C)2025「兄を持ち運べるサイズに」製作委員会)。

「兄を持ち運べるサイズに」は11月28日から全国276館で上映されているが、興行通信社のトップ10には12月14日の週まで一度も10位以内にランクされていない。それとは別に20日13時20分の回上映終了後に監督、脚本の中野量太さんと突然死した兄の元嫁「加奈子」役の満島ひかりさんが舞台に登場してあいさつをする。

「兄を持ち運べるサイズに」は2020年3月に刊行された翻訳家、エッセイストの村井理子(りこ)さんのノンフィクションエッセイ「兄の終(しま)い」(CCCメディアハウス、現CEメディアハウス)をもとに映画化された。兄の死によって再会した家族が、彼の人生の後始末に奮闘する4日間(エッセイでは5日間)が描かれている。

公式サイトでは、「世界一迷惑な兄が、突然死んだ。集まったのは、兄の元嫁と息子、そして妹の私。兄の人生を終(しま)うための、家族のてんてこまいな4日間。」としている。

eiga.comによると、物語はある日、理子(柴咲コウさん)のもとに警察から電話が入る。それは、何年も会っていない兄(オダギリジョーさん)が死んだという知らせだった。発見したのは、兄と暮らしていた息子の良一(味元耀大さん)だという。「早く、兄を持ち運べるサイズにしてしまおう」。そう考えた理子は東北へ向かい、警察署で7年ぶりに兄の元妻・加奈子と、その娘・満里奈(青山姫乃さん)と再会する。

兄たちが住んでいたゴミ屋敷と化したアパートを片づけていた3人は、壁に貼られた家族写真を見つける。そこには、子ども時代の兄と理子が写ったものや、兄と加奈子、満里奈、良一という、兄が築いた家庭の写真などがあった。

同じように迷惑をかけられたはずの加奈子は、兄の後始末をしながら悪口を言い続ける理子に、「もしかしたら、理子ちゃんには、あの人の知らないところがあるのかな」と言う。これをきっかけに、理子たちはそれぞれに家族を見つめ直すことになる。

チケットはインターネットで16日24時(15日24時)から販売を開始し、劇場窓口では16日オープン時から販売する。料金は全席指定で2200円均一。