ピカデリ「ダイナー」原竜也、玉城ティナら初日挨拶

【銀座新聞ニュース=2019年6月26日】アメリカ映画業界第3位、ワーナー・ブラザースグループの日本の映画配給会社、ワーナー・エンターテイメント・ジャパン(港区西新橋1-2-9、日比谷セントラルビル)の「ワーナー・ブラザース映画」は7月5日に丸の内ピカデリー(千代田区有楽町2-5-1、有楽町マリオン、03-3201-2881)で「Diner ダイナー」に出演している原竜也さん、玉城ティナさんらによる舞台あいさつを開く。

7月5日から一般公開される「Diner ダイナー」((C)2019映画「Diner ダイナー」製作委員会)。

5日10時35分の回上映終了後と13時50分の回上映前に、監督の蜷川実花(にながわ・みか)さんをはじめ、元殺し屋の天才シェフで、殺し屋専用の食堂「ダイナー」の店主「ボンベロ」役の藤原竜也(ふじわら・たつや)さん、「ダイナー」のウェイトレス「オオバカナコ」役の玉城ティナ(たましろ・てぃな)さん。

全身傷だらけの孤高の殺し屋「スキン」役の窪田正孝(くぼた・まさたか)さん、子どものような姿をしたサイコキラー「キッド」役の本郷奏多(ほんごう・かなた)さん、スペイン語を操る筋肉自慢の荒くれ者「ブロ」役の武田真治(たけだ・しんじ)さん、殺し屋「無礼図(ブレイズ)」役の真矢ミキ(まや・みき)さん、「ダイナー」のオーナー「コフィ」役の奥田瑛二(おくだ・えいじ)さんが舞台に登場してあいさつする。

「Diner ダイナー」は作家の平山夢明(ひらやま・ゆめあき)さんが2009年に刊行した小説「ダイナー」(ポプラ社)が原作で、その後、マンガ家の河合孝典(かわい・たかのり)さんによりマンガ化され、「週刊ヤングジャンプ」(集英社)に2017年36・37合併号から2019年2号まで連載され、集英社のWEBコミックサイト「となりのヤングジャンプ」に移して連載している。

物語は元殺し屋の天才シェフ、ボンベロが店主をつとめる殺し屋専用の食堂「ダイナー」で、日給30万円の怪しいアルバイトに手を出したばかりに闇の組織に身売りされてしまった少女オオバカナコが、ボンベロに買われウェイトレスとして働くことになるところからはじまる。

ボンベロが「王」として君臨するダイナーには、全身傷だらけの孤高の殺し屋スキンや、子どものような姿をしたサイコキラーのキッド、不気味なスペイン語を操る筋肉自慢の荒くれ者のブロら、ひと癖もふた癖もある殺し屋たちが次々とやってきて、カナコはボンベロや、殺し屋たちの人間模様に触れていく。

ウイキペディアによると、蜷川実花さんは1972年東京都東久留米市生まれ、父親が演出家・映画監督の蜷川幸雄(にながわ・ゆきお、1935-2016)、母親がキルト作家の真山知子(まやま・ともこ)さんで、第一子として出生し、妹が1人いる。

多摩美術大学美術学部グラフィックデザイン学科を卒業、1996年にリクルートの第9回写真3.3平方メートル展(ひとつぼ展)でグランプリ、第13回キヤノン写真新世紀で優秀賞、1998年に第9回コニカ写真で奨励賞、2001年に第26回木村伊兵衛写真賞、2006年に第13回VOCA展で大原美術館賞を受賞している。2016年4月18日号から朝日新聞社の週刊誌「アエラ(AERA)」の表紙を担当している。

映画では2007年に「さくらん」で監督を務め、2012年に「ヘルタースケルター」で監督、2019年の「Diner ダイナー」が3作目。2019年9月公開予定の「人間失格 太宰治と3人の女たち」も監督している。2020年の東京オリンピック・パラリンピック組織委員会理事を務めている。

1997年に結婚し(その後離婚)、2004年に再婚し(2007年に離婚)、2007年10月に妊娠していることを公表し、同年12月11日に第1子(長男)を出産した。その後、相手の男性とは入籍した。2015年5月に第2子妊娠を公表、9月25日に第2子出産を公表した。

チケットはチケットぴあを通じて、最速抽選プレミアム販売を受付中で、27日11時締め切り。先行抽選販売も受付中で、28日11時締め切り。29日10時より一般発売する。料金は全席指定で2100円均一。