ソニービルに2200本のカーネーション、親子撮影会も

【銀座新聞ニュース=2012年3月28日】ソニービル(中央区銀座5-3-1、03-3573-2371)は4月9日から4月15日まで1階イベントスペース「ソ二ースクエア」に2200本のカーネーションを展示する。

社団法人「日本花き生産協会」(港区芝大門2-6-5、協和第一ビル3階、03-3434-9554)のカーネーション部会と共催するイベントで、品種は国産の「ローズピンク」や「ライラック」、「ドヌーブ」、「マーロ」、「エクサリア」、「シルクロード」、「シベリア」、「プラドミント」など2000本と宮城県名取市産のカーネーション200本を展示する。

ウイキペディアによると、カーネーションは原産が南ヨーロッパおよび西アジアの地中海沿岸といわれ、17世紀にはイギリスでフローリスト(園芸愛好家)たちによって栽培され、 18世紀を通じて品種が増え、やがて「ショウ・カーネーション」が生まれ、19世紀の主流となった。

19世紀中頃になるとフランスでの育種が進み、1840年に「パーペテュアル系」を作り出し、1857年にフランスで「マルメゾン系」が誕生した。日本には江戸時代(1603年から1868年)初期以前に輸入され、1733年に「地錦抄録」にオランダからカーネーションが伝来したと書かれている。

1755年に著された「絵本野山草」にはカーネーションはナデシコなどとともに紹介されている。この時期には数100種に上る品種がナデシコだけで作り出されており、その中にカーネーションも含まれていたとみられている。

4月14日と4月15日の13時から19時まで、展示中のカーネーションをデジタルカメラや携帯電話などで撮影した親子、各日先着200組にカーネーションの花束をプレゼントする。

展示時間は11時から19時。