丸善丸の内で千住博の版画展

【銀座新聞ニュース=2011年8月1日】丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ内、03-5288-8881)は8月3日から8月9日まで4階ギャラリーで千住博さんによる版画展を開催する。

日本画家で京都造形芸術大学(京都府京都市左京区北白川瓜生山2-116)学長の千住博(せんじゅ・ひろし)さんが初期の版画から新作版画まで約50点を展示販売する。

千住博さんは1958年東京都生まれ、父親が元慶応大学教授の千住鎮雄(せんじゅ・しずお、1923-2000)で、母親がエッセイストの千住文子(せんじゅ・ふみこ)さん、弟が作曲家で音楽プロデューサーの千住明(せんじゅ・あきら)さん、妹がバイオリン奏者の千住真理子(せんじゅ・まりこ)さん。

1982年に東京芸術大学美術学部絵画科日本画専攻を卒業、1987年に同大学大学院博士課程を修了、1993年からアメリカ・ニューヨークに拠点を移し、ニューヨークで個展を開催、1994年に第7回MOA岡田茂吉(おかだ・もきち、1882-1955)賞の絵画部門で優秀賞を受賞(2002年にも第13回MOA岡田茂吉賞大賞を受賞)した。

1995年にベネチア・ビエンナーレで優秀賞を受賞、2000年に河北倫明(かわきた・みちあき、1914-1995)賞を受賞、2004年に羽田空港第2ターミナルのアートディレクター、2006年にフィラデルフィア松風荘ふすま絵(ウォーターフォールシリーズ)を完成した。2007年に京都造形芸術大学学長に就任した。

開場時間は9時から21時(最終日は17時)まで。入場は無料。