ZUN調査、バレンタインチョコ、男性4個以下が大半、チョコ以外でも

【銀座新聞ニュース=2015年2月9日】マーケティングプランニング会社のジーユーエヌ(ZUN、港区六本木7-11-23、03-3403-2120)はこのほど、10代から50代の男性を対象にバレンタインの意識調査を実施した。

調査はインターネットにより、1月16日から18日の3日間、過去にバレンタインチョコをもらったことのある15歳から59歳までの男性300人を対象に行った。

それによると、毎年、バレンタインにもらうチョコの数について、「1個から2個」が59.0%、「3個から4個」が33.3%となり、4個以内が9割を超えた。本命チョコと義理チョコの数については、本命チョコは「0個」が48.0%と半数近くを占め、「1個」が46.3%と94%が1個以下で、「2個以上」は5.7%とわずかにとどまった。一方、義理チョコは「0個」が7.0%、「1個から2個」が60.0%、「3個から4個」が24.7%と1個から4個が80%以上を占めた。

もらったチョコを自分で食べるかどうかについては、「まったく食べない」が2.7%、「食べないものもある」が27.0%と3割近くが「すべてを食べていない」ことがわかった。

食べないチョコについては、48.3%が「子ども」、39.3%が「妻」と家庭に持ち帰り、家族が食べていることがわかった。

もらったチョコを食べない人に、その理由をたずねたところ、「家族が欲しがるから」が56.2%ともっとも高く、次いで「量が食べきれないから」が16.9%、「甘いものが苦手」が12.4%、「健康を気遣っている」が11.2%が上位を占めた。

バレンタインチョコに期待する気遣いをたずねたところ、全体では「味」が57.3%、「量」が22.0%、「形」が13.3%と味が半数以上を占めた。「ほしいチョコ」については、「おいしいもの」が73.7%、「甘さ控えめ」が23.0%、「甘いもの」20.3%と多くの人が「おいしさ」を求めた。

バレンタインの贈り物については、45.0%が「もらうならチョコ」とチョコ支持派が多かったが、「チョコレート以外」と「どちらでもよい」が55.0%と過半数を超え、チョコ以外では「クッキーやビスケットなどのお菓子」や「食べ物」などが挙げられた。