立川銀座で能楽写真絵画展、金春穂高ら体験講座も

【銀座新聞ニュース=2011年8月1日】立川ブラインド工業(港区三田3-1-12、03-5484-6100)の銀座ショールーム(中央区銀座8-8-15、03-3571-1373)地下1階「タチカワ銀座スペース オッテ(Atte)」で8月3日から8月6日まで辻井清一郎さんと芝野善次さんによる「能楽写真・絵画展」を開催する。

8月7日に銀座金春通りで開催される「金春流能楽祭り」の関連イベントで、1985年に第1回が開かれ、以来、2011年で27回目を迎え、2010年に続いて、能楽に関連した写真と絵画展、能楽講座を立川ブラインドの「オッテ」で開く。

能楽金春流シテ方で、重要無形文化財保持者の仙田理芳(せんだ・りほう、本名・辻井=つじい=みどり、1939-2010)の夫で、能楽写真家の辻井清一郎(つじい・せいいちろう)さんによる舞台写真と金春流で地謡を務める芝野善次(しばの・よしつぐ)さんによる能絵を展示する。

辻井清一郎さんは会社員時代を含めて45年間、金春流の能楽写真を撮影しており、会社員生活の第一線を退いた20年ほど前から本格的に撮影に取り組んでいる。

また、8月3日から8月6日の14時から15時30分まで「オッテ」で金春流能楽師による「能楽講座」を開催する。

8月3日は能楽体験講座で、金春円満井会理事で重要無形文化財総合指定保持者の金春穂高(こんぱる・ほだか)さんが「仕舞い編」について語り、参加者は実際に体験できる。

8月4日は金春流80世宗家で重要無形文化財総合指定保持者の金春安明(こんぱる・やすあき)さんが「環境に優しい能楽」と題して講演する。

8月5日は能楽体験講座で、金春流で地謡を務める本田芳樹(ほんだ・よしき)さんが「謡編」と題して、地謡について解説し、参加者は実際に体験できる。

8月6日も能楽体験講座でシテ方の深津洋子(ふかつ・ようこ)さんが「面・装束編」と題して、お面や衣装について説明し、参加者は簡単な指導を受けることができる。

本田芳樹さんは1977年生まれ、父親で重要無形文化財総合指定の本田光洋(ほんだ・みつひろ)さんに師事、1980年に仕舞「老松」を演じ、1981年に能「鞍馬天狗」稚児で初舞台を踏んでいる。これまでに「獅子」や「乱」、「道成寺」を演じている。

深津洋子さんは東京都生まれ、跡見学園女子大学文学部を卒業、1996年に仙田理芳に入門、1999年に「経政」にて初シテを披露し、2001年から円満井会定例能にてシテを務めている。

能楽講座は定員が20人で、当日13時30分から会場で整理券を配布する。受講料は無料。白足袋(しろたび)または靴下は持参する。

開場時間は10時から18時(最終日は17時)で、日・月曜日、祝祭日が定休日。入場は無料。