第一ホテル、豪華Xマス、スイートでシェフの手料理、ドンペリも

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【銀座新聞ニュース=2012年12月2日】阪急阪神ホテルズ(大阪府大阪市北区芝田1-1-35)グループの第一ホテル東京(港区新橋1-2-6、03-3501-4411)は12月1日から12月25日まで「ディープ・プライベート・クリスマス(Deep Private Christmas)」を開催している。

第一ホテル東京 クリスマス

第一ホテル東京が12月25日まで開催している「ディープ・プライベート・クリスマス」で提供されるスイートルーム。1泊2日で夕食と朝食がついて19万円からと豪華なクリスマスが体験できる。

クリスマスに向けた宿泊プランで、最高級タイプのスイート「プルミエールスイートルーム」を利用し、夕食、朝食とも、部屋の中で食べられ、とくに夕食についてはシェフが目の前で料理する。室内には180センチのクリスマスツリー、クリスマスデコレーションを設置し、シャンパンの「ドン・ペリニョン」をフルボトルでプレゼントする。

ほかに、クリスマスケーキもらえる。また、利用者は駐車場を無料で使え、特別階の20階にある「プルミエールラウンジ」も利用できる。

夕食の内容は冷前菜が「たらばカニとピスタチオムースのハーモニー、ほたて貝とキャビアを添えて」、温前菜が「ヴァンデ産鴨フォアグラとりんごのコンフィ、シードルのジュレを添えて」、スープが「サフランの薫るポロネギのヴィルーテ」。
その後、魚料理が「スコットランドからのブルーオマールエビのミキュイ、活アワビのブールブランソース」、その後に口直しとしてシャーベットが出され、続いて肉料理が「シャラン産カモをジロールきのことトリュフの香りと共に」(ワゴンサービス)出され、デザートもシェフ・ド・パティシェからスペシャルデザートが提供される。食後にはオードブルとして「フランス産チーズと旬菜の彩りサラダ仕立て」がついてくる。

朝食はコンチネンタル、スーペリア、ヘルシー、ワンプレートディッシュ、和朝食の中からひとつ選べ、室内で味わえる。

「ドン・ペリニョン」はフランスのモエ・エ・シャンドン(Moet et Chandon)社によって生産されている発泡ワイン「シャンパン」で、ベネディクト会ホービュー修道院の酒庫係だった盲目の修道士、ドン・ペリニヨン(Dom Pierre Perignon、1638-1715)が1694年に発酵がまだ残っているワインをビンに詰めてコルクで栓をして、1年後にあけてみると、炭酸ガスがワインに含まれて、いい味になっていたことから、偶然、泡の出るワインの「シャンペン」の製造法を発見したといわれている。

当時から修道院の秘伝として造られてきたが、いつの頃からか付近の村々に伝わり、その地の特産酒となり、現在では、シャンパーニュ-地方以外で「シャンペン(Champagne)」という名前を使用することが法律で禁止されている。シャンパーニュ地方で生産されたブドウのみを使い、瓶内で2次発酵を行った上で、封いんした後15カ月以上の熟成を経たのがシャンパンだ。

元となるワインはさまざまなレシピによりブレンドされ、2次発酵のために発泡のもととなるシロップを添加(ティラージュ)し、仕上げにリキュールとシロップの添加(ドサージュ)する点が特徴となっている。フランス・エベルネのモエ・エ・シャンドン社にはドン・ペリニョン像が設置されている。

料金は2人で12月1日から12月21日と12月25日が19万円、12月22日から12月24日の3日間は21万円(税、サービス料、宿泊税込み)。チェックインが16時、チェックアウトが12時。10日前まで予約する必要がある。