【銀座新聞ニュース=2025年3月19日】書籍、映画配給事業、ネットワークエンタテインメントなどを運営するKADOKAWA(千代田区富士見2-13-3、03-5216-8212)は3月29日にTOHOシネマズ日本橋(中央区日本橋室町2-3-1、コレド室町2、050-6868-5060)で「山田くんとLv999の恋をする」の公開を記念して、作間龍斗さん、山下美月さんらによる舞台あいさつを開く。
29日11時40分の回上映終了後と、14時50分の回上映前に、監督の安川有果(ゆか)さんをはじめ、高校生プロゲーマー「山田秋斗」役の作間龍斗さん、彼氏にフラれたばかりの大学2年生「木之下茜」役の山下美月さん、ギルド(オンラインゲーム内の団体)マスターで、山田の友人「佐々木瑛太(瑠璃姫)」役のNOA(ノア)さん、佐々木瑛太の妹「佐々木瑠奈」役の月島琉衣さん、木之下茜と同じ大学に通う親友「前田桃子」役の甲田まひるさん、山田の高校の同級生「岡本武明」役の前田旺志郎さんが舞台に登場してあいさつをする。
ウイキペディアによると、「山田くんとLv999の恋をする」はマンガ家のましろさんが2019年3月7日からウェブコミック雑誌「GANMA(ガンマ)!」(コミックスマート)にて連載しているマンガが原作で、単行本はKADOKAWA(カドカワ)より刊行されており、2024年4月時点で累計発行部数は450万部を突破している。
2020年8月に「次にくるマンガ大賞 2020」Webマンガ部門で9位、2021年3月に第4回「アニメ化してほしいマンガランキング」で9位、2021年6月に「第5回みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞」で6位、2021年8月に「次に来るマンガ大賞」Webマンガ部門で4位、2022年6月に「第6回みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞」で大賞、2022年12月に「第13回ananマンガ大賞」で大賞、2023年2月に「マガデミー賞2022」で主演男優賞に山田秋斗がノミネートされている。2023年4月から6月までTOKYO MXなどでテレビアニメが放送された。映画化に際しては、安川有果さんが監督、川原杏奈さんが脚本を手掛けている。
物語は彼氏に別れを告げられたばかりの大学生・木之下茜は、オンラインゲームを通じて、超塩対応の高校生プロゲーマー・山田秋斗と出会う。いつもは無愛想なのに、ふとした時に無自覚な優しさを見せる山田に徐々にひかれていく茜。
だが、山田は恋愛に興味がないにも関わらず周囲からモテまくってしまうという、恋愛相手として攻略するには最高難度の“強敵”だった。第一印象最悪から始まった史上最高恋愛難易度の山田との恋は、はたして攻略できるのか。
安川有果さんは1986年奈良県生まれ、大阪美術専門学校を卒業、大阪のミニシアター、梅田ガーデンシネマ、牛丼店、リハビリ助手、電話応対のオペレーターなどさまざまなアルバイトをしながら脚本の勉強を続け、大阪市が助成する「シネアスト・オーガニゼーション大阪(CO2)」に応募し、「Dressing Up(ドレッシングアップ)」が採用され、2012年に「Dressing Up」で映画監督(脚本、編集も)としてデビュー、2012年の第7回大阪アジアン映画祭にて上映され、2013年の第14回TAMA NEW WAVEにてグランプリと最優秀女優賞を受賞した。2
015年に「Dressing Up」が劇場公開され、第25回日本映画プロフェッショナル大賞で新人監督賞を受賞した。2021年に「よだかの片想い」を監督、東京国際映画祭のアジアの未来部門に選出され、2022年に劇場公開される。2024年に「恋をするなら二度目が上等ーspecial edition」を監督している。
チケットはチケットぴあを通じて先行抽選を受付中で、3月20日23時59分締め切り。22日10時から28日16時まで一般発売する。料金は全席指定で2200円均一。