「名無しの十字架」で神尾佑、松尾れい子ら舞台挨拶

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【銀座新聞ニュース=2012年11月27日】アークエンタテインメント(文京区小日向2-11-11、03-5940-6015)は12月1日から銀座シネパトス(中央区銀座4-8-7先、三原橋地下街、03-3561-4660)で上映する「名無しの十字架」の初日に神尾佑さん、松尾れい子さんらによる舞台あいさつを開催する。

映画 名無しの十字架2

12月1日から公開される「名無しの十字架」((C)2012映画「名無しの十字架」パートナーズ)。

12月1日10時15分の回上映終了後と12時30分の回上映前に、監督の久保直樹(くぼ・なおき)さん、主人公の「三上」役の神尾佑(かみお・ゆう)さん、「柳瀬雪江」役の松尾れい子(まつお・れいこ)さん、映画の企画者で、「新崎真太郎」役の小林聡(こばやし・さとし)さん、和田聡宏(わだ・そうこう)さん、 主題歌を担当した「カラーボトル」が舞台に登場してあいさつする。

「名無しの十字架」は作家の郷一郎(ごう・いちろう)さんの小説「名無しの十字架」(文芸社、2009年、2012年11月に角川文庫化)を原作とした作品で、虎と人間が戦う様子を収めた幻のビデオテープを探し求め、運命が危険な方向へと傾いていく男の姿を追うサスペンス・アクションだ。

物語は横浜でプロレスショップを経営するも、借金返済に追われる日々を過ごしている三上が、虎と人間の戦いを収めているというビデオテープ「虎対人間」を探し出せば、3000万円の報酬がもらえることを知るところからはじまる。

虎と戦っている男がキックボクサーで、タイのムエタイチャンピオンをリング上で殺したこともある伝説のキックボクサー・新崎真太郎であることが判明し、さらに古い格闘技雑誌を調べるうちに、キックボクサーの新崎が謎の失踪を遂げたという記事を発見し、彼がビデオに関係しているとにらみ、その足取りを追い掛けるうちに、次第に危険な状況に巻き込まれていく。

ウイキペディアなどによると、久保直樹さんは東京都生まれ、大学卒業後、文化工房に入社、テレビ朝日「ニュースステーション」のスポーツコーナーの編集を担当している。27歳の時から自主映画制作に取り組み、1990年に「ボーダーレス」でイメージフォーラムフェスティバルエクスペリメンタルイマジネーション賞、1991年に「ツアーズ(Tours)」で神奈川映像コンテスト神奈川テレビ賞、1992年に「バブル」でBJシネマだいすき映像大賞準グランプリ、1993年 に「トラッシュ」でゆうばり国際ファンタスティック映画祭オフシアター部門グランプリなどを受賞している。

チケットは当日券で、料金は1000円。