【銀座新聞ニュース=2025年3月18日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・日本橋店(中央区日本橋2-3-10、03-6214-2001)は3月19日から25日まで3階ギャラリーで井崎正治さんらによる「井崎正治とつくるなかまたち展Vol.XV あそびの時間とかたちー春をたのしむ」を開く。
「工房塩津村」(愛知県蒲郡市竹谷町東作間35-1、0533-67-3759)を主宰する木工作家の井崎正治さんとその仲間が木工家具、木彫、木の小物、鉄、ガラスなどの作品を展示販売する。丸善・日本橋店での「井崎正治とつくるなかまたち展」も2025年で13年目になる。
今回も鉄とガラスを使った造形作家の松岡葉子さん、「木軸(もくじく)ペン工房KIKI」(愛知県豊橋市菰口町3-21)を主宰する平川翔一さん、陶房「風姿」(0574-42-1360)を主宰する水野俊治さん、家具の「ECHOES furniture(エコーズ・ファーニチャ)」(愛知県蒲郡市竹谷町迫38-3、0533-75-6651)を主宰する加藤洋介さんも出品する。
井崎正治さんは1948年愛知県蒲郡市生まれ、15歳より木工ろくろの技術を主とする工房で修業し、1971年に23歳で独立、「工房塩津村」を設立、食器や家具をはじめ、彫刻、絵画など幅広く制作している。長野県にある旅館「三水館」などの建築空間も手掛けている。
松岡葉子さんは略歴を公表していない。
平川翔一さんは2023年に「第6回あいち木づかい表彰」の優秀賞を受賞、2023年5月に「木軸ペン工房KIKI」をオープンし、国産材などを使って木軸シャープペンシル、ボールペン、万年筆を中心に文房具を制作している。
水野俊治さんは1953年愛知県常滑市生まれ、1978年に英知大学仏文科を卒業後、フランスボルドー大学に留学、以後、フランス語通訳として北アフリカ、アルジェリアに10年滞在し、帰国後、1992年に愛知県窯業高等学校を卒業、玉置保夫さんに師事し、1993年から1997年まで窯業高等学校の講師を務め、1997年に岐阜県八百津町に陶房「風姿」を開窯、2000年から個展を開いている。
加藤洋介さんは2013年に家具の「ECHOES furniture」を設立している。
開場時間は9時30分から20時30分(最終日15時)まで。