丸善丸の内で棟方志功、佐伯祐三、アイズピリら特選展

【銀座新聞ニュース=2019年12月23日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ内、03-5288-8881)は12月25日から31日まで4階ギャラリーで「歳末丸善絵画特選展」を開く。

丸善・丸の内本店で12月25日から31日まで開かれる「チャリティー丸善絵画特選展」に出品されるミッシェル・アンリ(Michel Henri、1928年生まれ)さんの「ベニスの窓辺」。

20世紀を代表する国内外の画家の油彩画、水彩画、リトグラフ、シルクスクリーン、銅版画など、さまざまな作品を歳末特別価格で展示販売する。

出品される画家は日本を代表する板画(版画)家で、「仏」を題材にした作品で知られる棟方志功(むなかた・しこう、1903-1975)、日本画家で、女神(めがみ)を思わせる人物像をモチーフとした作品で知られる有元利夫(ありもと・としお、1946-1985)、版画家で、1918年にフランスにわたって以来、一度も帰国しなかった長谷川潔(はせがわ・きよし、1891-1980)。

洋画家で、パリの街角、店先などを描き、わずか30歳で亡くなった佐伯祐三(さえき・ゆうぞう、1898-1928)、パリを中心とするヨーロッパの歴史が刻まれた街並みを描き続けた洋画家の荻須高徳(おぎす・たかのり、1901-1986)、風景画や日本の山を描き、中でも阿蘇山を題材にした田崎広助(たさき・ひろすけ、1898-1984)。

19世紀末のフランスを代表する画家・ロートレック(Henri Marie Raymond de Toulouse-Lautrec-Monfa、1864-1901)、ロシア出身のユダヤ系フランス人画家・マルク・シャガール(Marc Chagall、1887-1985)、スペイン出身で、フランスで制作活動をした画家、素描家、彫刻家・パブロ・ピカソ(Pablo Picasso、1881-1973)。

19世紀から20世紀期のフォーヴィスム(野獣派)を代表するフランス人画家・ジョルジュ・ルオー(Georges Rouault、1871-1958)、19世紀から20世紀期のフォーヴィスム(野獣派)を代表するフランス人画家で、「色彩の魔術師」と呼ばれたラウル・デュフィ(Raoul Dufy、1877-1953)、、近代のフランス人画家・モーリス・ユトリロ(Maurice Utrillo、1883-1955)、第2次世界大戦後の具象絵画の代表的な画家・ベルナール・ビュッフェ(Bernard Buffet、1928-1999)、

フランスの現代画家、版画家・ジャン・ピエール・カシニョール(Jean Pierre Cassigneul、1936年生まれ)さん、、第2次世界大戦後の具象絵画の画家・ポール・アイズピリ(Paul Aizpiri、1919-2016)ら。

開場時間は9時から21時(最終日は16時)。